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流星よ

夢に見た貴い人を

ただひたすらに追いかけようと

愛すがままに欲望の塊を投げかけた

遠回りした気持ちは空に舞い上がり

光を受けて 瞬間 七色に輝く


大切なこの想いを どうか届くように

別世界まで飛んでいってほしいな

叶わない夢のように空を見続け

こぼれ落ちる流星よ 願い抱えて

あの海まで運んで


幻のようにゆれる面影

手を伸ばしても掴めない

気の済むまで静寂の精彩を欠いていた

尽き果たした身体は天に砕け散り

風を受けて 瞬間 七音に弾ける


大声で叫んだこと どうか届くように

宇宙の闇まで聴こえてほしいな

消える幻を見て天を仰いで

こぼれ落ちる流星よ 祈り掬いあげて

あの山まで運んで

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