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お仕置き終了

「やったか!」


北原が叫ぶ


白い砂煙が立ち込める・・・・


ズサ


煙の奥から


ガチャ


何かが動く音


煙が晴れていく


そこには無傷な黒騎士が居た


「無傷か…」


あのマイケルが驚きの形相をしている


「平然としている…」


宮本も驚いてる


しかし!俺自身は


超こわかった!死ぬかとおもった


「マスター心拍数が上がり過ぎです」


「怖かったんだよ」


「あの攻撃は連携が取れていないから大丈夫だと言ったはずですが」


「そうだけど」


俺は立ち上がり北原達に向かう


「俺たちの最強の技でも駄目なのか」


北原がやけになり叫ぶ


「確かにあの技はすごいが三人バラバラでは威力など無いに等しい、互いを信じられないものに我は倒せん」


「マスター・・・・・ 呆れるという感情が今なら理解できそうです」

「良いとこだから黙ってて!!」


「お前ら約束は守れよ、あとそうだ最後に言っておく俺はお前らの味方でなんでもない、お前らが弱すぎるから可哀そうで少々目をかけてやったにすぎない」


「なんだと!」


「悔しかったら俺に頼らず強くなることだな」


「もう一度俺と戦え!!」


「良いだろうだが、今では無い お前が約束を守り尚且つ強くなった時には」


「うるせ!あんな無駄なことやってられるか」


「俺にはそれがどんな無駄なことかしらんが、無駄の中から学ぶこともある」


「黙れ!」


北原が迫って来た


俺は間合いをとり


「プロト最弱出力で」


「了解」


「刹那!」


俺が力を弱めて刹那を放った


「・・・く・・そ」

北原倒れる


「連れて帰れ」

俺がそういうとマイケルが北原を置きあげ

「いずれはお前を超える」

マイケルはそのまま北原を連れて帰る

宮本は俺の近くまできてじーっと俺の顔を見てそのまま帰って行った。


「ふ~おわった」


「マスター長官からクレームが来ていますが」


「すまん 遮断しておいて」


「了解」


さて そろそろ帰るかな


「マスター後方に生物反応が」


俺は後ろを見るとうさぎ亜人がこちらに近づいてくる


「倒しますか?」


「いやいや どうみても襲ってこないだろ」


亜人は俺のとこまでくると何かをしゃべりだしたが


「プロト分かるか?」


「理解不能です」



しばらくすると亜人はなにか考えこちらをじっと見て

・・・私の声が聞こえますか?


「ん?どこからか声が」


「マスターどこからも音は聞こえませんが」



・・・・・今あなたの思念に言葉を送っています


「え!そうなの?」


「マスター一体どうしたんですか」


・・・・・すみません あなたの言葉はわからないので 私向かって心で念じてもらえますか


・・・・・これでいいですか?


・・・はい大丈夫です、この度は助けて頂きありがとうございます。私はラビリス族のラビーと申します。


・・・・・もっと早く助けれれば良かったのですが、すみません


・・・・いえ そんなことはありません あのまま私たちは殺されていたかもしれないのですから、是非なにかお礼を わが身をかけてできることはなんでもいたします。


・・・・・いえいえ そんな


・・・いえ!それではラビリス族の掟に反します!




それから何度も断ったが一向に譲らないラビーさん 


・・・・でしたら 機の国のはずれに水の精霊が居る小さな村があります、そこで町をつくっているのですが人が足りないので手伝ってもらえませんか?


・・・分かりました 一族にも声をかけて必ずお役に立ちます!


・・・場所なんですが うまく説明できなくて


・・・イメージを送っていただけますか?

俺がイメージして風景を送ると


・・・分かりました これでいけそうです


・・・ラッタという人を探してみてください


・・・分かりました ではすぐ準備に取り掛かりますので


そういうとラビーさんたちは森へと消えた



会話が終わると プロトがなにかイジケテいた


「マスター 今度は苛立ちという感情がわかりそうです」


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