ゴミでヒロインを釣りました
せっせと><がんばっとります
彼女は突然現れた、声が聞こえた…いや正確には頭に声が響いてきた。
洞窟の外に黄色のふわりとしたカールが巻かれた髪、
目は左右 赤と青のオッドアイ
顔は小顔で少しボーイッシュな感じだ。
また 頭に言葉が流れてくる。
「どうなの?助けて欲しいの?ハッキリしない人嫌いなんだけど」
「お願いします!」
俺は残りMP的に最後の一点集中を使いながら懇願した。
それからしばらく間があった…
まさか!怒らしたかと危惧していると
「リーフストーム」
木の葉が舞った、いや木の葉の様な刃物が敵を舞ながら斬り刻んでいた。
一瞬でダチョウモンスターが消えさった
「助かった…」
俺はその場に座り込んでいた、そこに先ほど 助けてくれた彼女がきた。
「その言葉何語?変換に時間がかかるのよ、あと心念で伝えるの疲れるから教えて」
「日本語ですが…」
「う~ん」っと唸りだし少し困った様な感じで頭を捻ってる
「聞いたこと無いわね もう面倒くさいからおでこ出しなさい」
「はい?」
おでこを出すと彼女の指さきが触れた。
ピリッと電気みたいな感じがした。
「これで分かるかしら?」
彼女の少し幼さが残る声が聞こえた。
「分かります!君は?」
急に相手の顔が険しくなり
「はあ?相手に名前聞く時は自分からでしょ、軽蔑するんですけど?」
「いや〜あのすみません、高井大介です。助かりました、ありがとうございます。」
「ふん!わかれば良いのよ、私は花族カーネーションのファンテジー•ムーンよ、黄色だからって軽蔑するんじゃないわよ‼」
「?」
黄色だと何かあるのだろうか?
「それより対価を出しなさい、助けたんだから」
「え?対価とるの!」
「当たり前でしょ!言語も増やしてあげたでしょ、対価も払わないなんて軽蔑するわよ」
まずい…こっちのお金なんてもってないし今の俺は無一文に等しい
「ごめん今何もなくて…」
「はあ?何もないのに助けを求めたの?軽蔑するわ…あら、あなた珍しいモンスター連れてるわね」
「!」
リリーが後ずさる。
ニコニコしながらリリーを掴む
「この子で良いわよ」
「みゅー!」
りりーが泣きまくる
「それは勘弁してくれ!大切な仲間なんだ、何かないかな」
ポケットを探ってみても…出てきたのは朝急いで食べてポケット入れたパンのビニールのゴミ
「ちょっと待って、今の」
「パンのビニールゴミが何か?」
「ビニール?あなたの故郷の布なの?透明で柄が入っているものでなんて今まで見たことないわ、それが貰えるなら今回の件のお題に加えて、暫く護衛してあげても良いわよ」
「こんなので良いなら」
俺がビニールを差し出すと嬉しそうにそれを日に透かしたりしている
モノの価値なんて受け取りかたで代わるモノだと再認識した。
まあ、何はともあれ頼もしいヒロインが仲間になりましたゴミで!




