幽霊戦1
遅くなりました><
当面の食糧などを積み込み出発の準備が終わった。
「そろそろ出発ですかな?」
ラッタさんが見送りにやってきた。
「ええ そろそろ出発しようかと」
そう俺が言うと
「では これをお持ち下さい」
そういうと青い宝石がついたペンダントをくれた。
「それは水の加護がついたものですから、きっと役に立ちますよ」
ラッタのペンダント
MP+20
追加効果 水の加護 水属性のダメージ軽減
ほほー結構な効果だ
「さて、どこへ行こうかの」
レッドさんがそういうと
「アクアシティがここからだと近いからその方面にいくかの」
ブルーさんがそういと
「まあ ワシ等の旅は風任せじゃ そっち方面に適当にいくかの」
さすが バイク乗りいやマジックバン乗り
俺たちはアクアシティに向けて旅立った。
しばらく大きな戦闘もなくお昼前に小さな村についた。
お昼を食べられるとこを探しているが、なんだか静かすぎるな
ようやく食堂のような看板を発見したので中にはいるが
「旅の方もうしわけないですが、ご提供したくても物資が不足していて我々が生活するのにもぎりぎりくらいで」
「なにかあったのですか?」
「実はこのところ幽霊がでるという噂がでて商人や物資を運ぶ行商人が来なくなり先日 更に村の食糧まで突然消えてしまって」
幽霊か…
「村の若い者は討伐に向かったが・・・だが戦闘経験もあまりないから心配で」
「ふむ それはお困りですな、どれ私たちも力を貸そうか」
レッドさんが協力を申し出た。
「本当ですか!討伐時にはそれなりのお礼を」
「いえいえ 困ったときはお互いさまじゃ」
「そんな」
「みんなもいいかの?」
「もちろんです」
俺やみんなも賛同し討伐へ向かうこととなった。
俺たちは村人たちに言われた幽霊がでるというポイントに行ってみると
別段なにもいない普通の森だった・・・・が
この前とった危険察知があぶないと反応する
ビッシュン!
「なんだ!」
俺はとんできたものを見ると
「ヤリ?」
「いんや これは銛だの」
レッドさんが言う通りそれは槍ではなく銛つまり魚を突くものである
森で銛・・・・洒落?
「そこか!」
レッドさんが火魔法を使う
「うあ!」
なにかが倒れる
「野郎ども出ろ!」
その言葉の後にマスクをした恰幅の良い男たちが現れた
「金と食糧を置いていけ」
山賊?かな?
「ふん!山賊風情に渡すものはない」
レッドさんがいうと
「山賊じゃねー!海賊だ」
・・・・
「はあ?」
一同心からの突っ込み
「お主らバカなの?」
ファンさんがあきれている
そして
「どうしようもない人たちね 軽蔑するわ」
久しぶりに聞いたなファンさんのキメセリフ
「うるせ~!かかれ」
山賊たち じゃなかった海賊たちが襲ってきた。
銛を片手に接近戦を挑んできた。
数は約20人
「プロテアは荷物をまもってくれ、あとは各自 個別撃破で」
「わかったのじゃ」
「ほれ掛ってこんかい!」
レッドさんが雑魚に挑発をして全体の半分くらいを相手にしている
「残りは私たちね」
「ああ いくぞ!」
「みー!」
「るー!」
かくして戦闘がはじまった
ファンさんがお得意の植物魔法で敵を翻弄している
「リーフストーム!」
舞い上がった葉が敵を包み込み視界とダメージを奪う
「まだまだ!」
そこから一気に剣技で仕留める
「アクセル ラッシュ!」
高速の突きで一気に
剣技もつかえるのね・・・・・
怒らせないでおこうと再度心に誓う俺
「みー!」
リリーが二人を相手に戦闘している
「へ!こんなちっちゃいやつなら・・・」
海賊が舐めていると
「る~♪る~♪」
海賊たちがふらふらしだしその後 同志討ちを始める
そして
「る~♪」
戦いの歌で自身の攻撃力をあげて
「るー!」
破壊の歌で同時撃破!
こわいコンボだ・・・・・
リリーにもっと優しく接しよう
極めつけてはクロだった
相手も状況をみてクロを6人で囲んでいるが・・・・
「みー!」
クロが鳴くと凄い速さで距離をとった
あれはこの前 身に付けた加速付与かな
そして・・・・
「みー!みー!みー!みー!みー!みー!」
エアピストルで仕留める
ガンマンですかね もうなんというか
俺よりつよいですね・・・・
「くっそ!」
頭の相手は俺のようだ
「んじゃ 行きますか!」




