プロテア
ミミックは俺達と一緒にマジックバンに乗り込み旅をすることとなった
荷物を一部収納できるので貸してくれてと言われ渡すと箱の中にしまってくれた、そのおかげでかなりマジックバンに空きスペースができた
今そのスペースを掃除しているミミック
「相変わらず気が回る子だな」
俺は運転をしながら
「う~ん、この子の名前何が良いかな、いつまでもミミックってわけに行かないだろうし、そうだファンさん考えてよ」
後ろの方でファンさんが
「わたし!?そんないきなり えっとちょっとまってね……」
それからず~っと考え込んで
結局決まったのは夕方になった
「プロテア あなたの名前はプロテアよ!」
ファンさんが叫んだ
「プロテア?なにかの名称?」
「私たち花族の中にある種であるんだけど、その加護は栄光、自由自在、豊かな
心などがあるわ、この子にはこれから明るいみらいがあるように」
「なるほど、お前はこれからプロテアだ」
ミミックにそういうと嬉しそうな絵を送ってきた
驚いたことに
プロテアのステータスに花の加護というスキルが加わっていた。
スキル
花族の加護 花族の強い思いにより具現化したスキル、対象の花族と一緒に戦闘することにより能力情報修正
「良かったな、プロテア」
願わくばこの子に幸せな未来が訪れることを
俺たちはもう少しで機の国に入る手前にまで来ていたので、
俺は一旦 表に戻り後で合流することにしてその場から転送し戻った。




