油断大敵
暑くてもうクタクタです~
マイケルは敵を見定めているようであった
そして
「長官 トールショット攻撃を試してもいいでしょうか」
「うむ、経験値的にもそろそろ使える頃だろう、許可する。」
プロトに聞いたところ、どうやら俺も黒騎士の時に使った音声認識で発動する技をマイケルたちも使えるようになったようだ。
マイケルは腕を鳥に向け照準を合わせている
「トールショット!」
腕横から銃のようなパーツが出てそこから雷属性攻撃が発せられた。
バチン
鳥のモンスターに命中して見事倒すことができた。
「よし!じゃ俺も」
そういうと北原が剣を握りしめて
「フレイムシューター!」
剣の斬撃を空中に放った
スカ!
しかし 命中はしたが効果がなかった
続いて宮本も
「ウィングアロー」
こちらは、当たりはするがダメージがないようだ
長官が
「ふむ どうやらこの敵は雷属性に弱いようだ、強いだけあってなかなか経験値もいいようだ暫く続けるかね?」
「続けましょう」
マイケルがすぐさま返答をした。
「俺は嫌だね、ぼ~っとなんてしてられるか!」
宮本も
「そうね、みんなで狩れるものを探しましょうか。」
「俺はこれを狩る、他に行きたければ行けば良い」
そういってマイケルは淡々と敵を狩り、狩り終わるとすぐまたその敵を探しにいく
「ほっとこうぜ!いくぞ」
一人で奥へと進む北原
「ねえ マイケル君 敵をかえない?」
再度 宮本が聞くと
「これはゲームや遊びでは無い、効率を重視し最適な選択をしているだけだ」
マイケルは冷静に返す
「そうだけど」
北原は
「ほっとけ!」
そういって奥へ行ってしまい、宮本も後を追っていた。
その後 俺も出番がなさそうなので、プロトの説明を受けていた。
なんでも支援機があるらしく、その中の1機がもうじきに使えるとかという話だ、
1時間くらいいろいろ説明されたが正直よくわからないです。
そんな時 長官から急ぎ戻るように言われ戻ると
「高井君 あれを見てくれ」
そこにはマイケルが鳥のモンスターと戦っている、さっきと同じ光景であったが
様子がおかしい技を放っているのに一向に敵がやられないのである
その上、一人になった為攻撃が集中してしまい一方的にやられている始末
「すまんがすぐ向こうへ行ってくれるか、あと今回は支援機のテスト、ドッキングテストも行うのでそのつもりでいてくれ」
合体かちょっと憧れるシチュエーションだがそれどころじゃないな、俺は急ぎ転送し黒騎士となり救援に向かった。




