ドロップアイテム
修正作業が思ったよりも遅くなり
UPが遅れてすみません><
俺達はドロップアイテムを拾い 近くの町へと移動している
「しかし、よく勝てたもんだ…1師団と冒険者でなんとかできるかと言う相手じゃぞ」
レッドさんが呟いた。
「まあ、かなり綱渡りでしたが」
「まあ、儂がいなかったら負けてたの!」
神様が反り返る
「まあ結果が全てじゃ!ドロップアイテムまで手に入るとは…城でも買っちゃうかね?」
城?!
「そんなにすごいものなのですか?」
俺が言うと
「国宝級じゃ」
レッドさんが言うには滅多にでない上に、何が出てくるかわからないがその性能は高性能間違い無しとのこと
「これが…」
若干手が震える
「開けてみて!」
ファンさんが食い気味に言ってくる
「どうすれば良いんですか?」
俺が言うと
「開けると価値が落ちることもあるが…」
レッドさんが悩んでいる
「せっかくだから!」
ファンさんは興奮気味
「まあ、どうせ棚から牡丹餅的なもんだから良いか」
俺がドロップに触れると
パン
外枠が外れて中身が出てきた
銀色のフレーム でレンズ部分がオレンジのサバゲーとかで使うクロスボウサングラスみたいな、SFとかで見かけるような未来っぽいデザイン
「ほうーまた不思議なものが出たの~」
レッドさんが興味深そうに眺めている
「どんな能力なのよ!」
ファンさんが詰め寄る
近い!近いから と内心ドキドキしながら
「どうすれば」
「観察スキルじゃよ!」
レッドさんも若干興奮気味だ
観察スキルってそんなこともできるのか~
俺は観察スキルでアイテムを確認すると
クリスタリザシオン[タイプ :ソレイユ]
効果 闇、氷属性 大幅軽減
状態異常無効化
物理攻撃軽減(小)
特殊 偽装
観察スキル強化
なんかいろいろすごいなコレ、状態異常無効!しかも観察スキル強化って…
ファンさんが
「いろいろ反則ね」
レッドさんも
「なんというか凄いの〜観察スキル強化できるとなるとお主の為の様な装備だの!」
「え!でもこんなの装備してたら冒険者とかに狙われたりとかしないです?」
「大丈夫じゃよ、存在自体が国宝級じゃから誰が見てもわかんよ」
「なるほど!」
俺はサングラスを装備し、周りを見てみるとサングラスのレンズはオレンジなのに周りの色は不思議と通常と変わらない、観察スキルもどう強化されたのかわからない。
「それより…それ売ってお金に…」
ファンさんが俺の肩を叩きながら言ってくる
「まだ、お金困ってないし、当面は使ってみたい」
と俺がいうといろいろと文句を言ってきたが、最終的にレッドさんに説得されて渋々納得していたようだ
「まあ、次でたら売りますよ」
するとレッドさんが真剣な顔つきになり
「高井君、慢心は良くない今度ムジンにあったら逃げるべきだ」
なにか凄い威圧感を感じる。
「ムジンだけでなく魔物たちも常に同じ方法が通じると思わないことじゃ、奴らも学ぶし中には耐性を持つものが生まれることもある、甘い判断は命取りになるぞ」
「はい」
このことを後に黒騎士の時に、痛いほど理解することになる…
 




