表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

30/74

チート開眼?

「お主はスキルの習得方法を知っておるかの?」

「えっと戦闘とかで戦いながら経験を積んで覚えるのでは?」

「ふむ半分正解といとこかの、武器や魔法、流派などのスキルは確かにそのように習得するが、身体さばきや、危険察知や生活スキルなどは 観察 によって習得できるのじゃ」

「観察ですか」


観察日記的なものか?


「そうじゃ、ただ見るのではなくそのものからスキルを習得しようと考えながら掴みとるのじゃ」

「はあ」

「まあ、こればかりは向き不向きもあるから観察しても習得できないものもあるからの」


「わかるような、わからないような」

「まあぼちぼちやっていくしかないのそんなに直ぐできるものでもないからの、中には 観察スキルという能力で円滑にスキル習得できるものもいるがそれは稀じゃ」


「?」


あれ?なんか聞いたことあるぞそのスキル


「どうした?」

「俺そのスキルあります」



「え?」


時が止まった


「お主それはほんとかの」

「ええ たしかにそのスキルは持っていますね」


ファンさんもやってきて

「そのスキル持っていて全然つかってないの?」

「はい、たまにステータス確認位で」


「はぁ~宝の持ち腐れってこのことね」

ファンさんにため息つかれてしまった。


レッドさんが

「ふむ~今まで儂も数人しかあったことないが・・・お主はそれをまだ生かしておらんのだろうな」


「ふむふむ」


「今まではそれでスキルを取ったりできんかったかの?」

「先ほども言いましたが、今まではリリー達を仲間にしたときにステータス見たり自分のステータス見たりくらいで、それに他人に使うのは除きみたいで・・・」


レッドさんが

「ふむ あんまり活用してないようじゃの、まあ確かに観察スキルを使われたら魔力で覗かれてるような感じがすることもあるから無暗に他人を除かない方がいいじゃろうが」


ブルーさんが腕組みをしながら

「あのスキルは固有スキルだから通常は修得できないもんじゃから詳しくはわからんが、どれその鳥を覗いてみたらどうじゃ?」 


ハルスバード レベル1

 HP20 MP0 スキル 飛行 つっつき


 俺はその内容を読み上げるとレッドさんが

「ほかに何かないのかの?修得可とかの文字はないかの注意深く見てみるのじゃ」


 俺は目に集中してもう注意深くみるとステータスの下にまだ続きがあるように見えた。そこを掘り下げるようにイメージしてみると


 コピー可スキル 危険察知(小)

というものがみえた。 

「見えました危険察知(小)ってのがみえました」

「ほうほう それを自らに取り込むイメージをしてみるのじゃ」


俺はそのコピー可スキルを自分のステータスに移動するイメージをすると、自分のスキルの下に危険察知が入ってきた


「とれました!」


レッドさんは苦笑いをしながら

「ほ~こんなに簡単に覚えられるのか、普通であればもっと時間がかかるのに、なんぞ反則の様なスキルじゃの~」


ファンさんも「まあ 簡単に取れても生かせないとね」

やや拗ねたような感じの態度。 


「まあ~これは幸運なことじゃこれから旅をしながらいろいろ修得するといい」

とレッドさんが笑いながら言ってきた。


「まあ 相手にばれないよう上手くやれば対人でも大丈夫だろう、うまくやることじゃ」

悪い笑みを浮かべながらブルーさんが小声で話し掛けてきた。


まあ何はともあれコレは使えそうだ!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ