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役割

春眠暁を…もう春は過ぎそうなのに

眠気がすごい…

俺は表に戻り急いで寝たが


今日も寝不足である…



「おはようございます」


何人かの生徒すれ違った、そんな中校舎で北原にあった。


「おう、北原おはよう」

「ああ」


煙たそうな目でこちらを睨む


「昨日の件だが…」

「ああ もう解決したから、長官がいろいろ手配してくれる、あんたはもう用無しだ」

「いや…」


「高井先生」


俺の背後で声がした


「涼風先生…」

「じゃ そういうことで」


そういうと北原は行ってしまった。


「高井先生ちょっと準備室に良いかしら」

「はい」



「高井先生 長官も言っていましたが、彼らのメンタル面は我々が対処しますので」

「でも、教師として」


冷たい目をこちらに向ける


「高井さん、彼ら貴方とは違います」

「しかし」

「もう一度言います メンタル面は我々が対処しますのであなたは言われたことをして下さい」



それだけ言うと涼風先生は席を立った。


やるせない……が 言い返せない




なんでこんなことになったんだろうか…

そもそもなぜ俺はこんなことに巻き込まれて…


「先生!」

「ああ すまん」


俺はホームルーム中ボーッとしていた。


「でわ、新歓祭の出し物を決めますね」


新歓祭とはこの学校春の行事で、新入生が学校に馴染めるように行う学園祭の様なものだ。

それからしばらくガヤガヤし色んな意見がでた。


そして

「では 意見が多かった映画製作と喫茶店で投票を」

「二つやれば?映画喫茶とかにすれば」

この意見にみんなが賛同


こうしてうちのクラスは、映画喫茶になったのだが…


これが先生としての最初の試練になろうとは思いもしなかった。


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