リサチー
桜が満開に咲きました(’’w
街へ出発しようとした時
「忘れものは無いわね?リードも終わらせたわよね?」
「なにそれ?」
「は?リードもしらないの?おかしいんじゃない軽蔑するは!」
「すみません」
嘘でしょ!? って感じでこちらを見てらっしゃる
「倒した敵を管理庁に報告するために記録することよ、リサチーはあるの?」
「無いです」
「はあ?どうやって生活してるの?貢献国は?」
「すみません、わからなくて」
「まあ、とりあえず今回は私がスキャンしておくは、詳しくは街へ行ってからよ」
「はい」
ファンテジーさんが首から下げたアクセサリーを掲げると青い光が敵に注がれた。
「はい、これでok行くわよ」
しかしこの時気づかなかったゴーレムの腕が微かに動いたことを
街までは危なげなく着いた
正直リリーの回復魔法により体力面は回復しても、魔力はほぼゼロ襲われたらヤバかった
「ここがウッドリアよ」
そこは町の至る所に大きな木が生えている緑豊かなところだった
「これからどうする?宿探す?……なんか変なこと考えた?軽蔑するわよ?」
そろそろ表に帰らないと…
「ファンテジーさんあの…」
「ファンでいいわ!」
「でわ、ファンさんあの俺少しやることが…」
「?」
「いや、ほら、あの……そう召喚したからチカラを回復しなきゃいけなくて、かなり時間掛かるから、あの秘術なので他人に見せられなくて」
じーっと怪しいといった視線を俺に送りつつ
「秘術ね~まあ仕方ないわね、でもその前に管理庁には付き合ってもらうわよ、リサチーがないと困るでしょ」
「あ、はい」
「じゃ、行きましょう」
それから街を歩きながら管理庁の説明を受けた
「管理庁は簡単に言えば国の窓口で、全部で7つあるわ」
「ほう」
「冒険家は各国に報告することにより、報酬や配給、働きにより加護や役職を貰えたりするわ」
加護や役所か
「まず五大聖国アクアシティ名前の通り水の加護を受けれるの、リーフシティこちらは木の加護、炎帝国は火、雷帝は雷、光のサンワールドね、この5つは大国であとは闇のダークワールドここは小国だけど少数精鋭という感じ、あとはよくわからないけど無属性の機の国かな」
「お勧めは五大聖国ね」
「じゃ機の国で!」
亜流にロマンを感じるんだよね!
「は?人の話を聞いてたの?」
「いや〜なんていうか、俺の好み的な問題で…」
王道など面白味がない、それが俺のスタイル
「まあいいわ、貰いにいくわよ」
ファンさんって何だかんだ面倒見良いな~と思いつつ
俺は管理庁に行きその日はリサチーの申請だけして表へ帰ることにした
「じゃ、ファンさんしばらくリリーお願いしますね、終わりましたら宿に行きますから」
こうして二回目の裏世界が終わった