表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/6

1990年代

1990年代

その頃は彼にとって最低最悪の時間だった。


彼は臆病で軟弱で不器用で

小さい頃からずっと周囲の人達からバカにされて生きていた。


家族さえ彼を嫌っていた

友達はいないわけではなかったが、そいつらも彼と同類。

だからウマは合った。


それでも

彼は誰も信じない

愛する人もいなければ

愛してくれる人もいなかった。


寂しい、苦しい、辛い

逃げたい消え去りたい。


どこかのアニメの主人公は

「逃げちゃだめだ」って

自分自身に言い聞かせていたけど、その少年は勇敢だと思う。


彼もその少年みたいに

少しでも立ち向かう勇気があったら、少しはマシな人生だっただろうか。

でも時間は戻らない

彼はただひたすら時間が過ぎていくの待った。


ゲームしたり

アニメ観たり

漫画やエロ本読んだり


そうやって

ただただ過ごした。




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ