『英雄傳』が凄かった!
一言で言うと――夢のような映画でした! いやぁ……ビックリしたなぁ…。
というのもね、全然、前情報がなくてどういう映画か知らなかったんですよ。で、まずOPで高岩さん出てきて、「ああ、高岩さん主役なのかなー」とか思ったら、違った。アハハ。あ、高岩さんは長らく仮面ライダーの『ナカのヒト』を務めたレジェンド・スーツアクターで、この映画は素顔で出てる。
のはいいんだけど、続いて現れる女性に驚く。ホシミンじゃん! カタカナ表記が正しいのかどうか判らんけど、女性空手家で流派宗家の浅井先生ですよ。映画に出てるのは知ってたけど、これに出てたかーとか思ってたら主役だった。
けど、本当に驚いたのは、その後のオープニングテロップで出てくる名前! え? システマの北川先生? え? 合気道の白川先生? えぇ!? 躰道の中野先生!?? えーっ!? 影武流の雨宮先生っ!? ――どうなってんだ、この映画! これだけ達人揃えて、なにしようってんだぁっ!
……と、思ったら、達人が全員、凄い戦いを見せてくれた! もう――眼福以外の何者でもなし! いきなり古コンさんと北川センセの空手vsシステマの戦いが始まると、もう北川センセの動きのエグさにビビる。打撃を喰らってるようで体表でいなし、相手を崩して逆にしとめるシステマの特徴をよく再現してて、ほんとに驚いた。
と思ったら白川センセが眼鏡で登場だ! しかも物理学者設定、イカす! このキャラ設定最高じゃん! と思ってるうちに、コンビニみたいなクソ狭いところで炸裂する合気道の妙技! マジか……合気道、狭い処でもこんなに戦えるんか。いや白川センセが凄すぎる。
と、息つく暇もなく、今度は中野センセが、オフィスで信じられない身体力を見せる。もともと躰道は蹴り技が多い上に、回転が多く見栄えがするので凄い迫力だ。オフィスの机なんかの上下も利用して、凄い動きだ。素晴らしい!
その上、宮原華音vs北川センセとか、カポエラvs躰道とか、ホシミンvs拳王とか、もう夢の対決の嵐! なんじゃこりゃーっ!! と、絶叫しつつ、雨宮センセの渋すぎる殺陣にまた驚く。いやぁ……さすが、坂本監督だ、ホントに素晴らしい一作だった。このレベルのアクションて、ちょっと世界でも見ないよ。あ、ラスボス役の彼、凄いよかったわー。橋渡竜馬くんね、覚えた!




