神様、ゲームで遊び倒す!
「なんでレースゲームやってると、身体も一緒に傾くんやろな??」
養い子が大きな画面に表示されているゲームを遊びつつ感想を呟く。
「あたしは傾かないねぇ~??」
テンが淡々とボタンを操作する。
「テンさん、元々クール系な気質だけど、ゲームでも冷静だよね(苦笑)」
18歳前後の見た目の金髪が、放りなげられたトラップ系アイテムに引っ掛かってしまう。
「そう??
お前らと初めて出逢った時から、あたしは驚かされっぱなしだったけどね」
答えつつ、当時の激戦を懐かしむ。
「ありゃほんと全部が全部!予想を遥かに超えた【規格外】だったね!」
毎秒10000億/雷撃
敵対中の存在(魂魄)に対して
心臓、肺、目などすべての臓器
加えて【次元毎】
分かりやすく表現するならば、RPGゲームのボスに対して毎ターン必ず自動で雷撃ダメージが1万億初撃入る!
その上で、プレイヤーはもっとドギツイ斬撃やら、トゲつきハンマーで顔面を敵はぶん殴っている!
さらにプレイヤー側は3秒後を的確に予測出来る【予知スキル】保有でもあった
※敵がどんな攻撃をしてくるのか?
逃げようとした場合の逃亡先が分かる!
故に空間転移でボスが逃げる→出現先の出口に予め巨大爆弾を仕掛けておく!
端からみれば、敵が地雷や自ら爆発しにいった!ようにしか視えない!といった感じだ
20代中盤女性のテンは、それらひっくるめて【チート過ぎる】と言っているのだった。
ちびっこ女神が当時を振り返るーー
「ありゃ永遠に語り継がれるべきアホ眷属達やったで......」
智恵を司る存在が、地面に放り投げられていたバナナに再び引っ掛かり、しみじみと当時の大変さをぼやく。
「なんといっても【解析】の作業量が半端なかったよ......」
そうして、とある惑星はやたらと【言語】が多かったのをぬるい眼差しで振り返る。
「ルーン文字や古エッダやら、ラテン語はまだ理解る!
モールス信号やら手旗信号、挙げ句の果ては【川柳】や【和歌】による暗号化!とかマジ勘弁して欲しかったね!」
そこを3人がゲームを楽しんでいるのをソファーに座ってオレンジジュース飲みながら見守っていた自分が、ようやく会話に混ざる。
「しかも、極東の民族は記号やあらゆる文字を駆使したアスキーアートやら顔文字、絵文字スタンプだの、斜め読みまで含めた多様文化だったからね......」
だからこそ完全に消滅するまで敵達は徹底的に籠城して、隠れ続けられたのだった。
「ホント......もう永遠にアイツらとは関わりあいたくねぇわ」
「ほんそれ!!!」
一同、声を揃えたのだった!




