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神様、唖然とする!

「お届け物で~す!」

コテージの玄関先に配達員の人が声をかける。

寝癖ついたパジャマ姿で、ドアを開けて寝ぼけ眼で受け取りのサインをする。

差出人は自分が役職だった時の取引先だったーー


お中元の熨し紙を剥がし、中身をみればハムの詰め合わせだった。

ありがたく冷蔵庫に入れながら、交戦中のやり取りを思い出す......


『我は宇宙の摂理を乱す存在(モノ)ーー』

ドヤ顔で、いかにも厨ニ病っポイ台詞を交戦相手がほざく。

服役兼ねた共闘中のひまわり組、組長が真顔で行動の理由を尋ねる。

「だからって無断でおれん所の巨大冷凍庫、保管場所に原材料を置いておくのは【ねぇよ!】」

普通、他人の家に無断で侵入して、冷蔵庫の中身を盗んでいく!

こちらは【犯罪】と多くの人間が判断するだろうーー

交戦中の存在達は、逆に原材料である食品を土地の所有者に無断で一時保管したのだった。


しかも、詳しく動機を聞けば、警察や政府でさえ、なかなか手を出しにくい、ちょっとお間抜け?愛嬌のある巨大な反社会勢力さんーー


木を隠すなら森の中!

要はそこに保管しておけば、自分達の犯行がバレにくい!

そういうコトだった......


当たり前だが、それこそ無断で使用していた事実をもってして、ひまわり組組長はじめ、交戦相手を一族全員【敵対】とみなし、総力もって完全殲滅するのだった。


当時を思い出し、ひとり苦笑まじりに呟く。

「いくら自分達の悪事がバレたくない!

だからと言って普通、考えつくか?」

一歩間違えれば、自分が原材料のお仲間になるーー

蒙昧白痴をウソぶき、支離滅裂な行動しかやらない存在達を懐かしむ。

「全宇宙の中でも、ぶっちぎりのアホ集団だったな......」

そうして今夜の夕飯はハムとタマゴを焼いて満喫しよう!と決意したのだった。

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