神様、共同生活を始める!
『なんだろう……??
気がついたら、いつも視られている……ような気がする……??』
数日かけて、一通り片付け終えた後、というか……たぶん、採用面接の時から?かもしれない。
なんか、ふと顔を合わせると、いつもニコニコ愛おしい眼差しを向けられているのだ。
『そんなに私に窓拭きして貰えるのが嬉しいのかなぁ~??』
もしかして窓拭いたら力加減分からずにヒビ入れたか窓ガラスを割ってしまった???
そんなコトを考えながら、不器用な神様に思いを馳せる。
イシューには『女性特有』の尖った欲(賞賛されたい!多額なおカネが欲しい!!など)がない。
自分はこの段階にある人間を【心地よい】と感じる。
要は一緒に居ると安心して寛げるのだ。
こればっかりは【金額】ではない!
本人の素質や本質といっても良い!
だから、ついつい気がつくと目でイシューを追っていたりする……
さて、これから一体どぉ~やって心の距離を縮めていこうかな??
このタイプの人間は、おカネでもなければ物欲じゃなかったりする!
16歳前後の女の子かつ両親いない孤児院育ち
故郷は比較的信仰熱心な神殿、シスターの元でのんびり!牧歌的に育てられた。
ふむ……
まずは彼女の故郷の花を取り寄せてテーブルの上に飾るかーー
生花だと水やりや虫が面倒に感じるだろう
ガラスドーム型のプリザーブドフラワーが良いな!
そして、ささやかながらの【採用歓迎パーティー!】と称して故郷の料理を取り寄せて振る舞おう!!
早速、イシューに気がつかれないように、こっそり注文、手配したのだった。




