表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
君のいない日々はきっとつまらない  作者: 久遠知
夏合宿編
39/42

Episode38 苛立ち

(お詫び)

 白城の肉離れの書き方にミスがありましたのでこの場を借りて説明させていただきます。

 白城の肉離れについては比較的軽度なモノです。肉離れは軽度(Ⅰ度)、中等度(Ⅱ度)、重度(Ⅲ度)の三段階に区別されており、白城の場合は軽度(Ⅰ度)くらいのケガと設定しています。

 軽度(Ⅰ度)は全治に1~2週間程度かかるそうです。

 ところが30話にて「全治1か月」と書いてありました。。これは私のミスであり、本来は全治2週間です。申し訳ありませんでした。30話以降のEpisodeでも度々1か月と書いてありますが、正しくはすべて「2週間」です。

 なお、これらはすでに訂正済みです。大変申し訳ありませんでした。

 夏合宿2日目の練習は、結局足に違和感があったため午後は見学するコトになった。そして、無事2日目も終わり宿泊施設に戻った。

 時刻は18時前で前日と同様にご飯の前にみんなお風呂へと向かった。俺も一人、自分の部屋風呂につかった。今日は右足を優しく揉んだ。何が正解なのか分からなかったが、揉んだ後にシャワーを使って冷水をかけ続けた。

 お風呂から上がると少し頭がクラッとした。部屋の水を飲んだ。しかし、頭痛はしばらく続いた。頭痛が収まるのを待ってから、食堂へと向かった。

 道中大部屋の前を通った。すると1年男子が全員出てきた。雄星と目が合い、雄星が歩くスピードを緩める。「さとる、足は…」全てを言い切る前に俺は「大丈夫。そんなに心配しなくていいよ。」と言った。


「そっか…。マジでつけろよ?無理に動いたら再発するからな?」

 医者に2回ほど同じようなコトを言われたのを思い出した。さすが父親が医者なだけあって、雄星はケガに対する知識がそこらへんの人よりある。

 俺らの会話に首を突っ込んできたヤツがいた。はたであった。コイツは身長が170後半ある。コイツは他人を見下す最低なヤツだ。


「後衛をやめさせられた白城君じゃんw」


「…。」イラっとした。ただでさえ、いつもコイツは鼻につく。だがこの日のコイツの言動は一言一言が俺をイライラさせた。

 さらに猪野いのも「お前、全然ボール触れてなかったな?そんな前衛って難しいか?」と言ってきやがった。

 イライラした。許されるなら一発お見舞いしてやりたかった。でも、そんな行動に意味はないのは知ってる。感情に身を任せてでた言葉、やったコトは時に一生後悔するハメになる。俺だって和田さんにやったこと、後悔してる。あれはもう謝って済むレベルではなくなった。

 馬鹿にされるのは惨めだ。だけど、感情で動く方がよっぽど見苦しい。こうして俺は怒りを抑えた。収まることはなかったけれど…

 雄星は俺の怒りに気が付いた感じだった。まあ昔からの付き合いがあるヤツが何を思ってるか、振る舞いとかで分かるものだ。「大木ちゃん今夜、一発芸やってよ。昨日の人狼で負けた罰な。」と雄星が何気なく話題をそらしてくれた。


「は?なんで僕がやるんだよ。なんなら初手で黒ってバレた高木もだろ。」


「は?俺はやんないよ?大木、楽しみにしてるよ。」


 高木の言葉にみんなが便乗して「大木楽しみにしてるよ。」なんて言った。大木ちゃんはなかなか断れない性格なので「嫌だ。」と言うことはなかった。雄星が「冗談だよ。」というと大木ちゃんはホッとした表情であった。なんか、可哀そう…

 この時俺はまた一人で考え込んでいた。自分に才能がない、そんな風にみんなに言われても言い返せない。そんな自分の無力さに軽く絶望するのだった。

 その後晩ご飯を食べ終え、2日目の夜の自由時間になった。2泊3日の夏合宿、最後の夜であった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ