54 スキル覚書
千円リピートは今まで買ったことがあるものが、買ったことがある値段で一日千円まで買うことができる。量り売り対応。
封印は、世界の瘴気と瘴気から発生した魔王を封印できる能力、なのかな。
これが召喚の目的で、なぜかこのスキルは異世界人にしか付与できない。
そして能力値は人によるみたいで、封印能力の高い人間を召喚してるっぽい。
自動翻訳は言語が違っても意思疎通ができるってやつ。
喋ることに関しては意識しなくても勝手に切り替わる。
逆に言うと意識しないと勝手に相手の言語に合わせてしゃべってしまう。
読み書きに関してはものすごく集中すればできるってレベルで、ぱっと見た看板を読み取るのは無理で、じっと見ているとわかる、みたいな感じらしい。
辞書を引きつつ読む英語みたいなものかなぁ。
適化は、聞くとどうもこっちの伝染病対策スキルっぽい感じ。
異世界人そのまま送るとすぐに死んじゃう事態が多々発生したのでつけることにしたそうだ。
この世界に適応させて、病気、特に風土病や伝染病にかかりにくくする。異世界のものを食べてもお腹を壊しにくくする的な。身体がこっちで暮らしていくのにいい感じの状態になるのかな。
地味に最重要なスキルだと思う。
ストレージは2畳くらいの広さの鉄製物置の形をしている。中の温度は自由に変えられて便利。物の出し入れは手動。念じると扉が出現するおもしろストレージ。
出し入れが手動っていうのはそのまんまの意味で、本来は出し入れは念じたらできるし、リスト機能とかもあるらしいんだけどそこのリソースは全部削った!
扉や中身を視認できるのも入れるのも私だけで、私が中に入っている間、私は他の人には認識できないみたい。いきなりすっと消えていきなり現れる感じになる、のかな。