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やっぱり見た目

作者: しろかえで

今回は「黒い」しろかえで です(^^;)

 私の事を好きで居てくれて、その理由は『私の見た目では無く心が美しいから』と手紙をくれた安田君の事を素敵だと思い、貰った手紙は今も大切にしているけど……私は彼と付き合う事はなかった。


 初めて付き合ったのは隣のクラスの人気者、笑顔が素敵な西脇君。

 初めて抱かれたのはその年の大会で全国優勝を果たしたダンス部の主将の八神先輩。


 実は私は心が綺麗なのではない……ミーハーなくせにちょっと臆病なだけ……

 それがたまたま男の子ウケする“着ぐるみ”を被っているって事!!


 だから、陰キャで……クラスでも三軍だった安田君とは付き合えなかったのだ!


 やっぱり一軍の立ち位置は居心地が良かったから……

 それを打ち捨てるなんてバカな事は出来る筈が無い!!


 本来の私は……秀でた能力がある訳では無い。

 でも“上”の立ち位置の居心地の良さは身に沁みついているから……


 私は自分が劣化する前になるだけ優秀な男を捉まえる。


 それが財力だって家柄だって構わない。

 それも能力の内だから


 今の世


 美魔女と言う言葉も跋扈(ばっこ)しているのだから


 私は自分を磨き上げて

 より長く

 この()()()()()()の居心地の良さと高揚感を

 味わい続けたいだけなのだ。




                           おしまい







まあ、こんな女、私にとっては迷惑ですが……


殿方の目尻は下がりっぱなしですよね!(-_-;)




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― 新着の感想 ―
[一言]  まあ、感じ悪い女性ですよね。計算高くて、利己的で。  でも、「本当にただのクズ」なら安田君を素敵なんて感じず、手紙もゴミ箱へ直行だったんではないかな?とも思います。案外、本人が思っている…
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