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入寮

それから学園内の寮に到着して、


馬車から荷物を運び出してもらったのだけれども、


(どの家も荷物が尋常じゃなく多いので、学園の下働きの人が運んでくれる)


私の荷物は、


制服用のワンピースが今来ているのを合わせて三着と、


パジャマ、


下着、


お菓子のみ


ヒロインちゃんは木箱5箱分ほど持ってきていたが、


私はボストンバック一つのみ。


きている服のこともあるだろうが係の人に誤解され、


私は下級貴族が使うような


簡易的なベット、クローゼット、勉強机しかない五畳ほどの部屋に通されてしまった。


まぁ荷物もそんなに多くないし、


洗濯は魔法でどうにかなるのだから異論を申し立てるのも面倒でそのまま放置した。


ヒロインちゃんは元々わたしにあてがわれる予定だった広々とした部屋を与えれれて嬉しそうだったし、


掃除がめんどくさいのだからこの部屋の方がいいかと思っている自分もいて何も言わなかった。


だってベランダもあるし。


ベランダ合わせたら6畳だ。


十分だろう。


そう言えばヨハンが来ているのかも気になったがあの魔力の持ち主だ。


公爵家の従者じゃなくても特待生で入れるレベルにある。


しかも私の従者じゃないってことは編入することも可能だから、


今度あいつに会うこともほとんどないだろう。


と、


お隣さんに入っている先輩に挨拶をしにいって


なんで公爵令嬢がこんな部屋を使っているんだと驚かれながら思った。

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