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プロローグ

「危ないっ!!」


キキー


バンッ


あ、私死ぬんだ…


あーあ、来世はミラ恋の世界にでも転成させてくんないかなぁ。


あ、でもなんかするのはめんどくさいしどっかの令嬢とかがいいなぁ


んでもすぐ死んだらもったいないからチートはほし…い











「あれ、ここどこ?」


「お嬢様、寝言は寝ていってください」


「あなたは…誰だっけ」


「お嬢様!?本気で起こりますよ」


「いや、ちょっと待ってね…今思い出せそうなんだけどさぁ…ここまででできてるんだよ?」


「いや、頭の先まで出てたらもう出てますよ」


「よくわかんないんだけど…なーんかこのイケメン見たことあるんだよなぁ…」


「イケメンってなんですか?」


「いや、こっちの話…あ、ヨハンだ!!そうでしょ!!」


「ええ、そうですけど…自分の従者の名前ぐらい覚えておいてください」


私の…従者?


いや、私のことをお嬢様って呼んでる時点で薄々気づいていたけど…


もしかして…


「あ、はーい…ん?あれれれれ?」


いやいやいや、


そんなことない…はず、


私があの、悪役令状だなんて…


「お嬢様ー?ヤバイ、本格的におかしくなってしまったか…」


「私の名前ってなんだっけ」


「ミルフィーユ様ですが」


…今までこの世界で過ごしてきた記憶思い出した。


前世の私と同じメンゴくさがりの性格…ってそうか。


この悪役令嬢手下のものばかりにやらせて証拠揃わなくてヤキモキするって描写があって、


すごい頭の回る人なんだと思ってたらのちのスピンオフ版でただのめんどくさがりだったからってわかって落胆したもんなぁ…


「で、す、よ、ね…はぁ」


どうやら私、悪役令嬢のミルフィーユ・F・カノンに転生してしまったようです。


うん、なぜ?

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