やっぱり変更、チャラ男→キス魔
おかしい。どう考えてもおかしい。
王太子としてキスを命令するとか前代未聞にもほどがある。
いや、これは断ったら罪をかぶせられて、牢屋に入れるんじゃないか?
牢屋に入れば王太子様とも会うことはない。
国外追放でもいい何なら。死刑でもまあいい。もともと死のうとしてたし。
「無理です。」
「仕方ないな。」
「むぅ!?」
なんかキスされてるんだけど。角度を何回もかえられて、正直に言って気持ちい。
「ふぁっ!?」
口の中にしたがはいってきた。ディープ!?
15歳には刺激が強くないか。そう思う自分とは反対に、薬におとなしく従ってもっとしてほしいとか、
気持ちいいとか感じちゃう自分もいる。
割合で言うと5:5ぐらい。
いややべえじゃん。あ、だんだん息が苦しくなってきた。
苦しいって!ユノリの胸をポカポカたたいてこうぎする。
そんなこともお構いなしにユノリはキスを続ける。だんだん力がなくなっていって
最終的にはユノリに腰に手を回され、ほとんどの体重を支えてもらっている。
力が入らないので仕方ない。
「ふぁあ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、」
やっと離れたと思うと
「ひゃあ!!」
今度は首に吸い付くようにキスをされる、うん、気持ちい。
どんどん頭がおかしくなってきている。なんというか、王子のバカが私にまで移ってきている気がするのだ。もともと頭がまっピンクの奴はきっと、「王子色に染まる」とか言いそうだ。
「かわいい、ずっとそうしてればいいのに。なんで抵抗なんてつまんないことするんだ。」
いやいやいやいや、こっちから言わせてもらったらね、なんで婚約破棄したユノリが
媚薬と惚れ薬をもったうえに犯そうとしてるんだよ。
そんなことを考えられてるのも束の間で、
またキスをされる。こいつはキス魔かよ!変更!チャラ男じゃなくてキス魔ね!いや、変態のほうが正しいのか?
「ふぁっあ。」
この声をどうにかしてほしい、できれば殺してほしい。
多分これあれだ、またなんかやろうとするでしょこの王子。問題発言か、やばいこと。
スッ。
ほらあああああああああああ!やりやがった。腰に回された手を少し下げて、どこがとは言わないけど
触ろうとしてくる、でももう私に力は残っていない。押しのける力はもちろん逃げる力すら。
「やめて!ユノリぃ!もういやぁあ!ユノリなんて大っ嫌いなんだから!二度と顔も見たくない!
どっか行って!ユノリになんかされるぐらいだったら牢屋に入ったほうがましよ!!!バカ、あほ、変態!!」




