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突然

今日は入学式パーティーである。

いや入学式は終わってるはずなんだけどね。入学パーティーだ入学パーティー。

飽き性な私はすぐにそんなことどうでもよくなった。


着飾って、髪結んでかんせーい!



もちろんエスコートは婚約者にしてもらいますともそうですとも。あ、違った婚約者じゃなかったわこいつ。まあいいか。


ぎゅっ。


婚約破棄されたけど、うっとおしく王子に引っ付いてますとも何か問題ありますか?

勝ち誇った顔で周りをけん制する。


周りからひそひそ声が聞こえる。


『まあ、あんなに堂々とふられておいてまだひっついていらっしゃるなんて王太子さまがかわいそうですわ』


あら、引っ付けないお前が言えることですこと?


『そうですわ。往生際の悪い物分かりの悪いバカは王太子様もさぞ嫌ってらっしゃるでしょうに』


ひそひそ声で人のことを悪く言う人は王太子様もさぞ嫌ってらっしゃるでしょうに


いちいちむかつくやつらだ


「大丈夫。エリナは世界一賢くてかわいいから気にしなくていいよ」


「ふふ、ありがとう」


ははは!見ろ!どこが嫌ってるだ。


「あの婚約破棄は婚約期間を終えて、結婚するということですよね?」


というか無理やりそうしないと一緒にいられなくなるからね?と笑みに込める


「ああ、もちろんだ。こんなにかわいいエリナを婚約破棄するなんて考えられない」


わざと大きな声で会話をする。


「では、誤解を解いてくださいませ」


そして高らかに宣言する。


「みな!聞いてくれ。先日、このエリナ・イリザードと婚約破棄をすることを申したが、誤解である!

いらぬ誤解を得させて済まなかったと言おう。これは、婚約期間を終え、新たに結婚するということを言いたかったのだ。本当に申し訳ない。だがエリナと結婚する気持ちは変わらん。どうかこのめでたきばで結婚を認めてほしく思う。」


「「「・・・」」」


この場が静かにシーンと静まり返って乾いた拍手が起こる。


ぱちぱちぱち。


何とも心のこもっていない拍手だ。けしからん。


それから私たちはそんな空気を無視して1か月後に結婚式をあげることになったのでした。

おしまいおしまい。




嘘です。国王様とお父様にこっぴどく叱られました。

結婚式は上げたけれども。


学校は居心地が悪いです。一緒にいると


『バカップル』


と呼ばれます。

一応本編はこれで完結です。短くってごめんなさい。これから番外編や続編を書くかもです。

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