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お怒りの王子様

簡単な授業は短くも感じられ、長くも感じられた。以外にもアレクは勉強が得意なようだった。Aクラスといえど、魔法が得意であればAクラスに入れる人だっている。それに男の子なのに字がきれいなのだ!

でもアレクのことばっか見ているとユノリに嫉妬の視線が送られるから。あまり見れない。


「エリナは勉強が得意なんだね」


「勉強、も(・)ですわ。それと、アレクだって字もきれいだし、勉強だって得意じゃないですか」


「よく見てるんだね。好感が持てるよ」


好感が持てるといわれて少し赤くな・・・ユノリににらまれて青くなる。


「ありがとうございます?」


「伝わってないみたいだね」


「何がですか?」


わからなくて少し首をかしげる。


「っ!~~」


なぜかはわからないけど顔をそらされる。わからないことに怒っているんだろうか。

まあこれ以上話すとユノリに怒られちゃうからやめておく。

◇  ◆  ◇  ◆

放課後になるとユノリがやってきて家まで送るなんて言ってくる。なんだか高校生時代をやり直せてるみたいでうれしい。高校生時代は常にボッチだったから・・・。

え?ユノリが彼氏みたいだって?いいじゃないですかそうじゃないですか。日本と、異世界ここは違うんだし。イケメン彼氏に家まで送ってもらえるとか夢じゃないですか・・・。


はっ。だめだめ、王子に家までおくらせるとかいい噂が流れるわけがない。


「もう婚約者ではないんでお断りしておきます」


軽くショックを受けたみたいで落ち込んでいる。かわ、いい、。

俺様な癖にこういうところは可愛いんだよね。あ、イケメンに可愛いとか失礼かな・・・。


「絶対ほかの人についてっちゃだめだからな!」


親か。そもそも馬車通学だし。


「馬車通学だし、メイドがそこまで来てるので大丈夫です。」


「そっか。」


またしょんぼりしてる。なんかいこのくだりをやればいいんだ。


「じゃあまた明日ね。ユノリ」


また明日というと少しだけ機嫌を直してもらえた。


◇  ◆  ◇  ◆

次の日


今日は魔法の授業があるの!

魔法は何度やっても飽きないし個性が出るから。例えば同じ火魔法でも形が微妙に違ったり色も違ったりする。土魔法だって土の粗さや色、性質だって違う。だから魔法は面白い。

何千人と学者がいるのにも納得できる。


一時間目


「今日は魔法を使います。えー皆さん、魔法といえば何が思いつきますか?」


大抵の人、中等部に通っていた人も中等部では魔法を習わないので、ここでみんな学ぶ。


が、私の場合はすでに勉強しているから、知識ならこのクラスで1番あると思う。


適当にみんな答えていく。答えられた内容は「火」とか「水」とか、どれも大雑把だった。

でも、答えを言うと目立つし知識をひけらかしてるとまたあの令嬢に何か言われそうなのでやめておく。


「魔法は使用者のイメージによって大きく変わります。もちろん使用者の経験や知識、魔力量にもよって変わります。」


~~~~~~~~~~


今日は楽しかった!1日中魔法の授業だった。

ルンルンで馬車に乗り込もうとしたその時。


「エリナ・・?」


後ろを振り向くとそこにはユノリがいた。


「なに?どうしたの?ユノリ」


「ねえ。昨日言ったよね?」


「へ?」


思い当たることがなくて変な返事になってしまう。



「何が?」


「だ・か・ら、昨日ほかの男に近づくなって言ったね?」


あ・・・。そういえば。隣の席だったからつい仲良く話してしまってた。


「あ、ごめん」


「反省してないよね???」


「ハンセイシテマス」


「やっぱり反省してないよね!?」


「あ、ごめんメイド待たせてるからー。」


「覚えてろよ・・・」


「怖いってば!なんかアニメの悪役みたいになってるから!」


「あにめ・・・?」


しまった。


「とにかくばいばい!」


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