【2話 卓越した世界】
「文明レベル高いなぁ,,,」
町を見てギルは思った,お母さんと買い物に
来て居たんだが。
技術進歩や領土支配のレベルが非常に高いと
感じた。
「(俺が前に居た主国の漫画だとこう言った異世界ってまだ大きな技術的進歩を遂げてなくて電気とか産業とか燃料ベースの輸送とかとにかく
そう言った便利が不足していたり)」
「(また西洋的な漫画やと,電気,石炭,風力,原子力,蓄熱エネルギーなどのエネルギー源を活用できるくらいのちょっと優れた技術を開発段階に
入ってる位)」
「(現代寄りの漫画に考えないんだったら,言語が
一つに統一してたり,すべての大陸と国家を一つの政府の下で統一して惑星全土の完全な支配と
か,サイエンスフィクションとかなら惑星系以外
にもさらには親星を支配した文明とか,母系のすべての惑星ではないにしてもほとんどの惑星に居住できたりダイソン球みたいな奴でエネルギーを管理したり)」
「(ハードサイエンスとかだと,多くの銀河とかをすべて1つの政府の下で団結した文明にしたり,
あらゆる種族の言語や技術を一つにまとめたり,
それより更に成長して,宇宙全体,または少なくともそのかなりの部分を支配したりとか,科学で新しい生命を産んだりとか)」
「(多元宇宙を通して他の複数の宇宙に広がる
ような政治的な体制と統一とか,その支配と到達範囲は無限ではないにしても,多数の平行宇宙だけでなく,より高い次元の存在平面とより高い現実にも及ぶ文明とか)」
「(宗教的なSFとかなら,存在全体を支配する
文明とか人種とか彼らが事実上全能であるほど完全なレベルで,物理学の理解ではまったく説明できないほど高次,数学を操作とかあるが)」
この微高次元的な世界における魔素とその
繋がりによって,文明はむっちゃ発展してた,
だが貧民層とか色々価値観のレベルで断層が
存在して居て,だから最初はあんまり風景に
違和感をさんじなかったんた。
「街によっちゃ相当発展してるが,弱い場所は
弱い,はっきりしてシンプルでおもれぇ
じゃねぇか!」
そう母さんと離れて色々見てたら。
「キャァァァ」
「母さんの声⁉︎」
マジシャンマンマミーヤと言うやろうだった。
「アヒャヒャヒャ!こう言うのはどうですかぁ⁉︎」
やつは変化自在,ギャグを体現したような存在で
ゴムのように伸びたりあらゆる死やダメージが
通用しないザ・カートゥーンボディーや,なんか
なんでもなっちゃうギャグ特有のあらゆる特性を持って居た。
「アヒャヒャヒャ,うぐ⁉︎ひゃあ⁉︎」
「まさかこの私を相手にギャグや馬鹿げたルールや概念が通用すると思ったかな?」
「アヒャヒャヒャ!」
完全に狂っている,だが。
「うぐ」
引っ張れば無限に伸びる首が。
蝶々結びにしたって体を風船みたいに膨らませたって目ん玉をとったり,あらゆる姿にあらゆる物理法則を超えて変身したって,単なる笑いに昇華されちゃうギャグが。
ぶちん。
「あが」
切れても普通に生きられる頭が。
「,,,」
「ふん」
死んでもなんやかんやあって復活するギャグが。
「お母さん帰ろ」
「うん」
あらゆる補正が,あらゆる描写が,あらゆる
摩訶不思議な道理が,ギルを前にして全て通用しない!!!
帰った後。
「あぁギル来なさい」
「何お父さん」
目の前には無茶苦茶ゴツい剣を携えた
男がソファーに鎮座していたのだった。