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第四話透明

「なんでお前、殺し屋なんかに命を狙われてんだ?」

スライムのイムが高校生に聞いた。

「実はその殺し屋は俺が転生する前に異世界で倒した魔王なんだ。そして魔王を倒した二日後、俺は寝ているところを敵討ちをしに来た魔王の幹部にナイフで刺され転生したんだ」

「魔王倒した二日後に、寝ているところを魔王の幹部にナイフで刺されたってどんな死に方してんだよ」

「しょうがないだろ。俺も寝てたんだし」

「しょうがなくないだろ」

「しょうがない」

「しょうがなくない」

二人が言い合いをしている間、死神のシニはぼーっと窓の外を眺めていたのだった。

するとその時窓ガラスが割れシニの首が床に落ちたのだった。

「シニが死んでるじゃねーか」

高校生が言った。

「窓ガラスが割れているし一体どうなってんだ」

するとその時、高校生が後ろにぶっ飛び窓ガラスに直撃したのだった。

「イム逃げろ。このままじゃお前まで殺されてしまうぞ」

「俺は大丈夫だ。もし体が砕けてもスライムだから分別して増えるんだ」

「それならよかった。それでも気をつけろよ。多分敵は透明だからな」

「わかってるよ」


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