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高校2年の冬、僕は人を殺した。  作者: 小西行長
2章  No.15 詩人 ①共犯者
8/16

役者G いかれたギャンブラー 近衛

 カランカラン、机の上でサイコロの音がする。



「何、してんだ?」

 神﨑は、鋭い目をした男に問いかける。



「お、変人さん。今、してるのはギャンブルよ。命の賭け事だ。邪魔はしないでおくれよ。」

 


 銀色の長い髪の毛が宙を舞う。一匹狼は、殺人現場で賭け事をしていた。また、サイコロが宙を舞う。



「少し、質問いいか?」



「いーや、ダメだ。どうしても、って言うんならこのサイコロを降って6、出してみな。」



 渡されたサイコロをキャッチする。もう少しで落としそうだった。よろけて、足を踏み外しそうになる。



「ほら、やってみな!!」

 まじまじと俺が投げるところを眺めている。こいつは、生粋のギャンブラー。



 運のみで生きている男。そんな相手に、嘘をつくのは申し訳ない。サイコロを降る。出た目は、3だった。



「ほーら、とっとと帰りな。」

 


 興味が失せたように、手を降る。ふーん、ギャンブラーでも所詮、その程度か。

 


 イカサマに気づけないギャンブラーはどうかと思う。やはり、まだ誰も気づいてない。あと1人。




 本質に気づかない男が何人もいる。警部のレベルが下がっていることにあきれながらも、神﨑は犯人を追い詰めていた。



さてと、仮面を剥がすのは俺の仕事だ。でも、その仕事以外にも、まだしなければならないのか……。


 

 たく、佐藤は連れてこなくてよかった。俺の汚い部分を見せたら、あいつは正義感でばらしてしまう。真面目は、まだいらない。あいつは、必要になった時に呼ばない、と。



 歩みを進める。ほう、笑顔を振りまいている男の前に行き、話を聞くことにした。

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