愛シテ壊シタ
ねえ全てを教えて 今何もわからなくなるくらいに
その熱で侵して 沈めて 奪ってbaby
今ある心を不安と欲望 嫉妬で満たして遊んで
絡め落とすはyou
一つの言葉に二つの愛を投げ掛けるto night
浴びせた愛は華を咲かせ 散らせ また芽吹かせる
空の瓶を横目に真っ赤な唇 乾く喉に光り開く瞳孔が目の前に
小さく呟く誘い文句 二人以外聞こえやしない
まだ残る過去の愛を身体で消して 交わした約束
この先どこまでも離れられないように きつく縛って
白い麻と黒い空気に紅の糸が揺れ動く
out 心も身体も愛に染められ 愛に喰われた
ほら全てを頂戴 もう他に何もいらないくらいに
その愛と願いを 寝かせる 狂ってbaby
今ない心も期待と羞恥 快感で壊して遊んで
見つめ合えばlover
一つの言葉を二つの愛で色染めてto night
崩れた愛を狂い叫び 倒れ また乱れたら
月明かりをこの身で受け止める我 裂ける喉に滴る鈍いこの愛は放とうか
細く囁く誘い文句 二人以外わかりもしない
まだ深い過去の傷を身体で癒す 違えぬ約束
この先どこまでも離さぬように指 甘く咬んで
白い肌は闇の世界に迷う雫を集めた
out 心と身体は愛に離され 愛に喰われる
もう浅い過去の生は取り戻せない 触れて溶けた
この先どこまでも暗い未来を見据え 強く抱いて
淡い希望を藍の未来に暮れる夕日を貫く
out 心と身体は血に浸され 血に溺れた
愛 愛 愛 狂い 叫び 跳び弾け
散った華を拾い狂い 喘ぎ 泣き弾け
悶えた終焉りを笑顔で迎えた
帰レヤ骸 アノ人ガ永年眠ル蒼ノ墓石
冷たい頬に一筋の輝き 告げた唇を静かに閉じた
すません。