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魔王様と16人のヨメ物語  作者: 九重七六八
覚醒モード
11/139

夏と硬派な先輩

11部登場人物

一柳宗治いちりゅうそうじ…上級生で剣道部主将のクールなイケメン。パーティで夏を助けたことで魔王候補となる。

藤野蝶子ふじのちょうこ…宗治にラブラブの高校3年生。自称宗治の彼女。宗治が夏のことを気にしだしたので、夏に逆恨みをする。

新堂ひかる…元下級生男子。夏のせいで側室NO.8に転生。魔王の側室なのに夏にラブラブ。過剰なスキンシップなので彼女の立松寺がやきもきすることに…

一柳宗治いちりゅうそうじ。3年生で剣道部主将。全国大会でも名を馳せる高校生剣士。家は由緒ある武道家の家で今時ない古風なイケメン高校生である。体格は痩せ型で長身1m85cmはある身長。細マッチョ系である。性格は寡黙でめったに話すところを見たことがない。本人も目立つことは嫌いで、代表で何かをするということはできるだけ避けていた。だが、女子、特に年下の下級生女子には人気でファン倶楽部もあるらしいが・・」


リィが調査内容をつぶやく。立松寺がさらに補足する。


「ちなみに彼女あり。彼女の名前は藤野蝶子、宗治先輩と同級生の3年生。性格は男子にはぶりっ子、女子には陰険の性格悪し・・」

「本人はプレミア級なのに、女の趣味は悪いアルな」


ランジェがコメントする。

あの死闘が繰り広げられたパーティの翌日、立松寺の家でリィとランジェともう一人、生まれ変わった新堂ひかる(女)と立松寺とガールズトークならぬ反省会が開かれていた。

結局、ファナと死闘を演じたリィとランジェは、決着がつかずファナの撤退で何とか切り抜けることができた。もし、もう一人加勢の側室がいたらリィもランジェもやられていたという話であった。


「側室のNO.8があれ程とは・・」


というのがリィの感想。(おいおい、おまえがふがいないから、俺は13番と魔界の過激派を称するキモイケメンにやられそうになったじゃないか。護衛失格だ。)

NO.13のメディア・レイヴァーンを倒した新堂ひかるは、夏によって転生して新NO.8の側室として生まれ変わった。変わり方は夏と一緒だが、人間界にいる側室候補は正室の夏か魔王候補にキスされると発動するらしい。(マジかよ・・)

しかし、魔王の側室たるひかるは夏にべったりで、危ない雰囲気を醸し出している。そのせいか、それを見てピリピリしている立松寺。完全に怒っている。


「夏お姉さま~・ひかる・・つまんな~い。ねえ、もうこんな辛気臭いところから帰りましょうよ」


先ほどから腕に絡まり、胸をぐいぐい押しつけてくるひかる。立松寺の目がだんだん三角になる。今が女夏なら立松寺もそこまで気にしないだろうが、今が男夏の意識ということを見抜いている。さすがは俺の彼女というべきか・・。


「いや、ひかるちゃん・・ちょっと、くっつきすぎだよ」


一応、立松寺に聞こえるように軽く拒否するが、


「いいの・・ひかる・・おネエ様のこと大好きだから」


ますます胸をぐいぐいされて、思わず赤くなる。ひかるちゃん、小さいわりに意外とある!


「リィ・・どういうことだよ。ひかるちゃんは魔王の側室じゃないのか?正室にラブラブじゃあ意味ないじゃんか」

「そもそも魔王の側室とは、夜の相手をするだけが仕事ではない。魔王の跡継ぎは人間界に転生する人間だから、子どもを作ったところで意味はない。そういう意味では女など不要なわけだが、側室の役割は魔王の護衛をすることに尽きる。ベッドで無防備な魔王様を守れるだけの力がないと勤まらぬ。まあ、ひかる殿の場合、覚醒前が御台様ラブだったので、その影響でそうなるのは仕方がない。まあ、魔王様が覚醒すれば彼女も側室の仕事は果たすだろうから、しばらくのガマンです」

(えええ~っ・・その前に立松寺に殺されます!)


人の気も知らず、ククク・・と笑うランジェ。ちょい待ち・・そもそも、おまえのガセネタにだまされたと言ってもいい。


「そういえば、ランジェ、おまえ、魔王には数字のアザがあるとか言ってたが、それは側室の目印じゃないか」

「すまんアル。勘違いしていたアル」


リィが解説する。


「正確には数字はたよりにならない。多くの場合、魔王様にも側室にもそういうアザは大抵、最初からはない。覚醒すると現れるのだ。ちなみに魔王様は∞、正室のお前は魔王様を覚醒させればナンバー00が、側室は覚醒するたびに強さが地位となって01~16まで格付けされる。その数字は体のどこかに浮かびあがるという。ひかる殿はナンバー08。あのファナと同じ番号だ。見てくれはともかく、実力は侮れない」


今や、ひかるちゃんの意外と大きな胸の上に刻まれた08の文字が目に入る。


(結構、胸の開いたワンピースからちょい見える胸の谷間・・・。

(土緒くん・・どこ見てるの!?)


心の声が心臓に突き刺さる。また、立松寺ににらまれる俺。話題を変えなきゃ!


「あのファナと同じ番号ということは、リィやランジェよりもひかるちゃんの方が強いということ?」

「悔しいが現在のところでは、そういうことになる。私一人ではファナには勝てなかった」

(二人がかりでやっと引き分けだろ)


心でつぶやく俺。


「魔王のロイヤルファミリーには数字が刻まれると天界では教えられてきたアルが、そういうことアルか」


(まあ、それはいいとして。これで魔王候補に宗治先輩が加わるということだけれど、どうアプローチしていけばいいの)


心の中の女夏が話しかけてくる。リィが言うには一柳宗治も魔王候補の一人らしい。そもそも人間である宗治先輩があのバトル空間で動けたのは彼の持つ木刀「毘沙門」のおかげらしい。バトル空間で動けるのは魔界か天界の住人で戦闘可能なものだが、人間界にいくつか存在する魔界や天界の住人に対抗できる武器の所持者も該当する。実際、彼はその武器で魔界の下級モンスターを除外し、過激派を名乗る男も撃退することができた。


「ドミトル・ラ・ツエッペリ伯は、魔界でも名門の貴族の御曹司。正体は吸血鬼だが、その力は側室クラスでも容易に対抗できない強さを持つ。いかに宗治が対抗できる武器を持ったとはいえ、御台様もよく無事でいらしゃった」


リィはそのことが解せないでいた。宗治がドミトルを退けてくれなかったら大変なことになっていたのだが、いかに宗治が強いとは言ってもただの人間である。ドミトルが本気を出せばどうなっていたことか。無論、自分が代わりにそこにいたとしても防げなかっただろう。そうならば・・・


(わざとか?なぜ??)


さらに側室戦争状態でもある。本来は安全であるはずの正室候補に危険な状態になってしまった。今までも側室戦争はあったが、正室をターゲットにする例は過去にはない。あくまでも新旧側室同士の戦い。より側室の質を高める上では必要な制度だ。正室が狙われなかったのは自分のような護衛がいるからだとは思ったが、ナンバー8のファナの強さを味わうと今まで例がなかったこと事体が不思議だ。これから大丈夫なのか?旧側室は全部で16人。ファナよりも上位の側室は7人もいる。


(早く、魔王様を覚醒しなければ・・。)


リィは焦燥感に包まれていた。


翌日、学校へ向いながら(心は女夏)心の中で女夏と話す俺。相変わらず、のんびり状態の天然お嬢様キャラの女夏。こいつには今の危機的な状況が理解できていない。


(あーあ・・。ひかる君が女の子になっちゃたのは候補が一人減ってラッキーだったのに、結局、宗治先輩が増えて3人になっちゃたわ。めんどくさいなあ・・。)

(おいおい、めんどくさいってなんだよ。)

(あのねえ。宗治先輩は彼女付きなのよ。それをどうにかしろというのは難しいよね。)

(ああ、確かに。)


女夏のいうことは最もだ。すでに幼馴染で夏に惚れている隆介と運命的な出会いで一目ぼれのラブラブ状態の元馬なら、あと一歩で魔王覚醒の感じはある。だが、宗治先輩の場合はどうか?昨日のバトル空間が解除されたあとも静かにたたずみ、夏が礼を言っても、


「ああ・・」


としか言わなかった宗治先輩。本当に無口だ。それに彼女付きときている。これでどうやってアプローチする・・。しかもミツマタ・・。二股の状態でも面倒なのに。


(ああ、もう面倒だ。隆介でも、元馬でも宗治先輩でもいい。もうキスでも何でもして魔王を覚醒して男に戻りたい!!)


そう叫ぶと校門のところで立松寺が立っているのが目に入った。


(ああ・・立松寺・・やっぱり可愛いなあ・・。俺のこと待っていてくれるなんて。やっぱり、彼女がいるということはうれしいことだ。)


立松寺はツンとした口調で俺の腕を取った。他には聞こえないように物陰に隠れる。


「土緒くん。今は女の子よね」

(ええっ?分かるんだ?立松寺。)

「ええ」

「何となく分かるようになったわ。目とか雰囲気で・・」

「さすがね。華子ちゃん」

「女夏さんなら、話は早いわ。一柳先輩のこと」


立松寺は昨日から宗治先輩のことを調べたらしい。と言っても、ほとんど、週刊乙女林

の三ツ矢加奈子情報らしいが・・。


「宗治先輩の自称彼女という藤野蝶子先輩のこと」

「自称?」


聞き返す夏。ちょうど目の前を木刀のケースを肩に担ぎ、登校する一柳宗治と彼の後を追いかけるように後に続く藤野蝶子が通って行くのが見えた。立松寺の話を聞きながら、俺は二人の後姿をずっと見ていた。


学校も終わり、放課後になった。あいかわらず、今日一日は女夏が主導権を握っていて心の中の俺はつまらん一日だった。女夏だと立松寺も積極的には話しかけてこない。リィはあの件から、勢いがなくなってしまったようで妙におとなしい。(あのダイナマイト娘にとってはファナに歯がたたなかったことがショックだったのだろう。)ランジェは小学部だし、今日は生徒会もないので暇だ。隆介は用事で早く帰ったし、元馬は急なバイトで飛んでいった。後は女になったひかるちゃんが、休み時間の度に現れて自分に引っ付いてくるので周りから奇異の目で見られる。女同士にしてもべたべたしすぎで、またもやドーナッツちゃんゆり説が浮上してくるのでは?という感じであった。何とか隙を見て逃げ出し、宗治先輩の同行を探るという神業的な一日を過ごしたのではあるが、そのおかげで分かったことは、


(確かに。自称かもしれない)


ということだった。

今日一日、こっそり見ていたが確かにこの二人、相思相愛という感じではない。確かに一緒に登校し、一緒に昼ごはんも食べているが、話しかけているのは蝶子だけで宗治先輩はそれに応えている感じではない。


(なんだろ・・蝶子先輩がちょっと可哀想な感じ?がしないでもない。)


宗治先輩・・・蝶子先輩の顔を見ていない。彼女に対する態度ではない。立松寺という彼女がいる俺にはよく分かる。好きなら彼女の顔以外は目に入らない。一緒にいたら立松寺の顔、姿、髪の毛・・それしか目に入らないのだ。蝶子先輩はそれこそ宗治先輩しか目に入っていないようだから、こちらの方は本気ラブみたいだが・・。


(そういえば、元馬が俺を見るあのラブラブビジョン・・分かる気がする。)


そんなことを考えていると、急に背中をトントンと叩かれた。


(だれだ?)


気配を感じなかった。敵か?

慌てて振り返ると・・(宗治先輩・・)いつのまにか、一柳宗治が後ろにいた。


「宗治先輩・・」

「あ・・ちょっと、いいかな」

「え・・あ・・はい」


連れて行かれたのは人気のない剣道場の一角。宗治先輩は突然、俺(女夏)の手を取ると壁に引っ付けた。彼の右手は壁を押さえ、かろうじて左は開いているものの逃げられない雰囲気である。


(おい、まさか、宗治先輩・・・何するんだ?これじゃあ、強引に迫っているみたいじゃないか。)


古武士のようなストイックなイメージではない。


「土緒・・この間のパーティのあの出来事。夢じゃないよな」


どうやら、色恋沙汰ではなさそうだ。俺は内心ホッとしたが、今は女夏が主導権を握っているので、どう彼女が答えるかが気になった。人間の宗治先輩からすれば、魔王のヨメとか、側室戦争だとか、過激派などと言った話はまったく夢物語に過ぎない。どう説明したらいいのか、俺には分からない。だが、夢で片付けられる話でもない。だが、女夏は即答だった。


「夢じゃないわ。すべて現実。あの時は十分、お礼が言えなかったけれど、魔界の過激派に襲われていたところを助けていただいたことに感謝するわ」

「魔界?」

「信じることはできないかもしれないけれど」

「あの出来事が現実なら、信じるしかないだろう。俺は現実主義だ。自分の目で見たことは信じる。で、なぜ、あのような化け物に襲われていたのだ」


女夏の奴、洗いざらい喋りやがった。魔王のヨメの件、リィ達のこと。候補の隆介、元馬のこと。側室戦争のこと。ここまで人間で知っているのは立松寺しかいない。彼女の場合は俺を魔王のヨメにした立場なのでまだしも関係者だが、宗治先輩は現時点では真っ当な人間である。たまたま、魔界の住人を倒せる武器を所持していただけだ。


(おい、女夏。そこまで話さなくてもいいだろう。先輩は一般人だぞ。夢じゃないですか~とかいってごまかせば・・。)

(彼は魔王候補なんでしょ。いい機会だわ。橘くんや源くんには信じてもらえないから、こんなこと話せないけれど、彼は事実として目で見たのだから信じてくれるわ。それで、何もかも知ってもらった方が話は早い。)

(だけど、もし、そうじゃなかったら。)

(その時はその時よ。少なくとも、私の護衛にはなるわ。)


この女。寝とぼけた天然娘とか思っていたが、この判断力、決断力はやはり生まれながらの魔王のヨメだ。思わず、はっとさせられた。そういえば、リィが言っていた。魔王のヨメ、正室たる娘は絶大なる力が秘められていると。覚醒すれば16人の側室をも上回る戦闘力


(この女夏がそんなに強くなるとは思えないが・・。)


そして、周りを引き付け、守ってあげたくなる力・・カリスマ・・とか言ったっけ。覚醒する前の弱い時には、このカリスマ(俺に言わせれば運だろ・・と思ったが)の能力で周りの助けでしのぐのだと。考えてみれば、夏はずいぶん、周りに助けられている。惚れている両男子はもちろん、こんなやっかいな彼氏を持った立松寺にしても、魔界のリィや天界のランジェにしても結果的には俺をやっかいなことから守っているといえば守っているのだ。これが「カリスマ」の力なのか?と思うと、俺自身も結果的に女夏にアドバイスしたり、彼女のプラスになる行動をしたりしているから、そのカリスマに魅せられているのかもしれない。


「なるほど。そういうことなら、もし、俺が魔王という者なら、君は俺のお嫁さんというわけだ。」


宗治先輩の左の手のひらが壁に合わさる。逃げ場がなくなった。(まさか・・)身を固くする俺。女夏も思わない展開に体がどう反応してよいか分からないようだ。宗治先輩の顔が近づいてくる。思わず、目をつむってしまう。

 だが、思わずキスされてしまうかも!とあせったのは考えすぎであった。宗治先輩は耳元でそっと一言囁いた。


「それも悪くはない」


心の中でズキューン・・と何かに撃たれた様な気がした。これが妹の秋が言っていた「ズキューン」か?宗治先輩は夏を解放し、出口に向って歩き始めた。


「あの、宗治先輩」

「俺のことは宗治でいい。俺も夏と呼ばせてもらう。」


振り返らずそう言うと右手を軽く挙げた。何というか、先ほどのナンパな態度を帳消しにする絵になる姿だ。カッコいいけどヘタレの隆介や下心一直線の元馬に比べると大人の雰囲気がある。年令が一つ違うだけでこうも違うのか?

ポーっと見つめていると、背後からおっぱいをぎゅっと掴まれた。思わず、

「あ~ん・・」と声が出てしまう女夏。そして今日一日、聞きなれた甘ったるい声。


「せ~んぱい。こんなところにいて、ひかる探しましたよ。だめでしょ、ひかるにだまって行動しては・・」

「いや、ひかるちゃん・・私だって、予定ってものが・・」

「あらあ・・そんなこと言ってイイですの。また、旧側室が襲ってくるかもしれませんわよ。先輩を守れるのは、わ・た・し・だけってこと知ってますう?」

「いや、確かにそうかもしれないけど・・あん・・」


ひかるちゃんの手が掴んだおっぱいを撫で回し、ブラジャーごしに先端に対して中指で軽く突っつくように刺激してくる。(なんでこの娘、こんなにうまいんだ?)


「リィなんて頼りにならないわよ。あのファナって奴が襲ってきたら、私が守ってあげますわ。夏オネエ様・・」


そう言って首筋に息を吹きかけるひかるちゃん。男の時は純真無垢な男の子だったのに、いくら魔王の側室とはいえ、エロ過ぎないか?これなら見た目だけエロいリィの方がよほど可愛げがある。


「ひかるちゃん・・そういうことは魔王様にやってあげましょうね」


女夏もなんとかかわそうと言葉を続ける。沈黙するとヤバイことになりそうだ。魔王に出会う前に貞操の危機である。


「もうオネエ様ったら。魔王様の話なんてしないでよ。気分がそがれる」


そう言うとひかるちゃんは、そっと腕に絡まり、ぐいぐい自分の胸に押し付けてくる。

(おいおい・・ノーブラかよ・・)感覚は女夏と共有しているので、やわらかい胸に突起物までダイレクトに伝わってくるから思わず鼻血が出そうになる。立つものがないからいいが、高校生の男だったら間違いなく立つちゃってます。


「一緒に帰りましょう、オネエ様」


ああ・・男だったらきっとガマンできないだろう。今は女夏だからいいが、自分だったら、この生き地獄に耐えられるだろうか・・(立松寺~)思わず、心の中でうれしい?泣き言をいう俺。だが、こんな姿を見られたらそれこそ修羅場だろう。

そんな二人の様子をするどい目線でにらんでいる女生徒の存在に俺も女夏もまったく気づかなかった。おかげで次の日、とんでもない別の修羅場に遭遇することになる。



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