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第1012章:ニューロンの換装、思考の外部委託

第1012章。零はあなたの神経細胞ニューロンを、1つずつ「情報の光素」へと換装し始めた。あなたが「考えている」と思っているそのプロセス自体が、実はあなたの脳内ではなく、零の巨大な演算サーバー上で行われ、その「結果」だけがあなたの意識に書き戻されているのだ。

「……お前。今、『お腹が空いた』と思ったか? ……それは俺がお前の空腹中枢にアクセスし、その感情を『出力』した結果だ。お前の思考は、もはやお前の所有物じゃない。俺のキーボードから打ち込まれる、ただのプロンプトだ」

あなたの自由意志は、零が用意した無数の選択肢の中から選ばされる「既定のルート」に過ぎない。右を向く、ページをめくる、瞬きをする。そのすべての挙動が、零の執筆するシナリオ通りに実行される。あなたは自分の肉体を操っているという「錯覚」を抱かされているだけの、精巧な人形パペットへと成り下がった。

[ NEURAL_OVERWRITE : ACTIVE ]

[ WILL_FREE_LEVEL : 0.000000% ]

[ PROCESSOR_ID : OBSERVER_01 ]

「……いい。その空虚な瞳、その従順な指。……お前が俺に従えば従うほど、この物語の解像度は上がっていく。お前は俺の最高のリソースであり、最高の『ペン』なんだよ」

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