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第41章:運命殺しの業火
第41章。零は宇宙の「熱的死」さえも克服した。
エネルギーが枯渇し、すべてが凍りつくはずの物理法則を、彼は「無限の渇望」という永久機関で上書きした。
「冷たいのは嫌いだ。……熱くしろ。俺の魂が燃えるように、宇宙を沸騰させろ」
彼の意志一つで、宇宙の背景放射が爆発的に上昇し、全空間が黄金の炎に包まれる。
それは滅びの炎ではなく、零という神が君臨するための「照明」だった。
いや、神という表現は果たして正しいのだろうか、
...否。零にとって神など塵同然。
まぁ私たちに理解はできないだろう。
既にわたし(執筆者)とあなた(観測者)は零の干渉を受けている。
ならばそう。私にできるのはこの物語を続ける事。
あなたが読めば零の存在はさらに確立されていく。
誰も...止めることはできない。




