かわったせかいで
くらいよるのように
わたしのせかいはなにもみえなかった。
ずっとずっとさみしくて
ずっとずっとこわかった
どうしてここにいるのかな
いないほうがいいかな
どうしてってまいにちおもってた
でも、そんなまいにちに
とつぜんおわりがきた。
『あかちゃん、いますよ。
このピコピコうごいているのが
あかちゃんのしんぞうです。
おめでとうございます。』
うれしくて
でも、ふあんで。
たくさんかんがえたけど
このこにあいたい。だっこしたい。
そうおもえた。
きもちわるかったり
おなかがカチカチになったり
あしがいたくなったり
ねることも
せんたくものも
あらいものも
あるくことも
ひびできないじぶんがとってもつらかった
あと、いちかげつでうまれる!
そんなとき、あかちゃんが、
もう、げんかいだよ!!!!
ってSOSをだしてくれたね。
ははもこのままでは
あぶないということで
びょういんににゅういん。
まいにちかんごしさんが
あかちゃんのようすを
わたしのようすもみてくださった
そして、
いよいよあかちゃんがうまれるひ
しゅじゅつがこわくて
ぜんじつのよるはねむれなかった。
あけてくそらがとてもあかくてきれいだったのをおぼえてる。
あかちゃんに
あえるよろこびと
おなかをきるこわさと
ちゃんとやっていけるかなってふあんと
たくさんあふれてはきえて
それでもあなたにあいたいから
ママはがんばりました。
せなかにますい
それからしゅじつはじめ。
げんきなかわいいこえを
はじめてきいたあのときを
わたしはたぶん、しぬまでわすれない
あなたのかおをみて
ほんとうにあんしんしたし
やっとあえた!!
いとしいたからもの
わたしのたからもの
キラキラしてみえた、のはないてたせいかな。
あなたがうまれた
つぎのひのあさは
まっさおできれいなあおいそらだった
せかいがキラキラしてみえた
うでのなかでねむるきみのねがおが
キラキラまぶしくて
たまにニコッてしてくれるこのえがおを
いっしょうまもっていくって
こころにきめた
10さいとなり
すくすくおおきくなった。
やりたい!やってみる!
と、いろいろなことにちょうせんできるこになった。
キラキラしためで
やりたいことをいっしょうけんめいやるこ。
キラキラにかがやくきみを
いつまでもママはおうえんしているよ。
たとえ、キラキラでなくなっても
きみはわたしのたからもの
ママのキラキラなきみは
ずっとキラキラしつづけるよ。
ママをママにしてくれてありがとう
ママにせかいが
こんなにもキラキラしていて
あたたかいせかいであることを
おしえてくれてありがとう。
じふんもがんばればキラキラになれるっておしえてくれてありがとう
このさき10ねんで
もっとつらいことやもっとくるしいこと、ないちゃうよるもあるだろう。
あきらめたくなるようなこともきっと、
たくさんあるよ。
にげだしたくなるときもある。
でも、にげてもいいよ。ないてもいいよ。たくさんとおまわりしていいよ。
とおまわりしたさきで、みつけたなにかが
またきみをたちあがらせてくれるなにかになるとおもうから。
でも、くるしいとき、かなしいとき
うれしいとき、あまえたいときは
ママのところにおいでね。
ぎゅーーーってだきしめるから。
そしたらさ、またまえむいてあるいてみてね。
いろんなみちがたくさんあるよ。
ママのキラキラなたからものには
このさきもずっとキラキラしていてほしいからね。
ひとりじゃない。ぜったいに。
これだけはわすれてないでね。
きみがげんきにうまれてくれて
きみがげんきにそだってくれて
ママはほんとうにそれだけでうれしい。
たいせつなわたしのこへ
『あい』をおしえてくれてありがとう。
わたしのキラキラはきみだよ。
『あいしてる』なんてことばだけじゃたりないくらい、あいしてるよ。
君が生まれて10年。
10歳があっという間だと感じるのは
きっと、私ががむしゃらに一生懸命走り続けてきたからだと思う(笑)
産む前も後も大変だった。
妊娠出産があんなに命懸けなんて知らなかった。
あんなに孤独だとは知らなかった。
お腹切ったから、思うように赤ちゃん抱っこしてあげられない、できない。
私の知ってた世界が一変した瞬間だった。
けど、生まれたあの日の空は青く澄んでいてとても綺麗だったのを覚えてる。
あー、空って綺麗だなって思った。
そして、この先、10年後の20歳という節目に
ママはたくさん愛していること、あなたの味方であること、何よりあなたの母でよかったと伝え続けられるように日々頑張ろうと思う。
私の願いは生まれる前から変わらないよ。
『元気に生まれておいで。元気に育っておくれ』
ただそれだけなの。母が子に望むのは。
だけど、子の好きなことは全力で応援する親でありたいよ。どんなに大人になってもね。(笑)
ありがとう。ママの子として生まれてきてくれて。
どうか 私の宝物へ伝わりますように。




