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ソイ モルト ミネフト

朝からじーやの小言がうるさい、、、


ソイ

「わかった、わかった、、、もう勘弁してくれ!!」


本当にこのじーさんは、、、この前だって俺に文句を言いながら、俺に子供が出来たら、俺みたいにならない様に厳しく躾けるって、、、まったく、、、。


じーやには悪いがまだ見ぬ我が子と、俺の平和の為に早く天に召されてくれ!!

いや、、、ありゃ〜俺より長生きするなぁ、、、。

大体、誰もじーやの年齢知らんっておかしいだろ!!


そんなじーやがなんで俺に目くじらを立てているかというと、先日学校をサボって野党狩りをしていたからだ、、、

だってせっかくの野党だぜ!!

ちょっとぐらい退治に行ったって、罰は当たらんだろ!!

俺だって、ヒャッ〜ハ〜したい年頃なんだ!!

きっと女神メイ様も褒めてくれる、、、。


そういえば、、、あの乗り合い馬車にいた女、、、

一目だけだったけどすごい美人だったなぁ、、、

まぁ〜俺みたいに無駄に身分が高くて柄の悪い男は嫌いって、感じで目を逸らされたけどね!!

なに!!もう会うこともないだろさ、、、。

さて、、、今日は行きたくない学校に行かねば、、、。


王城から馬車に揺られて20分ほど、、、


ふぅ〜なんでこんなもん乗って優雅に登校しなければならん、、、馬でいいだろ!!なんなら歩いた方が面白いのに、、、さてさてここからは演技の時間ですな!!


馬車から降りて、従者を5名従えて颯爽と大学に入ると、、、


女子学生×多数

「うわ〜見て見てソイ様よ!!」

「キャ〜いつ見ても素敵ね!!」

「ご機嫌ようソイ様」


ソイ

「おはようございます!!」


男子学生×多数

「やっぱりソイ様はカッコいいな!!」

「さすがは1年にして生徒会役員だな!!」

「おはよございます!!ソイ様!!」


ソイ

「おはようございます!!」


うん!!疲れる!!早く教室に行こう!!

大体俺の後ろをゾロゾロ歩くこいつらが居るから無駄に目立つんだよ!!また撒くか?いや〜それするとまたじーやに怒られるし、こいつらにも迷惑掛ける、、、やっぱり俺がここに来ない方がみんな幸せじゃない?


クラスに入り自席に着くと、、、


クラスの女子×いっぱい、、、

「ご機嫌よう!!ソイ様!!」


ソイ

「おはよございます!!今日はいい朝ですね!!」


ううっ、、、なんで俺を囲む、、、


毎度の様にクラスメイトに囲まれて雑談をしていると、、、


???

「おはようございますソイ様!!」


ソイ

「やあ!!おはようございますクリス!!」


隣の席のクリスさんご登場!!この子が来るとみんな警戒して離れてくれるんだよね!!


クリス バンブーズ、、、名門公爵家バンブーズ家のご令嬢にして俺が苦手な女!!

銀髪青目の才色兼備で美人なのは認める!!でも性格に難あり!!


さてさてこれで少しはゆっくりと、、、授業が始まるまで外でも眺めて、、、


クリス

「ソイ様、、、ちょっとよろしくて?」


いや〜全然全然よろしくなくて、、、


ソイ

「どうしたのかな?」


クリス

「実は、、、ここの問題がわからなくて、、、」


ああ、、、始まったよ、、、


ソイ

「ほう、、、どれどれ、、、なるほど!!ここは、、、」


この子頭良いんだよ!!だって学年2位だよ!!なんで俺に聞く?まぁ〜俺が1位だけど、、、


男子生徒A

「おい!!聞いたか!!どうやら今日の午後から新入生が入って来るらしいぞ!!」


男子生徒B

「ああ!!なんでもすごい美人だっていう特待生だろ!!」


、、、特待生ねぇ〜


この大学には入学日という概念がない、、、正確にはエルフにそんな概念が存在しない。

人族達と違い我らの種族には長い生があるゆえに、細かなことが気にならない、よって10年で必要な出席日数と単位を取得した時点で進級となる。


クリス

「、、、様、、、ソイ様!!」


ソイ

「おっと!!失礼!!ちょっとぼーっとしてしまった!!

ここの続きだね!!」


この後、授業が始まりそして昼休みとなって、、、。


女子学生

「ソイ様!!食堂までご一緒しても!!」


ソイ

「こちらこそ喜んで!!」


クラスの女子たちと一緒に食堂に、、、


ソイ

「失礼!!お嬢様方、お手洗いに、、、」


そう言って従者を見て、、、


ソイ

「先に行ってくれ!!お嬢様達のエスコートをよろしく頼む!!」


そのままトイレに入って耳にイヤリングを付ける、、、。


ソイ

「さて、怪しい露天商から買ったこの魔法具は果たして、、、」


ソイはそのままトイレから出るも、従者に気付かれない、、、よし!!やるじゃないか!!この魔道具!!


先日、城下をお忍びで散歩していると、怪しい露天商が売っていたこのイヤリングが目に止まる、、、。

なんでも、我らエルフが耳に施す魔法の認識阻害が、全身に発動するという優れものだとか、かなり怪しかったが、金貨5枚だったのでついつい買ってしまった、、、。


よし!!このまま例の場所に!!

最近は取り巻きが面倒なので、中庭の隅の木の上でのんびりとランチタイムだ!!


まぁ〜このリゴひとつじゃ味気ないけど、気疲れしながら食堂で食うのもね〜!!


それにしてもさっきすれ違った子、俺の好みだったなぁ〜!!腰に細剣を付けてたから魔法剣士、、、そうなると短期入学制度の人だろうか、あるいは誰かの従者か?

どうせ政略結婚させられるなら、側室にはああいう勇ましい感じも悪くないよなぁ〜


そんな事を思いながらリゴを投げて遊んでいると、

リゴが手から滑り落ちる、、、あっ、、、


ヒュ〜


、、、ゴツン!!


???

「、、、痛い!!、、、な〜に?」


あれ、、、?誰もいないはずだぞ?


下を見ると頭をさする絶世の美少女が、こちらを見上げていた。美少女と目が合う、、、美少女はキョロキョロと周囲を見渡した後、俺の落としたリゴを拾い嬉しそうな笑顔で、、、拭き拭き、、、パクリ!!モグモグ!!


あっ、、、俺のリゴ食いやがった、、、。


???

「うん!!美味しい〜!!

あり〜♪がとうの〜♪、、、フッフフフ〜♪」


美少女は鼻歌交じりでリゴを食べている、、、


ルナ

「ローネ様!!」


ローネ

「あっ!!ルナ見て見てリゴ!!」


ルナ

「、、、どうしたのですか?」


ローネ

「木の上から落ちてきた、、、」


ルナ

「あんた!!またそうやって!!ダメでしょ!!

拾ったもの食べるなんて!!」


ローネ

「でも腐ってないよ!!」


ルナ

「そういう問題じゃないの!!捨てなさい!!

ほら〜もう行くよ!!早くしないと食堂終わっちゃうよ!!」


ローネ

「それはルナが遅れて来るからでしょ!!」


美少女は先ほど俺がすれ違った、細剣を持つ美女に腕を引っ張られその拍子でリゴを落とす。

美少女は落ちたリゴに後ろ髪引惹かれているのか、、、


ローネ

「あっ!!リゴ、、、」


ルナ

「またそんなことを、、、いいから行くわよ!!」


そう言って二人は去って行った、、、。


俺は木から降りて美少女が落としていったリゴを拾い、、、


ソイ

「なんだあの子、、、」


胸の鼓動を感じる、、、スゲ〜可愛かったなぁ、、、


俺は木から落ちてきたリゴを、鼻歌混じりて拾い食いする変な女に恋をした、、、。


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