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王都魔法大学

この世界において魔法を発動させる事が出来るのは、エルフ種(ハーフエルフ含む)と一部の魔族のみ、多種族は魔法と似た概念のスキルと呼ばれるものが使える。

逆を言えばエルフ種と魔族はスキルが使えない。


一説には概念の違いだけで、発動条件は変わらないと言われるが、魔法とスキルの明確な違いは、魔法は自然現象に近いと言う学説や、伝承などがある。

この様な魔法に対する学説や、伝承、既存魔法の改造、新魔法の開発などを、目的として研究を行っているのが、王都魔法大学である。


王都魔法大学の入学条件はエルフ種(ハーフエルフ含む)である事、これは人種差別ではなく、魔法の発動が出来る事が絶対条件となるからだ。(戦争状態の魔族は除く)


ゆえに入学から卒業までの制度設計が、多種人種からすると規格外の歳月となっている。


卒業までの必須在学期間は50年とされ、内訳が20年の前期基礎学習期間、残りの30年を後期研究期間とされている。

入学における年齢制限、身分の差等も無く卒業自体も比較的簡単とされる。

また、短期入学制度と言われる魔法兵士養成の特別養成期間もあり、短期入学制度では、必須在学期間は存在しない為、本人の能力次第で1年未満〜10年前後で卒業出来るとされている。(卒業には卒業試験合格が必須条件)



ローネ

「ドキ〜♪ド〜キ〜♪、、、♪

ねぇ〜ルナは後期研究期間はどの学部を考えているの?」


ローネは鼻歌交じりで、ベットの上で王都魔法大学入学の案内書を読んでいる、、、

ルナは大学寮のベランダでローネの洗濯物を干しながら、、、


ルナ

「は〜い?なに言ってるの!!わたしは短期入学制度だから関係無いわよ!!」


ローネはびっくりして思わず飛び起きてルナの元に、、、


ローネ

「ちょっとなんでよ〜!!どうしてそうなるの?」


ローネはルナのメイド服を引っ張り、子供じみた抗議をする、、、。


ルナ

「あっ!!ちょっとやめなさい!!服が破けるでしょ!!

いいローネ!!貴方は推薦入学だけど、わたしはただの貴族従者なの!!それでも貴族従者は、無料で短期入学制度を利用出来るんだからそれで十分よ!!」


ミネフト聖王国は厳格な貴族社会となっており、王侯貴族にはそれ相応の待遇が存在する。

それはここ王都魔法大学でも同義となる。


例えばローネ達が住むこの魔法大学寮も、最上階が王族家専用となり、階を下がって行くごとに、、、


最上階 王族(血族の3等親まで)

9階 公爵(王族が家臣となった時の身分)

8階 侯爵(上級貴族、家臣の最高峰)

7階 辺境伯爵(中級貴族、与えられる権限は侯爵同等)

6階 伯爵(中級貴族、ローネの実家)

5階 子爵(下級貴族)

4階 男爵(下級貴族)

3階 平民(主に特待生、陪臣、商人、豪農など)

2階 平民(短期入学制度優良者)

1階 平民(短期入学制度)


と、なっている。

また、 格爵位に合わせて従者の数も決まっており、

王族5名、公爵4名、侯爵3名、中級貴族2名、下級貴族1

名とされ、主人と同じ階に狭い部屋が用意されている。


ローネ

「えっ〜なんでよ〜わたし一人はやだよ〜!!」


聞き分けの悪いローネがルナのスカートを引っ張る、、、


ルナ

「あっ、!!ちょっと!!スカートを脱げるやめてやめて!!大体わたしが入学すると高い授業料を払わなければいけないのよ!!そんなの無理に決まってるでしょ!!」


洗濯をやめて必死にスカートを押さえるルナ、、、


ローネ

「じゃ〜わたしの開発した滑走あげる〜!!」


ルナ

「なに言ってるの!!ただ浮いて水の上を滑れる魔法なんて認められないわよ!!」


ルナにいなされても諦めずルナのスカートを引っ張るローネ、、、


ローネ

「それじゃ〜火弾は?」


その言葉を聞いたルナはゾッとした、、、

火弾、、、ローネが開発した魔法の中でも最悪な魔法とされ、この魔法を知るものはローネとルナしかいない、、、

きっかけは3年前にローネが、弓矢を改造して編み出された火矢にヒントを得て、円錐形の炎を作ることに成功し、さらにふざけてそれを圧縮、、、30センチほどの砲弾状にした。


嫌がるルナを連れて森で凶悪な魔物の、キラーベアーに放ったら、キラーベアーは頭から吹き飛び、火弾はそのまま森の木々を延焼させ大森林火災を起こすと言う大惨事に、、、この一件は二人にとって強烈なトラウマとして、今日まで二人の心に暗い影を落としていた。


ルナ

「ばっ、、、バカ言ってんじゃないわよ〜!!

わたしはあれのせいでトメートが食べられないの!!

大体わたしが放てない魔法なんて無理よ!!

ねぇ〜スカートが脱げる、、、本当にやめて!!

、、、あっ、、、キャ〜!!」


ローネはベット上でベソをかきながら、頭をさすっている、、、。


ローネ

「主人に手をあげるなんて、、、ひどい!!」


大学寮の6階とはいえ、公衆の面前でルナのスカートを脱がし、スイートベリーパンツをさらけさせたローネが言う、、、


ルナ

「なに言ってるの!!ローネのせいでわたしは大恥よ!

!」


ローネはニコニコしながら、、、


ローネ

「でも、普段おねーさんぶってるけどパンツはスイートベリーなんだね!!」


ゴツン!!


ローネは再び頭をさすっている、、、


ルナ

「それで?ローネはどうしたいの?そもそも20年あるんだからゆっくり考えれば?」


ルナは今後のことを想定し、予備のメイドスカートを広げて、ズボンに変更出来るか検討している、、、。


ローネはベットに寝そべり、足をバタバタさせて、、、


ローネ

「わたし勉強苦手だから今のうちに決めておかないと、

不安なんだよ〜!!」


まったく、、、そんなことしてるとスカートとの中が見えるぞ!!って思っていると案の定ローネのパンツが、、、!?


ルナ

「、、、あんた、、、意外と大人なのねぇ、、、」


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