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バカエルフ

じーや

「ソイ様!!本日はグレーン様がお越しになるのですぞ!!

学校に行ってる場合ではありませんぞ!!

大体ソイ様は時期国王なのです!!今までの様に呑気にしている立場ではありませんぞ!!」


朝からじーやがうるさい、、、


ソイ

「わかった!!わかった!!もう勘弁してくれ!!

大体この間まで俺が学校をサボると怒ってたくせに、、、」


俺の余計な一言でじーやのお説教に火がついた、、、

やばい!!こりゃ〜逃げるが吉だな!!


ソイ

「会談の時間には戻る!!じゃ〜!!」


ったく、、、ただでさえ遅刻寸前だってのに、、、


これで遅刻でもしたら、またローネに冷たい目で見られるぞ、、、


あれからローネとは会話が出来ていない、、、

まぁ、顔をあわせれば会釈はしてくれてるけど、、、


正確には魔王との小競り合いがひと段落して、王都に帰還して真っ先にローネに逢いに行ったのだが、、、

見事に嫌われ、それからローネとは距離を置いている、、、。


今は何を言っても無意味だ、、、とりあえずは彼女に誠実さを見せねば、、、


学校に着くと早速、、、


女子学生たち

「キャ〜!!ソル様!!」

「いつ見ても凛々しいですわ!!」

「おはようございます!!ソル様!!」


ソル

「やぁ!!みなさんおはようございます!!」


学校に行くと教室に入る前からこんな感じだ、、、

当然、教室でも同じなので割愛。


クリス

「おはようございます。ソイ様!!」


本日もクリス様のご登場です!!悪いね!!俺の蚊取り線香になってくれて!!


、、、いつも思うのだが、、、なんで俺ってクリスの隣の席なんだ?俺が居ない間に何回かは席替えしたんだろ?


現に麗しのローネは、真ん中の一番前の席だ!!

俺は後ろの席だから授業中はいつでも彼女を見惚れられる、、、。


クリス

「、、、ソ、、ソイ様、、、?」


おっと!!ついついローネの後ろ姿に、、、


ソイ

「おっと失礼!!それでクリスどうしたんだい?」


クリスは一瞬だけローネを見るが、、、


クリス

「いえ、、、そのわたしたちのことで、、、」


クリスは頬を赤く染め照れながら、、、


実は水面下で俺とクリスの婚姻の話がある、、、

俺としては苦手なクリスとの婚姻は真っ平ごめんなのだが、、、


四大公爵家は序列順にバンブーズ家、ヴァリ家、ウィステリカ家、サポート家となっており、中でもバンブーズ家は王家に次ぐ力がある。


もっと、四大公爵家と5大辺境伯家が束になろうが、王家であるミネフト家には遠く及ばないが、、、


それでもバンブーズ家を蔑ろに出来るものでも無く、現在空位で代王を務める立場の俺としては、四大公爵家の後ろ盾を持ってして戴冠に臨むのか理想的となるわけだ、、、。


ちなみにこのあと、亡き父の実弟で叔父の、グレーンサポート公爵と会談となっている。


おそらくクリスが話そうとしていることが、関係しているのだろう、、、。


クリス

「あの、、、父が、ソイ様を夕食会にご招待したいと、

でも公では無く、あくまでもアットホームな非公式な会なのですが、、、」


なるほど、、、いつもの定例会の招待ね、、、


バンブーズ公爵家、、、4大公爵家の筆頭で現当主は、

ブレンデッドバンブーズ公爵で、これまた亡き父の腹違いの兄で、つまり俺の伯父となる。


まぁ、、、要するにこの才色兼備のクリスさんは、俺の従姉妹ってことなんだけどね!!


クリス

「それで、その、、、わたしたちの、、、」


あぁ、、、なるほど、、、やっぱりその話なのか、、、

だからグレーン叔父さんが、、、


ソイ

「承知した、、、それでは伯父上には後日、参上すると

伝えて下さい、、、。」


クリスはとても可愛い笑顔で


クリス

「うん!!

、、あっ!!はい、、、失礼しました、、、」


と、うつむいてしまう、、、

嬉しかったので思わず本音が出たのだろう、、、


この子はとても良い子だよ!!

美人だし、頭も良い!!俺のことを本当に好いてくれているし、何よりも蚊取り線香になってくれる!!


でも、なんでだろ?色々条件が良いけどなんかグッとこない、、、


、、、そういえばなんで俺はこの子に、苦手意識があるのだろう?



最近ローネ様の機嫌が良い、、、

学友の前では普通を装っているが、今も部屋のベットで本を読みながら、、、


ローネ

「そうよ♪世界中のたったひとつの〜♪」


ほら〜機嫌が良い時によく歌ってる曲だ、、、


ルナ

「なんだなんだ!!ローネは今日もご機嫌だね!!」


ローネがこちらを向き、ポカーンとした表情で、、、


ローネ

「あれ?、、、そう言われれば、、、?」


無自覚、、、この子無自覚なの、、、

いやいやさすがに天然が過ぎるでしょ!!


ルナ

「、、、そう、、、気付いてなかったの、、、?」


思わず畳んでいた、ローネの大人な下着を落とすところだった、、、。

大体この子、精神がお子ちゃまなくせに!!なんで下着だけは大人なのよ、、、スケスケって!!


ローネ

「そういえばソル様、、、最近やっと学校に来る様になったね!!そもそもなんで、すぐに学校休むんだろうね?」


、、、えっ!!


いやいや、、、まさかぁ、、、

そんなことは、、、

でも、、、ローネだし、、、


ルナ

「ローネ、、、シル様が誰かは知ってるわよねぇ?」


ローネは完全に はて? って顔をしている、、

ダメだ、、、!!


ローネ

「王族、、、?ってことは知ってるけど、、、

確か第三王子だったっけ?」


ルナ

「、、、あんたさすがに自分の国の王様を、知らないとかないわ、、、」


その言葉にしばしポカーンとしたローネが、、、


ローネ

「あれ?でも王様って死んじゃったから、、、

あれ?

、、、えっ!!

ソル様って代王様なの?」


どうやらこのバカエルフは、やっと全てを理解したようだ、、、


ルナ

「あんた、、、その辺の子供でも知ってることを、、、

だからこの間、ソル様にあんな事を言ったの?

いい!!ひとつ間違えればあんたの家が、お取り潰しになってもおかしくなかったんだからね!!

そんな事になったら、あんたが可愛がってるゼオンがどうなると思うのよ!!」


ローネの顔が青ざめる、、、


ローネ

「どうしよう〜ゼオンが、、、死んじゃった、、、」


さすがのルナも頭を抱えながら、、、


ルナ

「あんた、、、なに勝手に弟を殺してるのよ、、、

まだあんたの家は、お取り潰しになってないわよ!!」


あらためて主君は選ばなければと、感じるルナであった、、、。


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