表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
引退した世界最強冒険者、もう一度世界を救う~ツンデレ女冒険者と獣人奴隷と穏やかな生活を取り戻す~  作者: 大和煮の甘辛炒め
三章 人魔戦線

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

28/60

カンティーナ事変(3)

 「魔剣使いの人間は初めてです」

ディーノが技を繰り出しながら言う。

「攻撃の軌道が捉えずらい!距離を詰めすぎるな!」

トスハラがケラスターゼに忠告する。

「くっ!分かった!」

ケラスターゼが攻撃を避ける。

『空気の塊が飛んできてる?』

トスハラが技を繰り出す。

「ブラッドカッター!」

血の刃がディーノへ飛んでいく。

「効かないなぁ」

ディーノが空間を削るように腕を振る。

すると、血の刃が消え去った。

『なんだ今の、ブラッドカッターが消えた?』

トスハラが困惑する。

ディーノがまた腕を振る。

ケラスターゼとトスハラが急いで伏せる。

後ろの壁が轟音と共に削られる。

「はあ?何あれ……ってうわ!」

削り取られた壁がこちらに向かって飛んできた。

壁が二人にぶつかる。

「避けろ!」

トスハラが叫んで飛び上がる。

ケラスターゼも急いで飛び上がる。

今度は床が削り取られた。

「こいつは空間を削る攻撃をしてくるようだ」

トスハラがブラッドカッターを連射しながら言う。

「一発でも食らったら終わりかしら」

ケラスターゼが尋ねる。

「最初のほうの攻撃を覚えているか?さっきのは壁や床を削っていたが……」

「最初のやつはなにも削ってない!」

「恐らく種類があるのだろう」

「近付けなきゃ話になら無いよ!」

ケラスターゼが飛び避ける。

『!なにも削られてない』

ディーノが嘲笑する。

「気づいたところでどうすることも出来ないよ」

攻撃のスピードが上がる。


⭐⭐⭐

「さすがに魔人二人はきついと思ったけど……」

パールとペルンの攻撃を弾く。

「そんなこと無いみたいね」

「ヨアンほどではないが、かなりの魔力を持っているようだ」

ペルンが氷塊を射出する。

「炎天斬!」

アリスが氷塊を切り裂く。

「ペルン、お前は魔法でやつの動きを制限しろ」

パールが自身の陰から十匹の狼型魔獣を召喚する。

「俺たちで殺す」

「かかってこい」

アリスの剣が炎に包まれる。


⭐⭐⭐

アスフェンは四方八方から突き出す手と交戦していた。

『かなり高度な結界術……こいつ相当手練れだな』

掴みかかる手を切り刻み、地を蹴ってクローバーに迫る。

クローバーの下から手が出てきてクローバーを持ち上げる。

クローバーがアスフェンのうしろに飛び降りる。

「ちっ」

アスフェンが反転してクローバーに斬りかかる。

クローバーが巨大な氷を放出し、上に飛び上がる。

しかしその攻撃を読んだアスフェンがクローバーの上に現れる。

「終わりだ」

アスフェンが肉包丁を振り下ろしたが、クローバーは硬質化させた腕をあげてそれを受け止めた。

『氷魔術に、身体の硬質化!高度な結界を張ってなおこれだけ魔力を喰う魔法を使いやがる……どんだけ魔力あるんだよ』

クローバーが今度は風魔術を放つ。

アスフェンが吹っ飛ばされる。

壁を突き破って外に飛び出す。

『マジか、風魔術まで?こいつ、フュートレックと魔力量でタメはれるぞ』

アスフェンが驚く。

辺りを見渡す。

庭のほうでレグルスが誰かと戦っているのが見える。

遠目でも分かるぐらいにボロボロだ。

『結界の影響は受けてないみたいだな。さっきの手の攻撃はこの結界に刻まれてんだな?外からの侵入を拒む役割も担っているのか』

アスフェンが空中で体勢を立て直す。

『この結界を張っていてなぜ、俺たちをあの手で攻撃せず魔人と乗り込んで来たんだ?』

アスフェンが飛び出してきた穴が赤く光る。

「待て待て!今度は炎魔術かよ!」

アスフェンがマジ焦りする。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ