表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
引退した世界最強冒険者、もう一度世界を救う~ツンデレ女冒険者と獣人奴隷と穏やかな生活を取り戻す~  作者: 大和煮の甘辛炒め
三章 人魔戦線

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

27/60

カンティーナ事変(2)

 「わー、待て待てー!」

「やーだよー!」

花が咲き乱れる庭をレグルスとチュンチュンが駆け回る。

「うわー!」

「キャハハ!」

二人が地面に倒れ込む。

「こんなに遊んだの、久し振りだー」

レグルスが汗をぬぐいながら言う。

「私も~」

チュンチュンが息を切らせながら言う。

その時、空が真っ黒に染まり出した。

「え、何これ」

レグルスが困惑する。

「すごく嫌な感じがする……」

チュンチュンがうずくまる。

「ちょっと大丈夫!?」

レグルスがチュンチュンの背中をさする。

「うええ……」

チュンチュンが嘔吐する。

レグルスが誰かの気配を感じとる。

「ひっ、だ、誰?」

レグルスが後ろを振り返る。

そこには白髪の魔人が立っていた。

「久し振りね、あなたに用があるの。大人しく着いてくるなら、痛くしないけど」

ヨアンが剣を構えながら言う。

「なんで……死んでないの……?」

『この人はあの時頭が潰れて死んだはず……どうして』

レグルスが硬直する。

「あら、驚いているみたいね」

ヨアンが笑う。

「私は人間じゃなくて魔人なのよ」

「……っ!な、何の用なの」

「お前、『矢』に選ばれただろ?あの矢は私達の計画に必要不可欠なものなんだよ」

ヨアンがレグルスの胸を指差す。

「お前の胸に入っていった『矢』がな」

チュンチュンが顔を上げる。

「あの人……レグルスの知り合い?」

「いいえ、敵よ。私を狙ってるみたい」

「え、なんで?」

「それは分からない。矢がどうとか言ってるけど」

レグルスがジャガウォックを出す。

「ちっ、忌々しい獣め」

ヨアンが睨む。


⭐⭐⭐

城が結界に包まれたことをアスフェンとトスハラはすぐに察知した。

「結界?」

「しかも聖なる力を持っている」

トスハラが焦る。

「外にはお嬢様が!」

アスフェンが肉包丁を取り出す。

『聖なる結界……こいつとあの吸血鬼のガキを狙っているのか?だがなんだ、妙な気配を感じる』

トスハラが扉の方を見て叫ぶ。

「来るぞっ!」

正面の壁を突き破ってディーノ、ペルン、パール、クローバーが突入してきた。

『ヨアンがレグルスを奪取するまで』

『こいつらをここに』

『抑える!』

ケラスターゼとアリスが剣を抜く。

アスフェンがクローバーと、アリスがペルンとパールを相手取る。ディーノはケラスターゼとトスハラが迎え撃つ。

「ん、君魔族だったのか」

トスハラがケラスターゼの剣を見て驚く。

「いや、そんなこと言ってる場合じゃなーい!」

ケラスターゼがディーノの攻撃を避けながら言う。

アスフェンとクローバーも戦闘を開始した。

クローバーは仮面で顔を隠している。

「お前、強いな」

アスフェンが呟く。

クローバーが鼻で笑う。

アリスも二人の魔人を相手に隙をみせない。

「ヨアンの話とだいぶ違うが……」

「問題ない、足止めすればよいのだから」


⭐⭐⭐

激戦が始まった

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ