表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
引退した世界最強冒険者、もう一度世界を救う~ツンデレ女冒険者と獣人奴隷と穏やかな生活を取り戻す~  作者: 大和煮の甘辛炒め
二章 学園交流会編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

23/60

新たな動き

 「お手並み拝見ね」

拝聴席にフュートレックが立っている。

「アスフェンなら大丈夫ね、それで」

フュートレックがアスフェンからレグルスに目を移す。

「……選ばれちゃったのね」

フュートレックが呟く。

「あ、フュートレック」

ブリエッタが声をかける。

「あら、あなたもいたの」

「万一アスフェンがやられたら俺たちでアイツをやるぞ」

『アスフェンがやられるのは困る。アレを抑え込める可能性がゼロになる』

フュートレックがアスフェンの前にテレポートする。

「おっ!フュートレック!何しに来たんだ」

アスフェンが驚く。

『妖精女王フュートレック!?あのオッサン、あんなバケモンとも知り合いなのか?』

シャルロッテが愕然とする。

「あの魔砲をその包丁で弾くつもりだったの?ホントに死ぬわよ」

フュートレックが呆れながら杖を前にだす。

「仲間の魔法使いか、まとめて葬ってやる!」

ラツィオの渦からどす黒い魔砲が放たれる。

「ちんけな遺言ね」

フュートレックも魔砲を放つ。

純粋な魔力だけを練り上げて放出された魔砲がラツィオの魔砲を消し飛ばす。

「バカなっ……」

あっという間にラツィオも魔力の奔流に消し飛ぶ。

「うふっ、私の勝ち」

フュートレックが振り向いてピースサインをする。

ケラスターゼ達もピースサインを返す。

「衰えないって良いことだな」

アスフェンが肉包丁をしまいこむ。

「それで、また用があるのか?」

「ええ、『並なる均一世界』の本拠地がわかったの」

「あの魔人どものか」

「ええ、あそこは最後の戦いの場所に世界で一番近い場所よ。時間がないわ」

フュートレックがケラスターゼ達を指差す。

「あの子達も連れてきてほしいの」

「それはいいが……てか場所どこだよ」

「オベリスクよ」

「オベリスク!?」

アリスが駆け寄る。

「ちょうどいいところにアンデラートの生徒がいるんですよ」

アリスがシャルロッテを指差す。

シャルロッテが頭を下げる。

「そう、じゃああなた達はアンデラートに生徒として入学してオベリスクに滞在してちょうだい」

「げっ、また制服着るのかよ……」

「大丈夫よ、アスフェン若く見えるし、入学の目的は寮を借りるためだから」

「それ入学する必要あるか?」

「とにかく、準備ができしだいオベリスクに出発して。魔族もかなり活発に動いてる。

魔王復活を狙ってる魔族もオベリスクに潜んでいるかもしれない。目的は異なるが魔王復活を目論む二勢力とそれを阻止しようとしているあなた達。三つ巴の戦争になることは間違いないわ」

「つまりオベリスクで起きたことが……」

「この世界の存亡に直結する」

「ブリエッタはどうする?」

「彼は最後の砦。もし私達が破れたとき、魔王が復活したとき、彼が魔王を倒す」

「……わかった。引き続き監視……?してるのか知らんが頼むぞ」

「ええ」

フュートレックがまたどこかへテレポートした。

「あの魔人たちの親玉との決戦ですね、師匠」

「交流会が終わったらすぐカルテットを出ると、ケラスターゼとレグルスにも伝えてくれ」

「はい」

アリスが頷く。

『当面オーディナリーには変えれそうもないな』

アスフェンが空を見上げて溜め息をつく。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ