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引退した世界最強冒険者、もう一度世界を救う~ツンデレ女冒険者と獣人奴隷と穏やかな生活を取り戻す~  作者: 大和煮の甘辛炒め
二章 学園交流会編

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決闘開始

適当だぁー

 「さーあ!次は決闘だぁー!審判が敗けと判断するまで続くぜぇー?せいぜい死ぬなよっ!一回戦行ってみよう」

レグルスとメリッサが中央に進み出る。

二人が一礼する。

「試合始めっ!」

審判が叫ぶ。

いきなりメリッサが魔法を発動した。

「バーストウィンド!」

爆風がレグルスを吹っ飛ばす。

「あばばばば」

レグルスがジャガウォックで地面にしがみつく。

「ちっ、耐えたか」

レグルスが立ち上がって走り出す。

「おりゃー!」

「バカなの?真っ直ぐ突っ込んでくるとか」

メリッサが魔方陣を展開する。

「アイスファング!」

魔方陣から巨大な氷の口が現れた。

「うおおー!出ましたメリッサの十八番、アイスファングゥゥゥ!一回呑み込まれたらもうおしまいだぜぇ!さあ、獣人娘は回避出来るかァァァ?」

レグルスが驚く。

『おっきい口!おおお、吸い込まれるゥ~!』

レグルスが氷の口に吸い込まれる。

「レグルスー!」

ケラスターゼが焦る。

「レグルスが死んじゃう!」

「いや、死にはしないだろう……噛み砕かれない限り」

アリスも厳しそうに言う。

「ヤッホー、もう終わった~」

メリッサが余裕ぶっこいて審判のところへ行く。

「私の勝ちだよね」

メリッサが審判に尋ねる。

「ええ、ですが先にあの魔法を解いて下さい」

「オッケー……ん?」

メリッサが魔法を解こうとしたとき、何かが砕けるような音がしだした。

「んー?静寂にしてくれよ、みんな。なんか聞こえるぜ……えええ~!」

キュービックが驚きの声をあげる。

氷の歯にひびが入る。

「ウガウガウガウガ!」

ジャガウォックが氷の歯を次々へし折っていく。

「あの獣人娘が歯を全部へし折っていくぞぉぉぉ!?」

観客たちが大歓声をあげる。

「すげぇー!」

「なんてパワーだ!」

レグルスが口から飛び出した。

「お、出れた」

そのままメリッサのところへ走っていく。

「え、え、あれ壊れるの?」

大混乱しているメリッサにジャガウォックのラッシュが叩き込まれる。

「私の勝ちだってばァ~!」

メリッサが泣きながらぶっ飛ばされる。

審判も呆然としている。

「えー」

「ジャガウォックすごすぎない……?」

ケラスターゼが目を点にする。

「あの分厚さの歯を拳でへし折れるのね……は

っきり言ってヤバい」

アリスも冷や汗をかく。

「勝者はとんでもないパワーを魅せてくれた獣人娘、レグルスだァー!」

キュービックが声を張り上げる。

大歓声の中、レグルスが恥ずかしそうにしながら戻ってきた。

「勝ててよかったです」

「おめでとう、レグルス」

「最高のパワーじゃない」

ケラスターゼとアリスが祝福する。

「えへへ、そうですか?」

レグルスが照れる。

「アスフェンも誉めてやってくださいよ」ケラスターゼが国王のいる拝聴席を眺めているアスフェンを呼ぶ。

「ちょっと、アスフェン?」

『拝聴席には国王夫妻と執事二人、クアルトがいたはずだ。今はクアルトがいない。アヴェンドが何か言いつけたのか?いやそれは執事の仕事だ。レグルスの試合に興味が無かっただけの可能性もあるが……』

「おい、オッサン!」

シャルロッテが怒鳴る。

「次は私達だぞ!」

「悪い悪い、今行くよ」

「ったく、耄碌してんのか」


⭐⭐⭐

「次は誰だ」

「はい、アスフェン・ヴェスレイとシャルロッテ・ブラーノです」

フードの男とクアルトがヒソヒソと話している。

フードの男の声に怒気がはらむ。

「アスフェン……!父の仇、同胞の仇!人間のストックは十分だ、我が屠り去ってやる……!」



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