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意味がわかると怖い話  作者: SHELLY・BOSS
1/1

#1 香水

Twitterでも投稿した物です。

不定期更新です。

気が向いた時に更新します┏●

友達は昔から鼻が鈍感だった。


握りっぺのイタズラをしても気が付かないし、トイレ等の臭いも平気だった。


最近、友達から酷い臭いがして僕は直接聞いてみた。


『なぁ・・・最近お前、臭いぞ?』


『そんな事ないだろっ!新しい香水なんだぞ!』


友達は激怒した。

『その香水、安物じゃ無いのか?』


『確かに安かった。まぁ手作りだしな。良かったら、他のもあるから、今日見に来いよ?』


僕は友達の家に行った。


****************

友達の部屋には、作ったらしい香水の臭いが充満していた。


『やっぱり臭いぞ?』


『そんなハズ無い!』


そう言うと友達は机の上に置いてあった香水瓶を、いつくか持ってきた。


『コレは姉さんに手伝って貰って、コレは父さん。コレは隣のおばさんに。』


自分だけで作った訳じゃ無いのか。


『ビンの色が赤しか無かったんだよ・・・新しい色も欲しんだけどな。』


悲しそうな友達だったが、僕は話が入って来ないレベルで鼻が参っていた。


『悪いけど、トイレ借りて良いか?ちょっと吐き気が・・・』


『分かんねぇ奴だなぁ。行ってこいよ。あっ・・・風呂の扉、開けるなよ?ハイター使ったから、今のお前にはキツいぞ?』


僕はこれ以上ダメージを負いたく無いのに、そんな事言わなくても大丈夫なのに。


無事トイレを終えて、僕は帰った。


その日の事を別の友達に言うと、1週間後、香水を作った友達が捕まった・・・

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