【あとがき】
どうも皆さん御機嫌よう、凛でございます。
ド畜生たち(※一部例外キャラ有)のド畜生な物語がついに終わりました。以前どこかで告知したように、何にもないまま終わりました。
今回はシンプルに不倫されてる奥さん(いわゆるサレ妻)と、その不倫相手(いわゆる間女)のお話なんですけれども、こういうのってやっぱり修羅場がつきものって感じがするじゃないですか? ほら、最近YouTubeとかで吹き替えでお送りされている、ラインのスカッとする話~みたいなやつ。あんな感じ。
あぁいう話はぶっちゃけ巷にどこにでもありますよね。サレ妻(夫)が逆襲して、浮気夫(妻)と間女(男)が慰謝料請求されて両方とも地獄に落ちるみたいな。あとは数年後とかに浮気夫(妻)が復縁要請するけどサレ妻(夫)はすでに再婚してて……とかいうね。
まぁそれでも面白いんですけど、どっちかというと今回はキャラの心情をしっかり描きたかったのと、誰も傷つかないし死んだりしないけどなんとなく後味悪い話を書きたかったっていうのがあって。それでこんな感じに仕上がってます。
佳苗は悠真の浮気に薄々感づいているけど追及する気ないし、和葉は悠真と手を切らない上に悪びれない。悠真はまぁ見ての通り。あとはもう普通に利津が何も知らなさすぎて可哀想。
修羅場を期待していた方がおられましたら、申し訳ありません。(笑)
今回のタイトル『間違えた紫陽花』は、紫陽花という言葉に「セックスしようぜ!」という意味がある――みたいなのを聞いたので採用しました。紫陽花を音読みすると「しようか」と読めることから、「(セックス)しようか」っていう隠語で使われることがあるらしいです。
つまり『間違ったセックス』――言わずもがな不倫、そういうことですね。
あぁ、あと突っ込まれる前に言っときますが。
コロナの影響とかっていうのはこのお話の世界観に一切ないので、出産の立ち合いも結婚式も普通にやってます。……反映させるのが面倒だったんだ。許してくれ。
……と、まぁとりあえず弁解はそんな感じですね。
本当は本編後に悠真の長女・いづみ目線のエピローグとか作ろうかなって思ったんですけど、蛇足かなっていうのとシンプルにめんどくさかったので止めました。
多分ここで終わっといた方が綺麗に後味悪いと思う(どんな日本語だ)
ではでは、凛でした。
今回はまだ日付またいでないぞ!(午後十一時半現在)




