6本場<これでとどめだ>
東4局親ロー 俺持ち点19400 ドラ5p
6巡目~俺手牌~
345m347778p2388 ツモ牌2m
1sが3枚見えてると言う事はタンヤオは確定したと思ってもいいな。ならば今日の俺の天運の無さを考慮して2p5pは鳴いた方がいいな。おそらくコスあたりがはってそうだし
打[5m]
7巡目~コス手牌~
2225556p456s白白中 ツモ牌2m
打[2m]
7巡目~イノリ手牌~
11223456678m5p西 ツモ牌西
「立直です!」打[5p]
「チー」
俺晒[34p]
恐らくイノリはマンズのホンイツ。ならば
打[8p]
8巡目
ローは中を打ってきた恐らく対子落としか。
8巡目~コス手牌~
2225556p456s白白中 ツモ牌白
「立直だ!」
打[中]
8巡目~俺~
ツモ牌[4s]
「ツモ!500・1000だ」
南1局親コス ドラ1p
10巡目~俺手牌~
13m11123p123s發發西 ツモ[2m]
セオリーとして満貫以上確定の手牌はダマだが4pじゃあがれない事を考慮すれば立直だな。
打[西]
「立直!」
10巡目~ロー手牌~
45566778899p55s ツモ牌[發]
(チー・ト・イ・テ・ン・パ・イ・だ・が・4・p・き・る・か。い・や・こ・こ・は・チ・ン・イ・ツ・を・め・ざ・す)
打[5s]
俺の切った5sを合わせたってことは下りたか回しに行ったな。
10巡目~コス~
ツモ牌4p
「ツモだ!」
456m3356p455667s
「4000オールだな!」
南1局1本場親コス
~流局~
イノリ・コス+1500
俺・ロー-1500
南2局2本場親イノリ ドラ3p
12巡目~イノリ~
ツモ牌[2p]
「ツモです!」
2345p333567s 鳴き777m
「1200オールです!」
南2局3本場親イノリ
~流局~
イノリ+3000
俺・ロー・コス-3000
「どうやら俺らの勝ちだな。残り2局でお前との点差は約30000点だしな。」
「そのセリフは俺の親を落とした時に行った方がよさそうだぞ。」
「ふん強がりを。たった2局でなにができるんだ。」
「今にわかるさ。」
南3局4本場親俺 ドラ1m
5巡目~俺~
1m446699p4488s西西 ツモ牌中
打[1m]
「リーチ」
5巡目~コス~
1112345m788p中中中 ツモ牌發
(くっドラ切りリーチか、ってことは連荘狙いか?いや捨て牌全部字牌だけど發は生牌で切れない、下りるか。1mで降りるのもいいけどイノリが上の三色を狙っていそうな河だ。わざわざ1mを切って満貫振り込むよりもここは念には念を入れて中の暗刻落としをしよう。)
打[中]
「ロン」
「!?」
裏ドラ1m
「9600は10800だ。」
(中を切ってリーチをしてたらあいつは上がれてなかった。俺が狙われただと!?)
南3局5本場親俺ドラ中
9巡目~俺~
ツモ牌東
「ツモ!」
888m123345p東東中中
「2500オールだ」
南3局6本場親俺ドラ東
10巡目~俺~
3567m234p6789s東東 ツモ牌4m
打[9s]
「リーチ!」
「ロ・ン・1・0・0・0・は・2・8・0・0」
789m11566778p78s
(よっよしこれで俺がトップだ次でオーラスだ。これさえやり過ごせば勝ちだ。それにしてもあいつの落ち着きはなんだ。俺の方が有利なはずなのに負けるような気がする。何故だ??なんだこのプレッシャーは。いや、俺は必ず勝つんだ勝たなきゃ俺もコスあいつらの奴隷に・・・それだけは。)
負けることに対する恐怖が顔に出始めてる、俺には分かる。もうコスは自滅の道に落ちるだけだ。今の局のあがりを見るにローも運は回ってきてないようだ。
オーラス親ロー ドラ4s
「チー」
「チー」
「ポン」
コスが瞬時鳴いてきたか。これが自滅の道に落ちた合図だ。
5巡目~コス~
4457p 鳴333m234s567s
(ピンズは河に薄いが先制をとれたこれで、決まったな。)
6巡目~俺~
「君はもう既に終わってる。リーチ!」
打[4s]
7巡目~コス~
4457pツモ牌7p
(俺が終わってるだと。ふざけるな!見ていろ、絶対しのいでやる。おそらくあいつは147pのスジだろう。ならば。)
打[5p]
「ロン!これでとどめだ。」
「!?」
567m5666p345567s
「8000点だ。これで決まりだな。」
~最終結果~
1位 マサチ38200
2位 コス:23500
3位 イノリ:21100
ラス コス:19200
「馬・鹿・な」
と言いローは卓に突っ伏してしまった。コスはうなだれながら自分の手のひらをずっと見ている。
俺が立ち上がった瞬間周りの子供たちの歓声は建物中に響き渡り希望に満ちた感情が卓の周りに生まれ弾けていた。
「マサチやるじゃんか。」「ただの偉そうなおじさんじゃなかったんだ。」「マサチの奴コスとローの奴より強かったんだ。」「私・・初めからマサチなら勝てると思ってたよ。」
この勝利と共にここに残れる権利を得てイノリの家に泊めてもらえる事になった。
子供たちはそれぞれの家に戻り、コスの2人の弟が卓で凹んでいるコスを慰めていた。俺は卓に向かって1礼しイノリの家に戻っていった。
子供たちの紹介を入れようとしたけど人数が多いと思うので。後ほど・・・