表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
主人公がっ、強すぎたっ!  作者: てるてる
第一章
5/10

第1話

今回はかなり短いです。

―――気づくと真っ黒な空間に、ただ一人でいた。

(こ、ここは何処だ?)

討木は歩こうとするが、まるで空をきっているような感覚しかない。

(これは歩けているのか?)

歩けているかを確認しようとしたら何者かの声が聞こえてきた。

『やっと起きたか。待ちくたびれたよ。』

(だれだ?)

と、声が聞こえてきた方向を向くと。

(なっ!)

そこには自分と同じ姿をした者が立っていた。

『おー困惑しているね。まあ自分と瓜二つの人物がいきなり話掛けてくるのは確かにヤバいね。』

と、もう一人の討木はのんきに言う。

(いやっ!誰だよお前?!もしかしてお前だ、とか言うのかよ!)

と、討木はふざけて言ったのだが。

『そう、僕はもう一人の君だよ。』

なんと本当に言ってしまった。

(oh…もう頭痛くなってきた。)

『ははは。じゃあ本題に入ろうか。』

(笑いごとじゃないんだよなぁ……。)

『じゃあ単刀直入に言うよ。僕は君の中に入る。』

(ファっ?!お、俺はそんな趣味ないぞ?!)

意味の分からないことを言うもう一人の自分に、討木は取り乱す。

『少し言い方が悪かったかな?まあ言い方を変えると、僕は君の一部だ。だから僕は君の中に戻ると言うことだ。』

(なんだ。そう言うことならいいよってなるか!俺の一部ってなんだよ!)

『すまない、時間がないんだ。少し強引になるけど大丈夫だよ。』

(ちょっ大丈夫じゃね、っ!!)

討木が反対の声を上げようとしたが、もう一人の自分は入ってきた。

(なんだこ、れ。)

そうして討木は意識を失った。




誤字、脱字などがありましたら教えてください(^_^ゞ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ