第零話
一度間違えて消してしまって心が折れましたが頑張りました。
ピピピピピピピガチャ
「ん、もう朝か。」
そう言ってベッドから起き上がったのは美少女、ではなく見た目は美少女で声も高いが彼は男である。
「また学校かぁ。イケメンに産まれたかったよ。と言うかなんで美少女なんだよ!意味わかんねぇよ!どう言うことだよ!せめて俺らしく産まれたかったよ!毎回毎回学校に行くたび男や女に告白されてさぁ!もう泣けてくるわまじで!て言うか泣くよ?!」
と、愚痴を言いながら着替える討木。
「はぁ。また学校頑張るか。」
そう言いながら朝食に手をつけた。
「学校爆発しないかぁ?」
そんな物騒なことを言いながら朝食を食べ終える。
「いってきまーすっ…って誰も居ないか…。」
今の言葉で分かった人もいるかもしれませんが、既に討木は親を亡くしています。
キーンコーカーンコーン
「あっ!!ヤベッ!!時計見るの忘れてた!!」
そう言いながら猛スピードで走る討木。
「間に合ぇぇ!!」
…チャイムが鳴っているのでもう間に合ってないのですがね。
「ち、遅刻してすみません!!」
「また遅刻か、職員室にこいよ。」
ここから俺がナレーターに代わるぜ
ニヤッと笑ったクラスの担任--遠藤空は俺が遅刻するたび職員室に呼び出し下品な目で俺を舐め回すように見てくるのでかなり嫌いだ。
「よう!討木!元気にしてたか?。」
今話掛けているのは俺のちゃんとした友達、祐希和一だ。
「ああ。おかげさまでな。」
「なんか悩み事がありそうな顔してんな?悩み事なら俺が聞いてやるぜ?。」
「そうか。ありがとな。」
そう言って和一に笑い掛けた。
「っ!!あ、あぁこれぐらい友達として当たり前なことだろ?。」
何故か笑い掛けた後顔が赤くなっていた。
「ん?どうした和一。」
「い、いや何でもないぜ。」
「そう言えば次数学かぁ。めんどくさいな。」
「だ、だな。」
そして時は過ぎて行き。
キーンコーカーンコーン
「やっと終わったぁ!はやく帰ろうぜ和一。」
「分かった行こうぜ。」
そして帰ろうとした矢先事件は起きた。
「よし、じゃあ行こ「お、おい!扉が開かないぞ!」ん?。」
そこには同じクラスの、東力水斗が扉を叩いていた。
「何言ってるのよ、ちょっと貸してみて!」
今喋った彼女はクラスで可愛いさ2位(1位は俺らしい(泣))の、柊琴音だ。そして開けようと試みたが
ガチャン!ガチャガチャ!
「ほ、本当に開かないわ!」
ガチャン!ガチャン!
それに便乗し他の皆もやり始めた。
そして次の瞬間。
『あー、マイクテストマイクテストー。』
幼い子供のような声がスピーカーから聞こえてきた。
『えー今君たちはかなり混乱していると思う。すまないね、今から君たちには異世界に行ってもらう。その過程で自分のステータスを決めてもらう。最初にSPと言うポイントをんーそうだなぁ。…1000ポイント上げよう。これでスキルやステータスにふって頑張ってくれ。あ、後』
パチン
という音で一瞬で席に戻っていた。そしてこの仕組みを聞こうとしたら。
(んー!んー!)
なんと喋れなくなっていた。
『騒ぐのはめんどくさいから喋れなくした。まあせいぜい頑張れ。じゃあ全員終わったら転移させるからね~。じゃあ。』
と言ってスピーカーは切れた。
(一体どうなってるんだこれ。て言うかどうやってステータス決めれるんだよ!)
ガチャ
『あ、そうそう忘れてた。頭の中で《ステータス》って唱えれば出るから頑張れ。》
ガチャ
(んーそうか。じゃあ《ステータス》!)
刹那討木
性別:男
身長:160cm
種族:人族
階級:最下級
特徴:男なのに美少女(?)
説明:男なのに美少女過ぎて自分でも困っており、告白などが絶えない。
髪の色:茶色
ステータス
Lv.1
HP35/35+
MP40/40+
物攻9+
魔攻13+
物防8+
魔防10+
運19
スキル:無し
適正属性:水 火
魔法:無し
固有能力:無し
ストア
(うおっ!すげぇなこれ。これストアでステータス決めれるのか。押してみよ。)
ポチっ
ストア 能力は全てSP1
HP+
MP+
物攻+
魔攻+
物防+
魔防+
スキル:
適正属性:
魔法:
固有能力:真?力SP:1000
SP:1000
(えっ。ナニコレ。能力とこれたぶん真の力だよな。これしか取れないじゃん。でも絶対真の力ってやばいよな……よし、取ってみよう。)
ポチっ
《真の力の覚醒を確認しました。》
(えっ!なんだこれ?!やばい。眠くなって、き、た…。)
《真の力の覚醒を確認しました。これから魂の再構築を始めます。
能力覚醒――――完了。
能力強化――――完了
身体改変――――完了
固有能力開花――――完了。
再構築された魂の器の創造――――完了。
真の力覚醒――――何者かの介入あり。除外します。――――完了。
全てにおいてのステータスの開花を確認しました。これから種族の改変を行います。――――完了。
魂と器の結合が完了。これで真の力の覚醒を終わります。》
これから主人公最強になりますよ。




