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姉弟初めてのVRMMO  作者: 神白
83/106

第81話 肩慣らしのつもりが・・・

名前: [クルード]

種族:ルフ(幼生)LV18→25


HP 100

MP 70→75


攻撃 50→55

防御 45→50

魔攻 34→39

魔防 50

器用 15

速さ 80

運 15


《スキル》

<風魔法 LV9><守護 LV6→8><土魔法 LV7→9>

<堅固 LV6→7><鋼の翼LV1→3><鋼の爪LV1→3>

<隠密LV8><魔力回復LV9><隠密LV3>

<魔力感知LV1><魔力纏LV1→2><威圧LV3>

<魔力操作LV1→4>


SP20→0


レベルが上がっていたので、振り分けておきました。でも、まだ幼生だよね。


「今確認したけど、まだ幼生みたいだよ?」


「え。まじ?・・・こういう場合、社長より、バハムートの方が詳しそうだが、どういうことだ?β版の時のレイドボス時はこの大きさで成体だったよな?」


【あぁ、はい。β版でプレイヤーの皆様と戦ったのは今のクルードと同じくらいの大きさで登場させましたね。だって、そうしないと、勝てませんもん。そういう存在として、ルフは作り出されたのですから。】


「ん?つまり、プレイヤーが勝てるように、大きさを小さくするように言ったの?そのルフに。」


【はい、そうです。えっと、ユウキ様は遺跡に入り、見て来たと思いますが、ルフにもストーリーが作られているんです。そのストーリーを知って初めて本来のルフと相対することができるようにしていたのに、レイドボスとして登場したルフの分身を倒したら終わった気分になって、そのままクリアしたみたいになってしまっていたのですよね。まあ、眠りについた的な感じに変更してありましたが。】


「・・・・・・と言ってますが、運営さん。このストーリー作ったの恐らく、バハムートじゃないよね?AIはまだ入れられてない時のはず。ということはですよ?」


「・・・隠しストーリーを勝手に作って勝手に隠したやつがいると、言いたいわけだ。」


「そう!大勢のプレイヤーが倒しに来ると心待ちにしていたのに来なかった。そして、強制的に眠らせられたルフに謝れ!バカギン!」


「いや、俺じゃねぇよ!その怒りはルリに言え!」

「ルリさん。いい人だと思っていたというのに!なんということを!」


「え?呼んだ?わぁ。ルフこんなに大きくなっちゃって。すげぇ!間近でみると凄いなぁ。」


「「・・・・・・。」」

原因の人、突如現る。

突然のことなのでピタっと固まるユウキとギン。


「で、なんの話?」


「まあ、瑠璃君。とりあえず、ログアウトして会議室に集合しようか。」

「ギン、はっきり言っといてよ?」

「任せておけ、他にもやらかしてないか徹底的に調べておく。」


「え?え?社長?!な、なんで?えぇ?!俺なんかやらかしましたぁ?!ちょ、なんでギンまで怖い顔してんの?!ねぇ、教えて!ってか、まだログインして10分も経ってな・・・」


「ルリさん。」

私は言い訳を始めたルリさんに声をかける。


「はっ、ユウキさん!何がどうなって!」


「しっかり怒られて来てね♪」

そして、笑顔で見送る。


「え、えぇーー!!何?!何なのさー!」

社長とギンにズリズリとひこずられて、退場させられるルリさん。



「さ、クルード、背中に乗せて。北に行こうか。」

「キュルア!!」

ススススと2人が乗れるぐらいに大きさを変えてくれる優しいクルード。


「ありがとー、クルード!よろしくね。」

黒龍が大きさを変えてくれたクルードの背に乗り、翼を撫でる。

「キュルルルゥ。」

嬉しそうに、喉を鳴らすクルード。


「ふふ、バハムートも大きさは変えられるの?」


【はい、少し小さくなって行きますかね。よいしょ。】

こちらも、ススススと小さく小さく・・・抱っこできるくらいの大きさに!!!


「か、かわいっ。」


【この姿でなでなでも有りですよ?】


「お姉ちゃん!僕から!」

「ふふ、はいはい。バハムート、黒龍が抱っこしたいって言ってるから行ってあげて?」


バハムートが、黒龍に抱かれたのを確認して私もクルードに乗る。ラウは私の肩に乗ったままだ。そして、私が黒龍の体を後ろから支える感じで乗り、クルードに合図する。


「クルード、お願い!」

「キュルア!!」

バサバサッ!!!


【わぁ。まさか、ルフに乗れるとは思いませんでした。ふふ、黒龍様、撫で心地はいかがでしょう?】

バハムートが自分を撫でてご機嫌な黒龍に聞く。


「うん!すべすべ!バハムートの鱗、キラキラしてるしすごくかっこいい!それと、僕のこと呼び捨てでいいよ?これから、お姉ちゃんの家族になるんだから、僕とも家族でしょ?」


【っ!はいっ!よろしくお願いします。黒龍!】


「あ、もちろん。私も呼び捨てで・・・」


【ダメです。ユウキ様はユウキ様です!】


「えー?・・・はぁ、もういいや。そう言えば、バハムートは女の子っぽい名前が欲しかったんだよね?契約前に考えとかないとね!」


【っ!!新しい・・・名前!楽しみです!!】


さて、何にしようかねぇ。デジャブな気もするなこの感じ。


「お姉ちゃん、北についたみたいだよ。」

「キュルア!」


おぉ、早いねぇ。さすがクルード。

・・・ちょっと肩慣らししてこよう。黒龍がバハムートを独占状態だ。


【?ユウキ様どちらに?】


「黒龍が、バハムート独占してるから私は北の魔物がどんなのいるか、探索してくる。相手になるか気になるし、恐らく北を抜ければ龍人の国だろうし。」


【・・・どちらのパーティで、行くのです?】


「んー。とりあえず、私とラウとクルードと・・・ルナと、アテナ・・・かな?」


『ユウキ様?もう1人選べますが・・・?』


「うーん、ムーンはまだ幻覚魔法覚えてないし、トーカも潜伏までスキルを上げてからの方がいいと思うんだよね。ウインディとヒカルは一緒に召喚してあげたいし。」


【流石です。】


「お姉ちゃんって、パーティ構成バランスいいよね。攻撃特化というわけでもないし、速さ特化でもないし、程よい感じ。ま、僕はまだ無理だと思ってるから北門のそばにいるね。」


そんなに考えたことないけど、そういえばそうだよね。ステータスの振り分けるのも、バランス良くして行く傾向だね。


「じゃ、いってくるね!サモン:ルナ、アテナ!」


「ピュァー!」

『マスター!久しぶり!』


「ふふっ、そうだね。アテナ、ルナ。さて、北のフィールドの探索に行きます!クルード小さくなって、ルナはクルードと一緒に、隠密しながら警戒よろしく。アテナとラウも隠密しながらね。」


『かしこまりました!』

『りょーかいよ!』

「キュァ!」

「ピュァ!」


私は堂々と行きますかね。基本的に、はじまりの国の周りの土地は森から始まるんだね。この森を抜けたらどんなの土地に変わるのかな?楽しみだ!南は鉱山東は森が続いてて、西は湖だったね。ま、先のことはおいおいだね。


早速敵かな?


「キャシャ!!」

黒い赤目の蜘蛛の魔物。つまり!


「ラウが現れた!」


『むぅ!違います!あれはシャドウスパイダーです!・・・あれ?レアな魔物じゃありませんでした?』


「一度会ってたら遭遇率が上がるとか?私の場合ラウと契約してるし。」


『マスター!敵さんはいっぱいいるみたいよ!その話は後にしましょう!』

アテナが言うように、ゾロゾロと高い木の上から見下ろしていたり、側面に張り付いて威嚇していたり、枝に糸をつけてぶら下がっていたり様々な感じに大量いらっしゃる。

レア感全くないよ?!


「「「「「キャシャァー!!!」」」」」


側面に張り付いて威嚇していたシャドウスパイダーが、勢いよく何かを吐き出した!

それを回避して、私がいた場所を見ると蜘蛛の巣が大量に張り付いていた。あそこにいたら完全に動けなくなってたね。結構粘着力ありそう!


鑑定もしておこう。


【シャドウスパイダー:LV31】

HP:1400 MP:600

弱点:火・炎・光 属性:闇・土

説明:暗い森を好む蜘蛛の魔物。集団行動をして、獲物を見つけると拘束し捕食する。普段は地中に潜っているが、食料を確保するため10日に1度地上に出て活動する。


え。この大群、普段土の中にいるの?

さ、寒気がする。

しかも、レベルが高い。最初に見た敵以外も鑑定して見たけど、30〜34の間だ。体力も多いし、魔法がどのくらい効くかわからないけど、とりあえずやってみるか!


「みんな!とりあえず各個撃破で!体力多いけど、火と光は苦手みたいだから、アテナは魔法で攻撃、それをラウが援護!クルードとルナは敵が流れ込んで来ないように調節してほしい!私はいろいろ試してみるから!よろしくね!」


『かしこまりました!』

『了解!』

「キュルァ!」

「ピュァ!」


それぞれが指示通り動いて行く。

さて、やりますか。

まずは目の前の5体!

ゴーレムイチコロだった太陽の魔剣!さあ、どうなる?

まずは、1匹が木の上から飛びかかってくる!

「キシャァ!」

思いっきり、上から下に叩っ斬る!!

真っ二つになるように振り切ったのに、途中で止まった。ま、粒子になって消えましたけど。

むう、この場合、攻撃力が足りないのか、魔攻力が足りないのかわからないんだよね。速度も関係してるのかな?


1体がやられたところをみて、退くかと思いきや、今度は4体同時に飛びかかって来た!

流石、メンタル育ってるね!北まで来ると!

他のところの魔物は怯えた目をして逃げるのに、向かって来るところを見ると、少し嬉しくなる。

一度下がり、2体は木の上から地面に向かって落ち、もう2匹は態勢立て直して、私に再度飛びかかって来る。1匹が私の手元狙いで蜘蛛の糸を飛ばし、もう1匹は足元に!

手元狙いで飛ばして来た糸は魔剣で燃やし、足元狙いの糸もかわす!間一髪だった、速さもまだまだ鍛えないとダメかな?

そんな反省しつつ目の前の2匹を警戒していると。


「キュルァ!!」

クルードが私の後ろ側に向かってアースシールドを発動させる。すぐ後に

「「ギィッ!?」」

という悲鳴とグシャって音がしたから残りの2体が後ろから攻めて来ていたのだろう。魔力感知必須だな、常に発動しとかないといけない。反省反省。


「クルード!ありがと!」


「キュルァァ!」

喜ぶクルード。


さて、2体を倒してみんなの加勢に行かないとね!

「キィ!」

2体が地面を素早く移動し、向かって来る。爪を長く伸ばして前足2本をしならせ攻撃して来る!

剣で右に左に受け流しつつ、蜘蛛に少しずつダメージを入れて行く!


「「キィ?!」」

「キシャァ!」



糸を吐く以外の行動をここで初めてする。

これはみたことがある。ブラックカーテン!状態異常にさせる気か!私は幻覚魔法で幻の私が食らったように見せ、すぐに潜伏で死角に潜む。

シャドウスパイダー達は私の幻に突撃する。クルードとルナの魔法から逃れた数匹も幻覚魔法にかかり、幻に突撃。私の幻に群がる蜘蛛達、かなり気持ち悪い。これはトラウマものだね。

幻覚魔法の効果が切れ、目標が急に消えたことにより、混乱し始めキョロキョロ見回す蜘蛛達。

かなり集まってるな。10匹ぐらい?太陽魔法は初めて使うけど、広範囲の攻撃みたいだからやって見るか。

その前に、


「クルード!ルナ!アテナ!ラウ!これから眩しくなるから目を瞑って!!!!」


『『はい!!』』

「キュルァ!」

「ピュァ!!」


「行くよ!フラッシュ!!!」


「ギギィ?!?!」

「キシャァ・・・」

「ガァ?!ガ・・・」

「ウキャッ?!ウキュー・・・」

「ニャァ?!にゃ・・・」


死角からの、広範囲の攻撃。技の説明欄に書かれてないけどかなりの広範囲だったらしく、クルードや、ルナが隔離していた蜘蛛や、アテナや、ラウが相手をしていた蜘蛛にも当たり、シャドウスパイダーたちは成仏していきました♪ついでに近くにいた魔物たちも・・・。


ピロン♪

ユウキのメインジョブのレベルが8になりました。


ピロン♪

ユウキのサブジョブのレベルが9になりました。


ピロン♪

ユウキのスキル潜伏のレベルが7になりました。


ピロン♪

ユウキのスキル短剣士のレベルが10になりました。


ピロン♪

ユウキのスキル太陽魔法がレベル2になりました。


ピロン♪

ユウキのスキル魔導師のレベルが5になりました。


ピロン♪

ユウキのスキル幻覚魔法のレベルが3になりました。


ピロン♪

ラウの種族レベルが14になりました。


ピロン♪

ラウのスキル影魔法のレベルが6になりました。


ピロン♪

ラウのスキル影糸のレベルが10になりました。


ピロン♪

アテナの種族レベルが24になりました。


ピロン♪

アテナのスキル火魔法がレベル10になりました。幻覚魔法を取得しているため、特殊進化して太陽魔法LV1になります。


ピロン♪

アテナのスキル光魔法がレベル10になりました。幻覚魔法を取得しているため、特殊進化して聖光魔法LV1になります。


ピロン♪

クルードの種族レベルが30になりました。レベルがMAXのため進化可能です。


ピロン♪

クルードのスキル土魔法のレベルが10になりました。レベルがMAXになったため進化して、大地魔法LV1になりました。


ピロン♪

クルードのスキル守護のレベルが10になりました。


ピロン♪

ルナの種族レベルが16になりました。


ピロン♪

ルナのスキル結晶魔法のレベルが4になりました。



ついに、クルードが進化かぁ。・・・。


『マスター。やりすぎ。』

『ユウキ様・・・これはさすがに。』

「キュルァ・・・」

「ピュァ・・・」


ルナやクルードまでも呆れた反応。

うぐ。

「ま、まさか。ここまで範囲が大きいとは知らなかったんだよ!」


『この技は魔力量に比例するのですが、どれくらいつぎ込んだんですか。』


「え。3分の1。」


『魔力操作もしましたね?それで強化されたのでしょう。』


「説明欄に何も書いてないのが悪い!」


『まあ、それも一理ありますが・・・。』

『ねぇ?マスター?どれくらい倒したの?アイテムとかでわからないの?』


「待って、確認・・・は後にしよう。落ち着いた所の方がいいだろうし。」


『そうね。一旦戻りましょうか。』



「ん。あ、おかえりー。さっきの光ってお姉ちゃん?」


「ここまで見えてたか。」


【はい、フラッシュを使いましたね?かなり広範囲に使われてましたが、魔物の大群にでも襲われたのですか?】


「あ、いや。まあ、蜘蛛の大群には遭遇したけども。」


『明らかなオーバーキルですよ。蜘蛛だけでなく近くの魔物も掃討してました。』


「あぅ。それで、どんだけ倒したのかアイテムで確認しようかと思ってちょっと帰ってきた。」


「それで、どれくらい倒したの??」


「えっと・・・」


集計結果。

シャドウスパイダー60体

クイーンスパイダー1体

シャドウキャット10体

ダークモンキー5体

シャドウウルフ15体


「・・・でした。素材たくさんある。」


【かなり蜘蛛がいたのですね。普段は土の中にいるはずですが・・・って!クイーンスパイダー?!】


『まさかいたのですか。あの場に、気づきませんでした。』

『?クイーンスパイダーってのがどうかしたの?ラウ。』


【クイーンスパイダーはボス戦に行く前に倒しておかないといけない中ボスみたいな存在なんです!それを一撃で、何倒してるんですか!ユウキ様!】


「うぇ?!ご、ごめん。」


「お姉ちゃん、流石引きがいいね・・・。」

呆れ顔の黒龍。


【はぁ、遭遇率を下げていたはずなのに、見もしないで倒してしまうとは。】


「大丈夫!今回は様子見だし、探しに行くからっ!鑑定もしときたいし!それよりも!わ、私もバハムート抱っこしたいしお触りしたい!」


「うん、僕は堪能したから、ミニバージョンは。お姉ちゃんが堪能し終わったら、大きくなってね!」


【はい。ぜひ、探して倒し直してください。黒龍は満足したみたいなので次はユウキ様ですね!】


バハムートが、私の目前にパタパタと飛んでくる。かわいい!思わずぎゅー!

そして、頭、背中、翼、翼の付け根、足、尻尾と隅々まで撫で回す。


【っ。ユウキ、様っ。翼は弱いっ付け根もダメです!ひゃん!!あぅー・・・】


「お姉ちゃん。我を忘れてるね。僕に負けず劣らずドラゴン大好きだからなー。願望が強すぎるんだよね。龍に対して、ということで、頑張れバハムート。」


【え。これまだ続くんですか?!ちょっ待っユウキ様!!!】


「♡なにー?♡」

とろーんと蕩けた顔でバハムートの顔を覗き込むユウキ。


【っ!?】

ボンッと頭を真っ赤に染め上げ、固まるバハムート。


『ユウキ様、エロエロです。』

『マスターがついに変態に。』

「キュルァ?」

「ピュァ?」


ラウとアテナは変態扱いし、クルードとルナはよくわからない様子。


「・・・お姉ちゃん、ちょっと休憩させたげて?契約したらいつでも触れるでしょ?」


「ふわぁ〜♡憧れの龍にさわれてる♡夢みたいだぁー♡」

黒龍の制止を聞かないユウキ。


「おねぇーちゃーん!帰ってきて〜。バハムートが爆発しそう。」


「ふわぁ〜♡・・・ん?なにか言った?」

【・・・】


「ってあれ?バハムート、大丈夫?すごく熱いし顔真っ赤だよ?!」


「お姉ちゃんのせいだからね?オーバーヒートしてるんじゃないの?」


『ユウキ様がここまで龍好きとは。』

『マスター、撫で回しすぎ!翼はやめてって言ってたでしょっ。』

「キュルァ〜??」

「ピュァ??」


クルードとラウは心配そうにバハムートを覗き込んでいる。


「ごめん!嫌って言ってたの?!夢中になりすぎた!ごめんねーバハムートーもう翼サワサワしないからぁ。」

謝罪を込めて優しくたてがみを撫でるユウキ。


【・・・はっ!あぅ。くすぐったいので、やめてくださいね?大きい時はなんともないと思いますし・・・でもおかしいですね。黒龍に触られた時はなんともなかったのに・・・不具合でしょうか。】


「そうなんだ。なんでだろうねぇー?」


「それは、お姉ちゃんがテクニシャンだからじゃないの?リアルでもお姉ちゃんに撫でられた猫とか、犬とか蕩けさせてたでしょ?」


【この世界は現実でと特技も引き継がれますから、十分あり得ますね。】

『ユウキ様はテクニシャン・・・。』

『ますます、エロい。』

「キュルァ!」

「ピュァ!」


「そんな特技あったのか。知らなかった。さて、次はどうする?ってか、お腹減らない?道具ないからとりあえず、生産ギルド戻ろう。大型のバハムートは後でゆっくり堪能することにしてさっ。」


「そうだね。僕はそんなに減ってないけど、お姉ちゃんたちは動いたからね。じゃあ、帰りますか。」


【あ。申し訳ありません。もう少し居たいのですが、運営側に呼ばれました。おそらく制限についてでしょう。彼らに会う前にユウキ様、私が持っておいて欲しいスキルとかありますか?】


「え、もうお呼ばれしたの?むむ、じゃあ本来のバハムートはお預けだね。スキルは・・・属性魔法2個何か取りたいよね。みんなも取ったし・・・他は、念話とか?後は・・・バハムートが欲しいものにしなよ。私より詳しいと思うし。」


管理者だし、有効なスキルとか調べられそう。


【かしこまりました。それと、ラウをお借りしてもよろしいですか?誰か一緒の方が助かります。色々と。】


「うん、私は構わないよ。ラウ、一緒にいって、守ってあげてね?」


『もちろんです!!!バハムート様に手を出す奴は許しません!』


頼もしいボディガードができている。


「さて、そろそろ・・・って、黒龍?」

固まる黒龍が居た。


「・・・触れないの?」


あ、そっか、そうだね、大きいバハムートに触らないことがショックなのね。


【ごめんなさい、すでに制限をつけられたみたいで大きくなれなくて・・・。】


「・・・お姉ちゃん、運営に殺意が芽生えたんだけど、どうしてやろうか。」

急に殺気立つ黒龍。

まあ、今はまだ、ミニバハムートを触っただけだからね。少ししか時間経ってないし。


「まぁまぁ、落ち着いて。バハムートが成長し切ったらまた背中に乗ったりできるんだから。それに、朗報もあるんだよ?クルードがね?さっきの殲滅で、進化できるようになったんだ。新しい気持ちでまたレベル1から強くなっていけるんだから。私でも、まだ北はすぐに無理だとわかったから、もう少し鍛えないといけないし。」


「・・・お姉ちゃんのパーティは一撃で北ボス倒せると思う。」


「うぐ・・・黒龍はもう私のパーティに入って戦ってくれないの?」


「いや!しないわけじゃないけどっ!その、僕、弱いし。」


「だから、バハムートと一緒に強くなっていけばいいんじゃないの?」


「!」

【!】


「・・・わかった。そうだよね。僕も強くなって龍人族の国で龍化を覚えられれば、バハムートと一緒に飛べるかもしれないもんね!」


【はい!一緒に飛びましょう!】


そんなこんなで、どうにか丸め込んで、バハムートとラウは運営側の所に行った。こういう場合帰ったの方が正しいのかな?まあ、いいか。


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