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姉弟初めてのVRMMO  作者: 神白
75/106

第73話 進化1件 保留1件

「はい、では次に行く前に!サモン:クルード!」


「クルァー!」


「クルードも久しぶりだね。よしよし。クルード、アテナ。こっちは新入りのスライムのトーカとコットンラビットのムーンだよ。強くなるために特訓中です!でね?みんながまだ覚えてないスキルを覚えてからそれぞれの特訓を始めようと思います!」


『やっと、ラウの言っていたスキルが覚えられるわね!』

『どんなのー??』

「クルァー?」

「ピュァー♪」

「キュー?」


みんな、首を傾げて可愛いなぁー。

トーカはグニャって曲がってるだけだけど。

「えっとね、これから覚えるのは多くて5個です!スキル名は・・・」


『マスター、ちょっとストップ。』


「ん?どしたの?」


『・・・・・・誰かいる。』


・・・・・・へぇ。盗み聞きかな?

小さな声でアテナに敵のいる方向を確認する。こういう時、魔力感知は便利だ。

「・・・私たちのいるところから南西に3人だね〜?」


『・・・さすがマスター♪どうする?』


「そうだねー。ここは東のフィールド、初心者プレイヤーがいてもおかしくない。少し先に進んで様子をみようか。」


『了解。』


「みんな、少し先に進んでから話すことにする!敵も倒しながら行くよー。あ、ムーンは光魔法使わずに、土魔法を使って倒してね!」


「キュ!」


『僕はー?』


「トーカは水魔法にしようかな。」


『わかったー!』


私達は敵を倒しながら東の街道に進んで行く。

バードスピークを楽しみながら凍りつかせていくルナ。少しは躊躇おうよ。まあ、敵だけども・・・。ムーンは土魔法のロックシュートを打ち出して攻撃していたところを少しアドバイスしてボーリングサイズのゴツゴツした岩の塊を撃っていたところを尖った岩をぶつけてもらう。こうすることでレベルが上がりやすいのだ!私もムーンと同じように攻撃していく。トーカにはウインドカッターを一度見せて、こんな感じに出来るか試してもらった。ちょっと、ウォーターカッター的なものできないかな?と思って。

・・・ふむ、難しいかな?水圧って言うのを説明するのが難しい。カッターはできなかったけどウィップはできた。ムチのような物で攻撃してる。レベルが上がってるからこれでいいかな?


『マスター。ついてきてないみたいよ?多分ボスフィールドクリアしてなかったんでしょう。ここならスキルの説明してもいいんじゃない?』


「だね。またレベル上がってるけど、後で確認しようね。じゃ、隠密、隠蔽、魔力纏、魔力操作、魔力感知の5つを覚えます!魔力纏とかを先にしようね。まず、クルードから!」

私はクルードに触れて魔力を纏わせていく。


ピロン♪

クルードはスキル魔力纏LV1を取得しました。


ピロン♪

クルードはスキル魔力操作LV1を取得しました。


ピロン♪

クルードはスキル魔力感知LV1を取得しました。


はい、クルードはオーケーね。


「はい、次はアテナね。」

『はーいマスター。』


私はアテナの手に触って魔力を流していく。


ピロン♪

アテナはスキル魔力纏LV1を取得しました。


ピロン♪

アテナはスキル魔力操作LV1を取得しました。


ピロン♪

アテナはスキル魔力感知LV1を取得しました。


順調だねー。

この調子で、ルナ、トーカ、ムーンにも取得させる。


「よし!全員できたね!次は隠密と隠蔽。隠密は敵に気付かれなくなるから便利だし、隠蔽は自分のステータス隠せるからいいよ!これからみんなで覚えようかね。」


街道沿いから奥の森の方に歩みを進め、前方にハニーナイトの集団を感知する。


「みんな、もう少しで、ここにハニーナイトくるから、それぞれ木の後ろや、草むらの中とかに隠れてやり過ごして。隠れる時、木々葉っぱを纏わせて隠れたら隠蔽覚えられるよ。私が攻撃し出したら、みんなも攻撃してきていいよ。わかった?」


みんなが返事をしてみんなが散り散りに隠れていく。私は潜伏でハニーナイトの後ろを取る。このスキルのレベル上げもしていかないとね。

さて、どうなるかな?


ハニーナイトがキョロキョロしながらみんながいる方向に歩みを進める。時折、触覚がピクピク動いてるのでドキドキしますねー。


ピロン♪

トーカはスキル隠密LV1を取得しました。


ピロン♪

トーカはスキル隠蔽LV1を取得しました。


ピロン♪

ムーンはスキル隠密LV1を取得しました。


ピロン♪

ムーンはスキル隠蔽LV1を取得しました。


ピロン♪

ムーンはスキル追跡LV1を取得しました。


ピロン♪

ルナはスキル隠密LV1を取得しました。


ピロン♪

ルナはスキル隠蔽LV1を取得しました。


ピロン♪

クルードはスキル隠密LV1を取得しました。


ピロン♪

クルードはスキル隠蔽LV1を取得しました。


ピロン♪

クルードはスキル追跡LV1を取得しました。


ピロン♪

アテナはスキル隠密LV1を取得しました。


ピロン♪

アテナはスキル隠蔽LV1を取得しました。


ピロン♪

アテナはスキル追跡LV1を取得しました。


ピロン♪

ユウキのスキル潜伏レベルが3になりました。


ピロン♪

ユウキがスキル追跡LV1を取得しました。


みんないったね!アテナとクルードとムーンは隠れながら移動してるから追跡も追加されたね。いいよ!

さて、殲滅しますか!


「ロックシュート!」


私は潜伏を解除して1番後ろにいたハニーナイトにロックシュートを当てる!


「キシャー?!」


「全員!総攻撃!」


草むらから出てきたトーカが私に注目して後ろを向いているハニーナイトにウォーターカッターを当てる!

『できた!スキルのおかげかな!』


そっか、魔力操作を覚えてない状態でやったからうまくいかなかった可能性があるね。ムーンも負けじとロックシュートを撃っていく。少し尖っていただけの岩が全体的に鋭くなり、鏃の様なものとなっていた!

それなら、スピードも上がって威力も上がるね!


「ムーンいい感じだよ!もっとやっちゃえ!」


「キュー!!」

やる気に満ちたムーンはハニーナイトに挑んでいく!


「「キシャー・・・」」

トーカとムーンがそれぞれのハニーナイトと苦戦している中、アテナが火魔法で2匹のハニーナイトを粒子に変える。

「さすが!アテナ!」

『ふふ、このスキルのおかげで、背後から攻撃したら威力が上がったわ!一撃ね!マスター、こんなスキルあったのね!』


「うん、たまたま見つけただけだけどね。」


『マスター!後ろ!』


魔力感知でわかってますよ!背後から攻撃を繰り出そうとしているハニーナイトに剣を構え魔力纏を使い一撃で葬る。


「キシャー・・・」


ルナとクルードは?空から氷の雨と、岩の雨を降り注ぎ、ルナが凍らせた氷像をクルードが壊すという形で倒していっていた。


「ナイスコンビネーションだね!クルード!ルナ!終わったから降りておいで!」


「クルルァ♪」

「ピャァ〜♪」


仲良く2人で降りてくる。

いい子達や。


「さて、欲しいスキルは覚えたし、ステータス確認しようか。ここは一応街道に出てやろうね。とつぜん出てこられたらびっくりするからね。」


私はみんなを連れて街道に向かう。すると、おそらく先ほど見ていたであろう3人組が街道を歩いてキョロキョロしていた。無事にボスは倒せたみたいだね。これは隠密をレベル上げさせるチャンスだね。


「(みんな、隠密を使ってやり過ごしてみようか。)」

小声で指示を出す。


みんなの返事してを確認して私は潜伏をして身を隠す。他のみんなも草むらのに隠れて隠密を使う。


それにしても、

この男3人組はどこかで見たことがある様な?

まあ、どうでもいいか。それよりもステータスの確認をしよう。


まずは私のログ一部とステータスから。


ピロン♪

ユウキメインジョブのレベルが7になりました。


ピロン♪

ユウキサブジョブのレベルが8になりました。


ピロン♪

ユウキのスキル土魔法がレベルMaxになりました。太陽魔法を取得しているため、特殊進化して森魔法LV1になりました。


ピロン♪

ユウキのスキル潜伏がレベル4になりました。



ステータス


名前:〈ユウキ〉


種族:天龍


メインジョブ:アークサモナーLV6→7

サブジョブ:暗殺者 LV7→8



HP 105→110

MP 90→100


攻 40→44(+55)

防 34→45(+40)

魔攻 35→45(+35)

魔防 30(+70)

速さ 50(+85)

器用 20

運 20


《スキル》

< 風魔法 LVMax> < 天空魔法 LV2 >

< 光魔法 LV7 > < MP回復 LVMax >

< 自己回復LV2 > < 短剣士LV7 >

< 採取 LVMax > < 自動採取LV1 >

< 蹴りLV8 > < 殴りLV7 > < 調理師LV8>

< 調薬 LV6 > < 鑑定士LV6 >

< 魔力付与LV3 > < 魔導師LV4 > < 錬金LV2 >

< 隠密LVMax> < 潜伏LV1→4 >

< 隠蔽LV7 > < 威圧LV6→7> < 拷問LV6 >

< 魔力纏LV10→11> < 水泳LV1 >

< 暗殺LV7 > < 火魔法LVMax> <太陽魔法LV2>

< 水魔法LV6 > < 土魔法LV5→Max >⇒< 森魔法LV1 >

< 雷魔法LV3 > < 氷魔法LVMax> < 結晶魔法LV1 >

< 闇魔法LV3> < 影魔法LV2> < 調教LV4>

< 毒耐性LVMax> < 毒無効LV--> < 魔力感知LV3→5 >

<魔剣LV3 > < 追跡LV1 >


所持SP 26→40→0


・・・・・・・・・・・・え?森魔法って何?!

待って?もしかして、私。このまま他のスキルも特殊進化しちゃう?風と氷だけわからない感じじゃない?これは。それはなんかやだなー。ここまできたらコンプリートしたい!家族の誰かのスキルが特殊進化したらいいけど・・・あ!アテナがいいかも!結構魔法スキル持ってたから!風・・・風かー。関係性がありそうなのは雷かな?あと水?そんで雷はヒカルが取ってくれるかな?あ、でも、もう天空魔法に進化してたね。そっちもアテナになるかも?それか新しい契約獣だよね。まあ、後でアテナに話しておくか。

さて、他のみんなは?まずはトーカから。


ピロン♪

トーカのスキル隠密のレベルが5になりました。


ピロン♪

トーカのスキル隠蔽のレベルが2になりました。


ピロン♪

トーカのスキル水魔法がレベルMaxになりました。進化して鏡魔法LV1になりました。


ピロン♪

トーカのスキル擬態のレベルが3になりました。


ピロン♪

トーカのスキル魔力操作のレベルが3になりました。


ステータス


名前: [トーカ ]

種族:スライム(ユニーク)LV10

※レベルMaxのため進化可能です


体力 30

魔力 60


攻撃 21

防御 10

魔攻 10

魔防 10

器用 30

速さ 18

運 50


《スキル》

<跳躍LV8><捕食LV7>

<吸収LVMax><擬態LV1→3>

<人化LV1> <土魔法 LV6><念話LV5>

<水魔法 LV6>⇒<鏡魔法LV1><隠密LV1→5>

<隠蔽LV1→2><魔力纏LV1><魔力操作LV1→3>

<魔力感知LV1>


SP 13


水魔法は鏡魔法になったのか。さて、これで何か進化先増えてないかな?


トーカ(スライム・ユニーク)の進化先

・ハードスライム

硬い土を纏ったスライム。重さは50キロ。人と同じくらいになる。物理攻撃と防御が強化された進化となる。


・マッドスライム

泥を纏ったスライム。湿気の多い土地であれば巨大化、乾いた土地であれば縮小化し、大きさが安定しない。泥のように、溶け込み姿を隠すことが得意。


・ハイドスライム

どの様な場所でも、身を隠し、気配を消す。滅多に見つからず、攻撃も不意打ちが多いためなかなか倒すことが困難なスライム。


おお!なんかかっこいいのが増えてる!レアスライムみたいな感じか!某ゲームのメタちゃんみたいな。アレは逃げ足が速いけど、こっちの方がいい!トーカが最強のスライムになる予感!うわぁ!楽しみだ!後で進化させよう!どんな見た目になるのかな?


次はムーン!


ピロン♪

ムーンの土魔法のレベルがMaxになりました。進化して大地魔法LV1になりました。


ピロン♪

ムーンのスキル隠密のレベルが5になりました。


ピロン♪

ムーンのスキル隠蔽のレベルが3になりました。


ピロン♪

ムーンのスキル突進のレベルがLV2になりました。


ピロン♪

ムーンのスキル魔力操作のレベルが3になりました。

ステータス


名前: [ムーン]

種族:コットンラビット(ユニーク)LV7→10

※レベルMaxのため進化可能です。


体力 20

魔力 20


攻撃 10

防御 10

魔攻 10

魔防 10

器用 35

速さ 20

運 10


《スキル》

<跳躍LV6><呼び出しLV5>

<体当たりLVMax><突進LV1→2><逃げ足LV2>

<土魔法LV5→10>⇒<大地魔法LV1>

<光魔法LV6><魔力操作LV1→3><魔力感知LV1>

<魔力纏LV1>


SP8


進化先も見たけど変わってなかったので、まだムーンは保留ね。


はい、他のみんなのログは一気に行きます!あ、SPの振り分けは今度で!


ピロン♪

クルードのスキル土魔法のレベルが6になりました。


ピロン♪

クルードがスキル連携LV1を取得しました。


ピロン♪

クルードのスキル隠密のレベルが3になりました。


ピロン♪

クルードのスキル魔力操作のレベルが3になりました。


ピロン♪

ルナがスキル連携LV1を取得しました。


ピロン♪

ルナのスキル隠密のレベルが3になりました。


ピロン♪

ルナのスキル魔力操作のレベルが3になりました。


ピロン♪

アテナのスキル火魔法のレベルが8になりました。


ピロン♪

アテナのスキル隠密のレベルが3になりました。


ピロン♪

アテナのスキル魔力操作のレベルが3になりました。


へえ、連携か。連携の説明を見てみようとしたらアテナに声をかけられる。


『マスター、あの3人組なんか、マスターの話してるけど。知り合い?』


え?

アテナに言われて3人組を見てみる。

・・・んー。どっかで見たことはある気がするんだけど、思い出せない。


「(んー。わかんない。なんの話が聞こえる?)」


『なんか、マスターがどこ行ったのか相談してるみたい。奥に行ったのかもしれないとか。』


ふむ、もうちょっと近づいてみるか。


「(アテナ、透明化してついてきてくれる?他のみんなはここで待機。)」


『わかったわ。』


『はーい。』

「キュ!」

「クルァ!」

「ピャァ!」


さてさて?誰でしょうかね?

潜伏状態で近づいていく。

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