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姉弟初めてのVRMMO  作者: 神白
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第71話 魔法の練習②

はい!西フィールドです!コットン狩るよー!!

あ、黒龍達は途中で合流しました。西の序盤だから流石に死なないでしょう!

男3人の魔法講座はさっさと終わらせてます。

男のシーンなんていらないので。

ギンはリアルでの用事ができたようでログアウトしました。


「じゃ、適当に敵を連れてくるね!」


「え、早速実践?!ちょ、練習させて!・・・あ。行ったか。」

「あいつは男には鬼なのか。・・・黒龍。お前も俺たちと同類・・・」

「じゃないですからね!僕は、すぐに覚えてますから!」


「頑張って新装備の恩返ししないと!」

「私も頑張ろう!そんで、ミリアに自慢しよう!」


「あ、お待たせー。まずは1人ずつしたほうがいいと思って、1匹連れてきた!」


「それでは!私が行きます!まずは魔力操作で風の刃作成・・・これで、ウインドウカッター!!」


魔法の発動時間がまだ遅いけどちゃんと当たったね。でも、ここは西フィールド。ケーナの魔法の威力だと一撃じゃ倒れないね。さて?どうする?


「・・・やっぱり、一撃じゃ流石に倒れないよね!近づかれたら魔法に集中できない。それなら!」


おっ!矢を打ちながら風の刃作成に取り掛かった。いいね!

コットンラビットは矢と魔法の雨により程なくして粒子と変わる。


「や、やった!?1人で西フィールド魔物初めて倒せた!素材も自分で取ったー!・・・!レベルがすごく上がってる!!」


「よかったね!ケーナ。」


「はい!ありがとうございました!ユウキ様!もっともっと頑張りますね!」


「うん、頑張って!」

可愛いなぁ。ケーナは、黒に近い茶色のポニーテールだ。喜んだときとかには頭の上にある犬耳がピコンピコンと動き、腰あたりにある尻尾も左右に揺れる。

そう!ケーナは獣人の中のわんちゃんなのだ!さりげなくなでなでする。可愛い。フワフワ。

背も小さいので妹のような感じ。


「えへへー。・・・ハッ!ユウキ様に撫でられ/////」


「お姉ちゃん!僕というものがありながら!」


「ユウキがケーナに優しくする理由が今わかった気がする。」

「メリーさんに同意。」

「俺も。」


「「つまり!ロリコn・・・ゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイ!」」

変なことを口走る愚か者には、剣を突きつけておく。

威圧もプラスして。


「?違うでしょ。ケモナーなんでしょ?」

うん、まだそっちが正解に近い。


「メリーさん正解!」

まあ、具体的にいうとモフラーなんだけど。小さくてフワフワしたものも好きなんだよね。可愛くて。


「じゃ、次呼んできますかね。って、ここで呼べばいいのか。」


「え?どういうこと?」


「・・・内緒。」

実は、コットンラビットの群れに遭遇して、それを調教スキルで命令して、呼んだら1匹ずつ前に進むようにあるんだよね。その後は調教スキルを解放して、自由にしてあるから逃げるか戦うかは運次第。


「はい!じゃ、次おいでー。」


「キュー」

ピョコピョコと跳ねて前にやってくる。

調教スキルが解け私たちを目の前にして敵意を向けるコットンラビット。

「キュー!!!」


「じゃ、次は私!」

メリーさんのメイン武器は杖。


「ファイヤシュート!!」

メリーさんが1発目のファイヤシュートを撃つが回避される。


「メリーさん、アーツ名言った後も敵から目を離さないで!」


「・・・ファイヤーシュート!!」

2発目のファイヤーシュートはまた避けられるかと思いきや、カクンとラビットの方に曲がり、攻撃が当たる!


「っ!やった!今の感じか・・・そうだ!・・・・・・ファイヤーシュート!!!」

当たったことに喜び、何か思いついたようで、1つではなく3つの火の玉を作り出し一気に放った。


お、複数放って全部に追尾機能つけてるのか。これは逃げられないね。ラビットは火の玉を木にぶつけることでかわそうとしたが、メリーさんの火の玉は木をもかわしてラビットに3つともあたりラビットが粒子となる。


「やった!できた!!」


「メリーさん、凄いね!なんか、二つ名つきそう。」


「二つ名は要らないなー。それよりもユウキのお菓子がいい!」


「はいはい、後であげますよ。」


「やったー!」


「あ、あの!ユウキ様。私も、その。」


「大丈夫、ケーナにも作ってあげるから。」


「ッ!本当ですか?!ありがとうございます!!」


「僕も成功したら食べたい!」

「あ、俺たちもー。」


「・・・黒龍はいいとして。2人はどうしようかなー。ロリコン呼ばわりしたしなー?」


「あ、アレは冗談だったの!なっ?なっ?」

「頼む!」


「ハイハイ、作ってあげるから。あれ倒して。」


「「「え?」」」


あははー。調教スキルってまだそんなに伸ばしてないから。命令聞いてくれる期間短いんだよね。怒りモードのコットンラビット総勢10匹が唸る。


「ちょっ、お姉ちゃん!流石に手伝って!」


「あ、うん手伝うよー。」


その後は魔法飛ばす3人を私が護衛する感じで倒していきました。ケーナみたいに弓と魔法使って攻撃してくれたように剣で攻撃しながら魔法打てばいいのに。なんで、私だけ前で働かないといけないんだ!まったく。まあ、黒龍は火の玉と闇魔法使って攻撃してたから二刀流のスキル上がってそうだねー。


・・・なんか減ってなくない?むしろ増えてる?


「おい!ユウキ!数減らないんだけど!何匹連れてきたんだ!」


「え?10匹ぐらいしか連れてきてないよ?!」


「みて!あそこ!!木の上にいるやつが鳴いたら奥からめっちゃ来てる!」


「ええ?そんなにポジションのラビットっていたっけ?あーもう。めんどくさい!黒龍、みんな!西門入り口まで下がって!」


「え?お姉ちゃんは?!」


「いいから!」


「わ、わかった!」


充分素材は集まった!もう他の奴らに用はない!!

まずはアースシールドで見える範囲私を入れて囲む!

木よりも高い土の壁により退路を断たれるラビット達。逃げられないのは私も同じとわかったのか向かってくる。

悪いけど、倒れるのは私じゃなくて、お前達だよ!

影魔法のレベルは1。アーツはシャドウスピアー。

1だから最初は1つ。でも、今いるフィールドは通常のフィールドで向かってくる数は多いけど、串刺しにするのは1つで充分!多い方が当たりやすい!


「シャドウスピアー!」


「「「ッキュー・・・」」」

3匹。


「「「「キュー・・・・」」」」

4匹。

3匹、2匹、5匹、3匹、1匹・・・


とやっていくと、木の上にいたラビットのみになる。


「キュー?!」


「さてさて、君で最後だよ?」

よく見たら、この子切り傷いっぱいあるな。それに他の魔物より小さい?


「キュ・・・キュー・・・」

ラビットは木から飛び降りて首を差し出す。


「君、降参してるの?」


「・・・・・・。」

「ふむ、んー。ちょっと質問。君は捨て駒として扱われてた?」


「ッ!・・・・・・」

ピクリと反応しだらーんと耳を垂らす。

そういうことか。なら私がやる事はひとつですな。


「君はラビット達にとっていらないなら。私のとこに来る?」


「キュッ?!」


「私サモナーなんだ。君がよければ契約する?」


「キュキュキュキューキュ?」

何言ってるか、さっぱりわからん。

仕方ない、ラウを呼ぼう。


「サモン:ラウ!」


『ユウキ様!お呼びですか?!』

「キュ?!」


「ラウ、ごめんね?ちょっとこの子の言葉通訳してくれる?」


『わかりました!お安い御用です!・・・さて、こんにちは。私はラウと言います。ユウキ様の契約獣です。何か言いたいことがあるなら私が伝えますよ?』


「キュ!キュキュキューキューキュ?」


『えっと、“俺はすごく弱いし、小さいし、高いところから見張るとか助けを呼ぶとかしかできない。それでもいいのか?”だそうです。』


なんと!俺様なウサギさんでしたか。見た目的に女の子に見えてたよ。


「えっとね、私は大きさとか関係ないと思うよ?それに小さいなら小さいで、いいと思う。私のところに来て一緒にみんなで鍛えれば、そこらへんのラビットには負けなくなると思うよ?」


「・・・キュキュキュキュー?」


『え。あはは〜そうですねー。ユウキ様は私たちにお優しい方とでも言っときましょうか。私達を家族として見てくれるのです。貴方は今、ユウキ様と契約すればラビット達の時とは味わえなかった家族というものについて味わえると思いますよ?』


「ちょっと、ラウー。通訳してよー。」


『いえ、ダメです。今のは私に向けての質問だったので。』


「おけちめ!」


「・・・キュ!キューキュ!!」


『あ、ユウキ様早速契約して欲しいそうです。』


「あ、話をさらしたな!・・・まあ、いいけど。じゃ、<契約>!」


ピロン♪

コットンラビットとの契約に成功しました。

名前をつけてください。

[ ]


「うーんと、まずはステータス確認っと。」


ステータス


名前: [ ]

種族:コットンラビット(ユニーク)LV7


体力 20

魔力 15


攻撃 3

防御 1

魔攻 3

魔防 1

器用 35

速さ 20

運 10


《スキル》

<跳躍LV1><呼び出しLV5>

<体当たりLV1> <逃げ足LV2> < >< >


説明

コットンラビットのユニーク種。普通のコットンラビットと比べて、攻撃力も防御力もない。小さな体で、素早く動くことが得意。


おぉ!いいじゃん。呼び出しってのはさっきみたいに魔物を呼び出せるのかな?レベル上げに丁度いい!後で特訓の時に役立てよう!他にも何か役立つかも!ユニーク種だから、魔法を覚えられるね。何がいいかな?んー。素早さと器用さを活かせる魔法がいいなー。んー・・・土と光にするか!そんで、名前は!


「名前は、ムーンってのはどう?」


『ちなみに由来を聞いても?』


「ムーンの額に三日月の傷跡があるから・・・なんだけど。嫌だったらもう少し考えるよ?」


「キュキュ!キューー!!!」


『全然、気に入ったそうです。“この傷跡は男の勲章だから気にするな”だそうです。』


「じゃ、ムーン!これからよろしくね!!なんか、ルナと名前似た感じになっちゃったね。顔合わせはみんなと合流した後にしよう。」


「キュ!」


『はい、では行きましょう。』



ステータス


名前:〈ユウキ〉


種族:天龍


メインジョブ:アークサモナーLV5→6

サブジョブ:暗殺者 LV7



HP 105

MP 90


攻 40(+55)

防 34(+40)

魔攻 35(+35)

魔防 30(+70)

速さ 50(+85)

器用 20

運 20


《スキル》

< 風魔法 LVMax> < 天空魔法 LV2 >

< 光魔法 LV7 > < MP回復 LVMax >

< 自己回復LV2 > < 短剣士LV7 >

< 採取 LVMax > < 自動採取LV1 >

< 蹴りLV8 > < 殴りLV7 > < 調理師LV8>

< 調薬 LV6 > < 鑑定士LV4→6 >

< 魔力付与LV3 > < 魔導師LV3→4 > < 錬金LV2 >

< 隠密LVMax> < 潜伏LV1 >

< 隠蔽LV7 > < 威圧LV5→6> < 拷問LV5→6 >

< 魔力纏LV6→10 > < 水泳LV1 >

< 暗殺LV7 > < 火魔法LV4>⇒<太陽魔法LV2>

< 水魔法LV3→6 > < 土魔法LV3→5 > < 雷魔法LV3 >

< 氷魔法LVMax> < 結晶魔法LV1 >

< 闇魔法LV3> < 影魔法LV1→2> < 調教LV3→4>

< 毒耐性LVMax> < 毒無効LV--> < 魔力感知LV3 >

<魔剣LV1→3 >


所持SP 0→26


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― 新着の感想 ―
[一言] 最後のステータスで <蹴り>を<鋼の蹴り>に <殴り>を<鋼の拳>に なっていません
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