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姉弟初めてのVRMMO  作者: 神白
49/106

第47話 休憩の後に

〜東フィールド・セーフティエリア〜


「ここでアイテムの確認とご飯にしようか。」


「あー。クルードがなにやったかそれでわかりそうじゃない?」


「確かに。・・・アイテムボックスを見るのが怖くなる日が来るとは。」

メニューを開きアイテムの表示を凝視するユウキ。


「あはは。」

苦笑いの黒龍。


で。結果はこちらです。


ホーンラビットの角 ×120

品質C レア度1

ホーンラビットの肉 ×80

品質C レア度1

ブラックウルフの毛皮 ×60

品質C レア度1

ブラックウルフの牙 ×60

品質C レア度1

ホワイトウルフの毛皮 ×65

品質C レア度1

ホワイトウルフの牙 ×65

品質C レア度1

ハニークイーンの蜜瓶×10

品質B レア度4

ハニーナイトの剣 ×40

品質C レア度2

ハニーナイトの鎧 ×150

品質C レア度2

ハニーナイトの槍 ×60

品質C レア度2

ハニーナイトの弓 ×50

品質C レア度2

ハンターベアの大爪 ×10

品質B レア度3

ハンターベアの毛皮 ×20

品質B レア度3

ハンターベアの掌 ×6

品質B レア度5

ハンターベアの肉 ×30

品質B レア度4


うん。なんだこれ。見たことないアイテムのが多くあるんですが。会ったこともない奴もいる。ってか、ハニーナイトの軍勢でも討伐してきたの?!鎧の数がおかしいんですが?!ハニークイーンも10体も殺ってきたんですか。いや、ハニークイーンのドロップはレアだからそれ以上?


「はあ。」


「どうだった?お姉ちゃん。」


「私の会ったことないやつまで倒してきてる。・・・ずるい!」


「ちなみに何倒してるの?」


「ハンターベアとハニークイーンとハニーナイト。」


「・・・あはは。ハンターベアって結構凶暴で、速いのにどうやって倒したんだろ。」


「まあ、もう、私の家族だし。仕方ないということにする!」


「お姉ちゃんがそれを言う?」


「え?」


「はあ。まあ、いいや。じゃあ、ご飯にしようか。クルードもお腹減ってるだろうし。狩ってきたやつでご飯作ってよ!」


「まあ、そうだね。お腹すいたし。じゃあ、これ使おう。熊の肉ってうまいんだろうか。まあ、無難にステーキにしよう。ソースが無いな。んー。ここは我慢して塩胡椒のみにするか。黒龍、塩胡椒のみの味付けになるけどいい?」


「いいよー。」


「じゃあ、オリジナル/ベイク/ステーキ!/調理!」


【はちみつ漬けのベアステーキ★】

品質B 出来上がり度8

効果:空腹ゲージ60%

HP20%回復

説明:はちみつを使ったことにより、柔らかくなったハンターベアのステーキ。

柔らかくジューシーな味わい。塩胡椒でシンプルな味付けである。


「お姉ちゃん。なんで塩胡椒のみの味付けなのに出来上がり度8になったの。」

本気で不思議そうに聞いてくる。


「はちみつ使ったからかな?レア食材だし。」

私もわからないので憶測だけど。


「僕、お姉ちゃんと結婚したいや。それならずっと一緒に居られるし。ご飯美味しいし。」

純粋に思ったことを伝えた黒龍。


「・・・。」

それを聞いて俯くユウキ。


「ん?お姉ちゃん?」

覗き込む黒龍。


「な、なんでもないっ!」

赤面したユウキが顔を上げる。


「・・・あれ。僕今。・・・ぁ。」

ユウキに向かって何を言ったのか思い出す黒龍。

把握した瞬間。赤面。


赤面した2人組の出来上がりである。


そこに、


「キュルア?」

「ピャー?」


ユウキにおかわりを伝えるルナとクルード。


「・・・ん。あ。ご飯のお代わりね!うん、これをお食べ!」


2人に渡したあと、気まずそうに黒龍が話しかける。


「・・・えっと、美味しいよ。ありがとうお姉ちゃん。」


「・・・ううん。いつものことですから!・・・さて、空腹ゲージも回復したし、街道に行きますか!」


「・・・うん!」


気を取り直して、東の街道に向かう2人。


〜東の街道〜


「ピャー!!!」

ルナがアイシクルレインを放つ。中ぐらいの氷の塊が空から降り、魔物に当たる。当たった瞬間に消え去る魔物やこおりつく魔物。


「すごいね!ルナ!さすが、私の子!」


「これが俗に言う。魔物がゴミのようだ?」


「それ、魔物じゃなくない?」


「人にやったら氷像ができるね。」


「氷像・・・。それいいアイデアだよ!私も氷魔法鍛えないと!」


「え?なんのアイデア??」


「ん?拷問の。」


「あー。ごめん。これから痛めつけられる人たちこれから、発言には気をつけるよ。」

名も知らない人に謝る黒龍。

残念ながら、もう遅い。


「何やってるの?」

遠くを見つめ謝ってる黒龍にユウキが聞く。


「んー。なんでも無い。もう遅いだろうし。それで、この先・・・行く?」


「先かー。ここもボスいるんだっけ?」


「うん。ハンターベアの上位バージョン。名前は、ヴァイオレントベア。直訳すると暴れ熊だね。パワーと速さがある魔物だよ。」


「ふむ。行ってみようか。でも、クルードとルナは一回戦休みで、観戦のみね。最初は、私と黒龍でやる!ボスがリスポーンしたら、今度はクルードとルナだからね!」


「キュルァァー!」

「ピャー!」

やる気満々な2人。


「え。2人でやるの?!」


「うん。三回戦う!経験値がっぽり大作戦!」


「三回?」


「三回目は私1人だよ。やってみたいだけだから負けるかもしれないけど。」


「負けるのは熊さんでしょ?!熊さん逃げて!」


「逃げちゃダメだよ。ボスなんだから。立ち向かってこないと!」

ユウキは殺る気満々だ。


目を瞑り、これから殺られるであろう熊に黙祷する黒龍。


「ほらっ!行こっ!黒龍!」


「はーい。」


〜BOSSフィールド付近〜


「今までがおかしかったけどBOSSフィールドなんであったんだね。のそのそとそこらへんいるのかと思ったけど。」


「あるんだよ。普通は!この空間から普通は出てこれないの!たまに軽いイベントでこの前の西のやつみたいに、魔物の様子がおかしいとか言ってBOSSがうろつくなんていうこともあるらしいけど。普段はこれだからね?!」


「じゃあ、ここに入る前にSPの振り分けしとこう!さっき、街道で魔法使いまくったからレベル上がってるんだよね!」


ステータス


名前:〈ユウキ〉


種族:天龍


メインジョブ:アークサモナーLV1→3

サブジョブ:暗殺者 LV5→6



HP 95

MP 80 →90


攻 35 (+55)

防 25→27 (+40)

魔攻 20→30(+35)

魔防 20 (+70)

速さ 42→45(+85)

器用 13→20

運 16


《スキル》

< 風魔法 LV7→Max>⇒< 天空魔法LV1 >

< 光魔法 LV5→7 >

< MP回復 LV8→Max>⇒< 自己回復LV1 >

< 短剣士LV6 > < 採取 LV7 > < 蹴りLV6 >

< 殴りLV4 > < 調理師LV4→5 >

< 調薬 LV4 > < 鑑定士LV2 >

<魔力付与LV3 > <魔導師LV1→2 >

< 錬金LV2 > < 隠密LV8 >

< 隠蔽LV6→7 > < 威圧LV3→4> < 拷問LV3 >

< 魔力纏LV4→5 > < 水泳LV1 >

< 暗殺LV5→6>

< 火魔法LV1→4> < 水魔法LV1→3 >

< 土魔法LV1→3 > < 雷魔法LV1→3 >

< 氷魔法LV1→5> < 闇魔法LV1→3>

< 調教LV2 > <毒耐性LV1>

<魔力感知LV1→2 >


所持SP 33→0


風の上位魔法がようやくわかったね。それに、MP回復が、自己回復に進化したことが驚きなんだけど。ちなみに、MP回復のレベルMaxの効果は10秒に3回復するよ♪最強じゃ無いだろうか。自己回復はHPが回復するらしいが、進化させてよかったのだろうか。


ステータスの方は魔法攻撃と器用値を上げてコントロールしやすくした!魔力も増やしたし、一応速さもあげた。対応できるようになっているはずだ!黒龍は攻撃と守りにバランスよく対応振り分けているのか、攻撃食らってもダメージはそんなに入ってない。反撃のダメージはかなりあるし。いい感じに騎士感が漂ってる。黒騎士って呼ばれるのもわかる気がする。次はルナのステータスもあげておこう。


名前: [ルナ]

種族:アイスバード LV1→5


HP 40

MP 30


攻撃 18→20

防御 18

魔攻 18→20

魔防 12

器用 23

速さ 20→25

運 10


《スキル》

<鋼の嘴 LV1→2> <鋼の翼LV1→2>

<鋼の爪 LV1→3> <氷魔法LV7→9>


SP 9→0


速さも、上げていったほうがいいね。当たらないように動くことを経験しておけば、長く戦えるからね。


さあ!BOSSに挑むか!




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