表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
姉弟初めてのVRMMO  作者: 神白
47/106

第45話 クラメン増量

また、投稿がずれてしまいました。

すみませんorz

明日こそはまた、0時に投稿できるようにします!



〜拠点〜


「いやー、久々な感じがするね!やっぱり拠点は良いね落ち着く!」

のびのびとくつろぐユウキ。


「まあ、お姉ちゃんの家だしくつろぐのは良いけど、外の騒がしいお客さん放置で良いの?」

と黒龍。


「あいつは放置プレイが好きでいるんだ!気にしない気にしない。」


「いや、動けないようにしたのお姉ちゃんでしょ。」


「だって、また私に詰め寄ってくる気だったよ?まったく、私のこと頼らずにプレイできないのかあいつは。」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

30分前・・・


〜拠点前〜


仁王立ちで元魔王様(笑)が立っている。私の拠点前で。


「何してんの?ここで。元魔王様(笑)さん。」


「なんで、(笑)さんって呼ぶんだよ!つけなくて良いんだよそれは!魔王様とも呼ぶな!・・・というかそんなことどうでも良いんだ!どういうことだ!なぜクランに誘ってくれない!!」

自分の呼び名についてどうでもいいのか。じゃあ今日から君は(笑)さんで。


「(笑)さんを仲間にしたらいろいろと騒がれる対象となるので、ルーキーメンバーで組むことにした。以上!」


「呼び名どうでもいいとは言ったが、普通にノアって呼べよ!騒がれる対象ならお前がいるから無理だろ!」


「うるさいなー。もう!私はクエスト帰りで疲れてるの!拠点で休むんだから邪魔しないでよ。・・・サモン:ラウ」


『ユウキ様どうしました?』


「影糸で、こいつ縛って動けないようにしといて、拠点には入りたいのに入れない。」


『かしこまりました!』

ラウの影糸に拘束されるノア


「え?え?ちょっ?!痛っ!」


『あまり動くと切れますよ?体が。レベルが上がってるので切れ味が上がってるんですよね。』


「おおー凄いね!よし!これで入れる!ただいま拠点!」


ノアを無視して入っていくユウキとラウ。


黒龍は、

「あー。ノアさん大丈夫?」


「痛っ!ちょっと助けて!」


「んー。硬さがよくわからないからなー。まず切れるかなこの糸。ちょっと試してみますね。」


「た、頼む!」


黒龍は1本の剣を構え、影糸めがけて振り下ろす!


キィィィン


影糸は切れることなく剣を弾いた。

「うわぁ。硬いや。すみません。これ僕じゃ助けられないです。お姉ちゃんに許されない限り無理ですね。」


「マジ?」


「はい。」


「これ、デスペナ食らった方が早いかな。」


「まあ、お姉ちゃんに頼んできますよ。ちょっと待っててください。」


「できるだけ早く頼む。あ、ユウキに伝えてくれ、クラメンに入りたいんだって。βのときのクラン作った後大変で、人の作ったやつに入りたいんだってもちろん雑用扱いでいいからって!頼む!」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「・・・らしいけど。どうする?」


「むう。といっても、拠点狭いからなぁ。増築は考えてるけど。これ以上外見が変わるのは嫌だなぁ。」


「増築ってお金かかるけど大丈夫・・・か。護衛してたからお金もらえるもんね。」


「うん。報酬もらえるし、他の件でも貰える予定なんだよね。・・・ねえ?クランの最高人数何人とかあったっけ?」


「レイドボスとかが、30人までしか参加できないから30人じゃないかな。」


「そうなんだ。さすがに30はいらないけどフレンドだけなら入れれるかな。」


「入れてあげるの?」


「まあ、βではクラメンにいたのってほとんど戦力外の人間だったんじゃない?ノア目的とか。ラタとか。」


「あー。有りそうだね。だから、まあ、いいかなー。フレンドに知らせたらギンたちも入りたがるかもしれないからね。あと、入ってないの誰だっけ?」


「えーっと。ノアさんとラタさんと、光龍と、ギンとミリアさんと、メリーさんと、カイトと、ツルギだね。」


「8人もいたか。まずはみんなに入りたいか聞かないとだねー。」


「それもいいけどノアさんを忘れないであげてね?」


一瞬きょとんとしたユウキ。


「あー。忘れてた。」


ユウキはラウと黒龍を連れて拠点前に行く。


〜拠点前〜


「動いたら死ぬ動いたら死ぬ。」

と真面目な顔で瀕死状態のノアが呟いている。


『うわー。あれほど動いたら痛いって言ったのに。あと1割ですね。ギリギリです。』


「ぷっくくくく!!街中で拘束されて、瀕死って!やばい、ツボった!あっははははは」

ノアの状態を見てユウキはお腹を抱えて、爆笑する。


「お姉ちゃん、早くといてあげて、可哀想だから。」

ノアを可哀想に見つめる黒龍。


「ちょっと待っ!あはははははははは!!」


『ユウキ様はツボに入られましたので、話すのは無理かと。まあ、影糸は外しに来たので大丈夫ですよ。』

ラウはユウキの肩から降り、影糸を解除する。拘束状態から解放されすぐにポーションで回復を始めるノア。


「っぷは!笑うな!お前のせいだろ!」


「だって、瀕死って・・・ふっ。ククククククク。」


「笑い方変えて笑うんじゃねえ!」


「だって、ツボに入ったん、だもん。」

途切れ途切れになりながら肩を震わせて話すユウキ。


「お姉ちゃんのツボはよくわからないけどね。それで、クラメンを増やすのはOKになったよ。でも、拠点を広くしても、そんなに広くはできないだろうから期待はしないでねってことを伝えるのも込みで、今クラメンに入ってないフレンド全員に入る気があるか聞いてみようと思ってるよ。」

クランについて説明する黒龍。


「あいつら、絶対入るっていうだろーな。」

地面にあぐらをかいて言うノア。


「入る意思があるかぐらいは聞かないとね。」

と笑いのツボから抜けられたユウキがいう。


「おかえり、お姉ちゃん。」


「いやぁ。笑った笑った!」


さて、みんなにおしらせしますかね!

「じゃ、とりあえず、中入りなよ。中でみんなに知らせるチャットやるから。」


「おぉ!じゃあ入らせてもらうぞ!なかなかいい家だな。いくらしたんだ?」


「ん?20万。」


「安!なにそれ、どういうことだ!改装とか込みか?!」

と驚くノア。


「改装とかあまりしてないからね外見綺麗にしただけだし、それはご飯で支払ったからね。ほぼ無料だしねぇ。」


「料理で支払いとか。お前ならありそう「コケー!」うおっ?!」


「おぉ、今日も元気?バードスピーク。」


「「コッコケー!(びし!)」」

2匹揃って敬礼するバードスピーク。


「な・ん・で!バードスピークが居るんだ!」

こっちはこっちで、びし!と指をバードスピークにさしている。


「卵が欲しいから。」


「食材目当てかい!そのためにわざわざ?!」


「そうか、ノアは卵料理食べたくないのか。じゃあ。作ってあげない♪」


「食べます食べま「ピヨー!!」うっせーな!」


「なん、だと!生まれたー?!今?今?」

驚くユウキ。


「「コケー!?」」

驚く親。


「「「「ピヨーーー!!!!」」」」

騒ぐ子供。


「静かに!!」

静めるのは黒龍。


「・・・・・・。」

黙る一同。


「まったく、お姉ちゃん。この子供はどうするの?」

呆れた感じで黒龍が聞く。


「もちろんテイムするよ!というわけで!君たち私の配下にならない?」


ピロン♪

バードジュニアが配下になりました。


ピロン♪

バードジュニアが配下になりました。


ピロン♪

バードジュニアが配下になりました。


ピロン♪

バードジュニアと契約できます。


・・・あれ?1匹おかしいぞ。


「あれ?この中で私と契約したいって言った子どの子?前に出てきてくれると助かるんだけど。」


ぴょこぴょことぎこちなく前に歩み出てきた1匹。


「ピヨ!」


「君は私と契約したいの?」


「ピヨ!!」

ぶんぶんと縦に頭を振るバードジュニア。


「ふむ。ラウ。この子の言葉通訳できる?」


『はい。出来ますが。』


「じゃあ、理由聞くから通訳して。」


『かしこまりました。』


「さて、で?なんで契約したいの?」


「ピヨ!ピヨピヨピー!」


『えっとですね。私は強くなってお母さんたち守りたいの!だそうです。』


「そうかあ。お母さんたち守りたいのか。んー。よし!じゃあ、強くなって、この拠点の門番してもらおうかな!そういう子がいてもいいよね!」


「ピヨ!ピー!!!」

喜んでいるようだ。


ピロン♪

バードジュニア二名前をつけてください。

[ ]


んー。名前かー。


見た目はまんま黄色いヒヨコなんですよ。進化したら黄色じゃなくなるだろうけど。うー。


よし!


ピロン♪

名前は[ルナ]でよろしいですか?

【Yes】or【No】


Yesで。


ルナのステータスは?


名前: [ルナ]

種族:バードジュニア LV1


HP 10

MP 2


攻撃 5

防御 1

魔攻 2

魔防 3

器用 2

速さ 2

運 1


《スキル》

<嘴 LV1> <翼LV1><爪 LV1>

<>


SP 0


なんだろう。この感じ。これが普通なんだよね!いやぁ。毎日レアばかり相手してるからおかしくなってた。うん。さて、空きスキルには魔法スキルか。何にしようかな。んー。火はウインディで、雷はヒカル。風と土はクルードで、闇はラウ。オールラウンダーが、アテナ。残りは水と氷と光か。ここはあえて、氷で!氷を操るヒヨコ。かっこかわいいかも?まあ、進化後が変わってくるだろうし楽しみにしておこう。


「じゃあ、ルナも一緒においで。チャットが終わったら鍛えに行かないとね!」

手を差し出し、その上に乗るように促す。


「ピヨ!」

私の手の上にちょこんと座るルナ。


「じゃあ、君たちもまたね。」

他のバードジュニアたちとバードスピーク2匹と別れ、拠点の中に入る。



〜拠点内のリビング〜


「さっ、早く終わらせようか。」


「そうだね。」

と黒龍。


《フレンドチャット》


ユウキ:みんなー聞いてくださーい。すでに知っている人が複数いるだろうけど、私、クラン作ったんだー。それに入りたい人、挙手!


黒龍:ちなみに、クランマスターが、ユウキ姉ちゃんで、サブマスが僕だよ。現在は清龍と、火龍、イアンの5人のクランだけどノアさんが入りたいって言って増員することになってるんだけど他のみんなはどう?


ラタ:俺は入りたい!( ´ ▽ ` )ノ


光龍:同じく( ´ ▽ ` )ノ


ミリア:え?私も入りたいわ!( ´ ▽ ` )ノ


カイト:俺も俺も!( ´ ▽ ` )ノ


メリーさん:はいはーい!( ´ ▽ ` )ノ


ギン:入りたいです!( ´ ▽ ` )ノ


ツルギ:入らせてください!( ´ ▽ ` )ノ


ノア:俺はもちろん入りたい!( ´ ▽ ` )ノ


清龍:知り合い全員じゃない。


火龍:いつものメンバーだな。同じ顔文字使いまくってんじゃねえよ。少し変えろよ!


イアン:βプレイヤーさん多いですね。


ユウキ:やっぱ、全員か。拠点が小さいし、あまり外見変えたくないから増築とかも控えたいんだよね。どうしよう。


ラタ:増築って言っても、横とか、上にじゃなくてもいいんだぞ?例えば地下とか。


ユウキ:あぁ。その手があるか。ふむ。外観も変わらないし、それは相談してみるか。


黒龍:じゃあ、全員入らせるの?


ユウキ:うん。なんか、選考会的なのしようかと思ったけど面倒くさくなった。


ノア:で、話変わるんだけどさ。ユウキ最近何もやらかしてないの?


ユウキ:やらかすってなにー?この世界なら楽しんでますけど?


黒龍:ユウキ姉ちゃんがやらかさない日はないと思うよ?やらかして帰ってきた後だし。ね?


ラタ:何したのか聞いてもいい?正座しろっとか言わないし、ただの興味だから。攻略に役立つ情報なら聞いといて損はないし。


ユウキ:別にいいけど。昨日、エルフの国に行ったぐらいかな。最近は。


ギン:ブハッ!


ミリア:ちょっと汚い!


メリーさん:やめてよね〜。そんなことより、エルフの国に行ったの?どんな感じ〜?


ユウキ:そういえば、メリーさんとミリアはエルフだったね、エルフがいっぱいいた。店とかはまだ回ってないからわかんないや。


ラタ:そのエルフの国には観光で行ったんじゃないのか?


ユウキ:いや、クエストで行った。お迎えに。


ギン:お前、まさか。


黒龍:正解を言っちゃうと、はじまりの国の王妃様と王女様を迎えに行くっていうクエストでしょう?お姉ちゃん♪


ギン:お前、はじまりの国の好感度どれくらいなの?


ユウキ:最後に見たのがクエスト受ける前だからわかんないけど、その時は90%だったよ。


ミリア:え?


メリーさん:そんなにあげてたの?!


清龍:さすが、クランマスターね♪


ユウキ:クランマスター関係なくない?


ギン:今、やばいことになってそうだな。もう、95%ぐらいだと思うぞ?ちなみに、100%になったら何かしら起きるから。内容言えねぇけど。


ユウキ:ほう!それは楽しみだ!


ラタ:他にはないのか?


黒龍:んー。僕は分からないかな。


ユウキ:あ、契約獣が増えたよ!


黒龍:ああ、そっか!さっき4匹目だっけ?


ユウキ:いや、ルナは6人目だよ?


ノア:え?ウインディとヒカルとラウだろ?ルナ入れたら4匹じゃん。


ユウキ:そういやぁ、アテナとクルードの紹介してないね。後で紹介するよ。


ラタ:最後に質問!


ユウキ:なにー?


ラタ:拠点どこ?


ミリア:それを聞かないとわからないわね。


ユウキ:ごめんごめん。場所はノアが知ってるから、説明か、案内よろしく。


ノア:俺に投げた!?


黒龍:んー。スキル屋のシャールさん知ってる?その人に聞けばわかるよ。僕が伝えるように言っておくから。


メリーさん:シャールさんいい人だよね!


光龍:黒龍、お前、好感度システムのとこの噂ってなにになってる?


黒龍:なに?急に。


ツルギ:俺も聞きたい。ユウキさんと同じかんじのプレイしてるんだろ?最近。


黒龍:んー。ちょっと待ってね。


ユウキ:どうしたの?ちなみに私は国のアイドルだよ。


光龍:それは初耳だわ。アイドルになっちゃったのな。


黒龍:見てきたよ!黒騎士だって!


ユウキ:厨二だね。


光龍:やっぱりお前か。


ツルギ:なんでだ。


ユウキ:だからどうしたの?


黒龍:これがどうかしたの?


光龍:冒険者ギルドのクエストボードにな、黒騎士様に届けて!っていうクエストがあるのですよ。なにしたお前。


ツルギ:しかも全員女の子!もてやがって!リア充爆発しろ!


黒龍:僕何かしたかな?たまに困り事をしている人がいたから話を聞いて、できそうなら受けて行ったからかな。討伐系よりも、護衛系をしてたからかも。他にも、他プレイヤーの補助とかアドバイスとか?


ユウキ:なんだろう。黒龍が大人に見える。黒龍は騎士目指してるの?


黒龍:守る仕事をしてたから騎士に見えたんじゃない?


ユウキ:そっか!じゃあ、相当強くなってそうだね!戦闘時が楽しみだよ。まあ、契約獣のレベル上げが先だから、もう少し後になるけど。


黒龍:僕も、お姉ちゃんがどれくらい強くなったのか楽しみだよ!


ラタ:ま、拠点についてはまたどこかで一回集まってもいいな。んー。


ユウキ:じゃあ、3日後に集まれる?集まれるなら冒険者ギルドに集合しよう!クラメン登録しないといけないから。


黒龍:そういえばそうだね。そうしようか。


イアン:私も行ったほうがいいですか?その日、出かける予定で・・・


ユウキ:無理してこなくていいよ。イアンはクラメン登録してあるから大丈夫だし。お出かけしておいで!そこまで縛るようなものじゃないし!


黒龍:うちは自由がモットーだからね!


ユウキ:そういうわけで、かいさーん!!


黒龍:はーい。


ノア:あいよー。


ラタ:おー


《フレンドチャット終了》





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ