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姉弟初めてのVRMMO  作者: 神白
44/106

第42話 本気で・・・

《訂正部分》

帰らないのいけない

→帰らないといけない

「というわけで暗殺者を買収しました。」


「買収って言い方はどうなのかな。私は師匠なのですよ!(ドヤァ)」


『ユウキ様殺していいですか?』

『マスター、私もラウに同意よ?』

殺気立つ2人を頭を撫でてなだめる。


「よしよし、私が一番イラついてるから落ち着いてね?なんでこんなのを師匠にしたのかな。はあ。」


「お疲れ様のところ悪いけれど、料理はどうしたの?」


「ありますよ。テーブルに用意しますね。」


アイテムボックスから料理を取り出す。

今夜はこんな感じ・・・


【鶏肉の塩とモンの果汁焼き★】

品質A 出来上がり度9

効果:空腹ゲージ40%回復

HP10%回復

説明:バードスピークを塩とモンの果汁で焼いたもの。さっぱりとした味わいとなっており、美味しい。追加効果:一時間防御力5%上昇。(1時間)


【兎肉の唐揚げ★】

品質A 出来上がり度8

効果:空腹ゲージ30%回復

HP5%回復

説明:ホーンラビットラビットの肉を使用した唐揚げ。あっさりした味わい。


【野菜スティック・万能ソース付き★】

品質A 出来上がり度7

効果:空腹ゲージ20%回復

MP10%回復

説明:生野菜を食べやすいようスティック状に切り揃えられたもの。万能ソースが添えられておりそれをつけて食べるととても美味しい!


【フルーツタルト】

品質A 出来上がり度10

効果:空腹ゲージ20%回復

HP20%回復

MP10%回復

4種類のフルーツをバランスよく並べられ、アートのような不思議なタルト。

一定時間、随時HP10%回復が付く。(効果時間:2時間)


ふむ。もうどうなってもいいや!ドリンクはポーションをプラスで10本ずつ作ったから大丈夫でしょう。食べるのはこの世界の住人だしいいのだ!マヨネーズを始めて一からつくったけど無事に成功したようだ。その代わりに、HPじゃなくてMP回復になったのは気にしない!そう!もう気にしちゃ終わりだ!


「ユウキ?どうしたの?」


「いや、鑑定結果がえらいことになってましたが気にしないことにしました。」


「ちなみにその内容聞いても?」


「ええー。いいたくないです。この国の人たちがどのくらいのもの作るか基準とか知らないし。」


「あら、それなら教えてあげるわ。品質はAが出たら奇跡とも言える状態。プロの調理師でも、Bに行くかわからない程度で、出来上がり度はプロの調理師・・・王宮の調理師は7を出すことができるわ。すごいでしょう!」


「あー。ますます言えなくなりました。」


「ふむ。どういうことかな?弟子よ!答えなさい!師匠命令です!」


『『黙れ!!』』


「ラウ、アテナー落ち着けー。そんなに師匠のことかまい続けてたら体力なくなるからほっときなさい。当分一緒にいる予定だから。」


『わかりました。マスター』

『ですが・・・!はぁ、わかりましたユウキ様。』


2人も落ち着いてくれた。よかった。


「そんな短気だと寿命なくなりますよ?」

と嘲笑うカルマ師匠。


『っ!』

ラウは怒鳴るのをなんとか耐えた。


「師匠?今なんて言いました?うちの家族に向かって。」


「事実を言ったまでだが?」

ユウキが出てくることに驚いたカルマ師匠は素で答えてしまった。


「・・・そうですか。少しお話があるのでついてきてもらえます?」


「ん?それは今でなくてはダメなのか?料理がさめてしまうのでは?」


「温かいうちに終わらせるので・・・。あ、レミリアとノエリアさんは食べてていいです。他のみんなもね。」


「ふむ。短いのであればすぐに済ませましょう!どこに行くのですか?」


「ついて来ればわかります。」


「では、王妃様、王女様少し離れますね。」


「・・・え、ええ。頑張ってね?」


「?」


「カルマおじちゃん、謝ってくるんだよ?」


「え?どういうこと・・「早く行かないと冷めますよ。」あ!待ってください!」


すでに扉の前に立ちドアを開けようとしたユウキを追いかけるカルマ。


2人が出て行った室内では・・・


「ユウキ、キレてなかった?」

とノエリアさん。


『ユウキ様、キレてましたねぇ。完全におこでした。』


「あなたたちはどうなるか知ってるのかしら?」


『多分明日の朝まで、カルマさんは帰ってこないでしょうね。マスターがキレてたの初めて見たわ。』


「「クォーン」」ブルブル!!

ウインディとヒカルは怯えている。


『あんな奴いらないです。』


「まあ、確かに今回はカルマが悪いわね。」


「カルマおじちゃん大丈夫かな〜?」


『まあ、死にはしないでしょう。・・・多分。ちょっと様子見てこようかな・・・』

と、アテナが移動しようとした瞬間!



ドガン!!!!!!!!!!!!



「きゃっ?!」


『揺れましたねぇー。』


『これはマスターの魔力ね。』


「え?え?」

戸惑うレミリア。


「レミリア大丈夫?!」


「う、うん。大丈夫。おかーさんは?」


「大丈夫よ。いったい何したの。」


『恐らくあのスキル使ったんでしょうねぇ。人にやるのは初めてでしょうし、手加減できていたとは思いますが。ユウキ様怒ってますから、出来たかどうかはわからないですね。』


『そんなスキルあるの?なら、私に会う前に取得したものなのね。どんなスキルなのかな!』


『そういえば、アテナとクルードはまだでしたね。クルードは覚えられますが、アテナには・・・触れるんでしょうか?』


『契約者であれば触れるわよ!』


『それなら問題ないですね。強化すればアテナなら使い方次第で料理も食べられるようにもなれるかもしれないですね!』


『それは楽しみだわ!あ、料理冷めちゃう。食べましょっ!』


「・・・カルマが生きてるのかだけでも見てきてくれない?ミリ・・アテナ。」

と申し訳なさそうに聞くレミリア。


『んー。それは、いいわ。でも先に料理は食べててね?マスターが悲しむから。』


「もちろんよ。」


『じゃあ、行ってくる!』

スッと消えるアテナ。


「はあ、大丈夫かしら。」

ぽつりと呟くノエリア。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



宿を出て、宿裏に着いた2人。


「それで、話とはなんでしょう?」


「私の家族を傷つけるのやめて欲しいんだ。」


「はあ、まさかそんなことで呼んだんですか?そんな話ならあそこでもできるでしょう?」


「ううん。できないよ?だって、君を痛めつけるのをレミリアのノエリアの前でできるわけがないでしょう?・・・確かに、貴方は私の師匠となった。だからって私の家族傷つけるのおかしいんじゃないかな。」


「家族家族といってますが、現実見てます?アレは魔獣ですよ?」


アレ?今こいつなんて言った?あー。とりあえず、こいつ死にたいのか。そうか、そういうことか。


「・・・カルマ?とりあえず一発くらわせていい?」


「はっ?どうしてそういう話に・・・。まあ、いいですよ?弟子の貴女がどれくらいの実力の持ち主か見とく必要がありますし。」


「・・・そう。・・・じゃあ、行くよ?」


魔力纏を発動させ、全魔力を右手に込める。装備によって強化された速さで瞬時にカルマとの間合いを詰める。


カルマは防御の姿勢を取れず、真正面からユウキの強化された右手の攻撃を食らう。そして、


バキバキバキ!!!!

ドガン!!!!!!!!!!!!



大きな音を立てて木をなぎ倒して飛んでいくカルマ。


ユウキは、平然としたまま飛んで行ったカルマのところに行く。

カルマは、吐血し失神していた。

失神していて聞こえてないだろうが、ユウキは構わずいう。


「次に私の家族傷つけてみろ。次にやるときは完璧に消し去るから。」


木々は物々しさを語るかのように時間が経っても元に戻らない。さほど気にせず、宿に戻る。

宿に戻ると、受付のおばさんが連れがいないことに気づき、質問してきた。


「あ、あんたぁ。もしかして、さっきの音って・・・。」

かなり怯えた様子で聞きに来る。


「ちょっとした喧嘩ですし、死んでないから大丈夫ですよ?ちゃんと手加減しました。・・・でも、」


「・・・で、でも?」


「私今日すごく機嫌悪いので、私の守っている人を狙う輩がここ付近にいるのであれば今、相手しますよ?八つ当たりとして。・・・あいつのようになりたいのなら、襲ってきても構わないですけどね!つぎは加減できないと思うので、死にたいなら襲ってきてください♪以上です。」

大きな声で宿の中にいるであろう他の暗殺者に聞こえるようにいう。


シーン


これで少しは楽になるだろう。と。

さて、戻るか。


店員のおばさんが呆然としているのを無視して、二階に上がる。


途中でアテナの魔力を感じ、止まる。

ピロン♪

魔力感知LV1を習得しました。


ふむ。いいのを取得したな。これで特定の誰かの位置がわかるのか。なかなかいいね。アテナは今・・・ゴミのところか。様子でも見に行ったかな。回復もしてあげているな。あんな奴ほっときゃあいいのに、全くお人好しさんめ。

さて、殺気を閉じ込めて・・・ふう、落ち着いた。さあ、ご飯食べよう。お腹すいた。


ガチャ。


「ただいま〜。はーおなか減ったーご飯食べよう!あ、食べてるか。どう?美味しい?」


「お、おかえりなさい。」

少し、震えた声で言うノエリア。


ふむ。怖がらせてしまったな。別の場所で食べるか。


「・・・ごめんね。怖がらせて。そんなつもりはなかったんだけど。今日のご飯は別の場所で食べるね。」


「待って、行かなくて、いいわ。生きているのよね?」

途切れ途切れだがしっかりと真正面から聞いてくる。


「・・・生きてますよ。今じゃ、アテナが回復させて、復活してる頃じゃないですかね。あの子は回復魔法使えますから。」


「そう。なら、いいの。ほら、ご飯を食べましょう?」


「・・・でも。」

やっぱり、居心地が悪い。


「ユウキ、この料理すごく美味しい!お城でもこんなの食べれないよ?!」

と料理に驚いた、レミリアが話しかけてくる。


「まあ、出来上がり度9だからねえー」

つい、本音を言ってしまって、すぐにしまったと思う。たらりと汗を垂らし、ギギギとノエリアとレミリアを見る。


あんぐりと口を開けたまま惚ける2人。


やばっ。


「ど、ど、ど、どういうこと?!これ全部?!」

「え?え?えぇ?!」


ユウキと料理を見比べるレミリアとノエリア。


「 あー、全部じゃないよ?野菜スティックは7だし。」


「野菜スティックで7?!なんで!」


「ソースが美味しいからじゃないの?」


「え?これ?食べてなかったわ。待って・・・っ!美味しいわ!なんていうソース?!」


「万能ソース。他の料理にもつかえるからね。」


「ちなみに他のは、全部9?」


「料理は唐揚げが8、バードスピークが9、スティックが7、最後に、デザートが・・・」


「「が?」」

2人息ぴったりで聞く。


「・・・10です。」

ユウキは耳を塞いで答える。


「「ええーーーーー!!!!」」

大声が響く。

そこに、


バン!

「私のご飯残ってます!?・・・あれ?どうしました?」

空気を読まないゴミが来た。


「アテナー復活させなくてよかったのにー。」


『マスター、やりすぎよ?内臓破裂してたわよ。あのままだと五体満足で生きていけないわ何かしら後遺症が残ってたわ。少し記憶障害出てるわよ。』


「そいつが悪いんだもん。私悪くないもん。」


『ユウキ様、手加減しましたか?』


「今ある全部の魔力を使った。後悔してない。」


『それは後悔してください。マスター。』


「だが断る!」


「・・・何が起こったのか、全然覚えてないんですよ。貴女が近づいてきて衝撃を受けたのは覚えてるんですが・・・その後はそこのアテナが回復してくれて・・・あの、さっきのスキルについて聞きたいです。習得方法教えてください。」


「いやだ。覚えさせるのはアテナとクルードだけ、お前は私の家族じゃないだろうが。ごみ捨て場に放置してやろうか。」


「ユウキ?その辺にしてもらえる?・・・それにこっちの話が終わってないわ!なんでそんな高ランクの料理が作れるの!」

私が何気なく話をそらしたのに、ノエリアが戻した。


「え?料理がどうかしたんですか?」

こいつ、黙れ。話が蒸し返されるだろうが。


「ユウキの料理の出来上がり度がありえない数値なのよ。かくかくしかじかでね?」

と、説明するノエリア。やめて、話したら面倒・・・


「な、なんですとぉーー!!どれですか食べさせてください。」


あー、うるさい。


バクバクもぐもぐ!!!


「うまい!こんなの初めてです!はっ!いいこと思いつきました!ユウキ・・・結こn(ゾク!!)え?」


「どうしたの?」


「なにか、寒気が。」

両腕を両手でこするカルマ。


「変なこと考えないほうがいいよ?はじまりの国に私のこと大好きな弟がいるから、殺しにくるよ?」


「弟ですか。その人物なるものに会ってみたいですねぇ。」


まあ、いいや。

「さて、私眠いから寝ていい?」


「え?護衛は?」


「そこの男がやるんじゃないの?異界に帰らないといけないし。」


さっき確認したらできるようになってたんだよね。


「そうね、貴女にも生活があるものね。じゃあ、カルマに頼むわ。」

と、カルマに依頼するノエリア。


「多分、お客さん(暗殺者)ほとんどこないと思うよ?私がいると思ってるから。しっかり脅したからね。」


「そう。まあ、一応ね。」

と、ノエリア。


「じゃあ、ケーキは全部あげるよ。みんなで仲良く食べてね?」


はっ!とレミリアとノエリアとカルマの目が戦闘モードに変わる。


「じゃ!また明日♪」





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