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姉弟初めてのVRMMO  作者: 神白
43/106

第41話 師匠

〜宿・森の里〜


今思ったんだけど、夜のイベントがあるってことはログアウトできないの?

試してみる。


ピロン♪

ただいまのクエスト〔シークレットクエスト:はじまりの国の姫達の護衛〕

を諦めることになります。

諦めますか?【Yes】or【No】


いや、諦めないです!Noで!

危ない危ない。


えー。じゃあ、黒龍に連絡入れとこう。


《フレンドチャット》


ユウキ:黒龍?今いい?


黒龍:あ、お姉ちゃん!やっと繋がった!


ユウキ:え、連絡してきてたの?着信なかったけど。


黒龍:なんか特殊な依頼してるの?


ユウキ:うん。それでね、ログアウトできないみたいでさ。それ伝えたくて、連絡した。


黒龍:え?ログアウトできないの?


ユウキ:したらクエスト諦めますか?ってでてくるの。シークレットクエストだから諦めたくないんだよね。


黒龍:すごいの引き当てたね。さすがお姉ちゃん!


ユウキ:あ、それとね。黒龍って冒険者カードっての持ってる?


黒龍:?なにそれ。知らないなー。


ユウキ:あのね、冒険者ギルドに言ったらもらえると思うんだけどね。色でランク付けしてるんだって、実力で色が変わるシステムらしくて、自分の実力が分かるから結構便利だし、他の国に行くとき見せないといけないみたいだから広めてくれる?


黒龍:他の国に行くとき必要なら広めないとね。・・・あれ?じゃあ、お姉ちゃん、今エルフの国?


ユウキ:うん。はじまりの国の王妃と王女迎えに来てる。


黒龍:・・・・・・うん。そうなんだ。へー。


ユウキ:あれ?黒龍?


ユウキ:落ちたかな。


ユウキ:まあ、そういうことでよろしくね!黒龍!


《チャット終了》


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



さてさて、宿に着いた。部屋は結構広いさすがVIPルーム、ベットは3つ。洗面台風呂場付きでトイレもゴージャスでした。

ベットの3つのうち2つはダブルでして、広々でした。私はシングルです。広すぎると落ち着かないからいいんですが。

では、まず準備の前に、ノエリアさんと、レミリアにある質問しないといけません!


「さて、宿に着きましたけど、ノエリアさん、レミリア、質問があります。」


「あら、なにかしら。」


「なーにー?」


「2人はモフラーですか。」

真面目な顔で聞きます。


「「・・・。」」

呆然とする2人


「ふふっ。真面目な顔でなにを聞くかと思えば、私はもふもふ好きよ?」


「私も好きー!」


「じゃあ、極上なもふもふを一晩貸してあげます!サモン:ウインディ、ヒカル!」


ウインディとヒカルが召喚される。

「「オォーン」」


「ウインディ、ヒカル。今日は夜になっちゃったから帰らずに泊まることになったの。でね?この2人を守るのを任せたいんだけどいい?」


2人は一緒に夜も一緒に居られることに喜んでいるようだ。尻尾がちぎれそうなくらい振りまくっている。

「「ウォン!!!」」


「いい返事!お願いね?」


「かわいい!私は黒い子がいい!」


「黒い子はヒカルだよ。もう1人はウインディです。ウインディはノエリアさんよろしくね。」


「「ウォン!」」


「あらまあ、ふわふわね。よろしくね?」


「ウォン!」


2人ともなでなでしてもらってのびている。かわいい。あと、


「アテナは2人についてくれる?」


『え?マスターはどうするの?』


「私は自分で守るから大丈夫。」


『私もいますしね!』

とラウが言い張る。


「あ、ラウにはお仕事頼みたいんだよね。」


『えぇ!お側にいたらダメなんですか!?』


「そのお仕事終わったらそばで寝ていいよ。」


『よかったです。それでなんのお仕事ですか?今の内にしておきます。』


「じゃあ、・・・・・・をお願いしていい?」


『ああ、そういうことですか。わかりました。では準備してきます!』


「クルードは今日はお勉強の日ね。みんながどんな感じで動くか、よく観察して、もし参加するとしたら、どのように動けばいいのか考えること!いい?」


「キュルアー」

うなづいたのを確認して、ユウキは自分自身のSPとみんなのSPを振り分けに入った。そして、こんな感じになりました。


ステータス


名前:〈ユウキ〉


種族:天龍


メインジョブ:アークサモナーLV1

サブジョブ:暗殺者 LV5→6



HP 75→95

MP 80


攻 32→ 35(+55)

防 17→ 25(+40)

魔攻 18→20(+35)

魔防 17→20(+70)

速さ 30→42(+85)

器用 13

運 16


《スキル》

< 風魔法 LV7 > < 光魔法 LV5 >

< MP回復 LV8 > < 短剣士LV5→6 >

< 採取 LV6→7 > < 蹴りLV6 >

< 殴りLV4 > < 調理師LV4 >

< 調薬 LV4 > < 鑑定士LV2 >

<魔力付与LV3 > <魔導師LV1 >

< 錬金LV2 > < 隠密LV7→8 >

< 隠蔽LV5→6 > < 威圧LV3 > < 拷問LV3 >

< 魔力纏LV4 > < 水泳LV1 >

< 影魔法LV1 > < 暗殺LV2→5>

< 火魔法LV1 > < 水魔法LV1 > < 土魔法LV1 >

< 雷魔法LV1 > < 氷魔法LV1 > < 闇魔法LV1 >

< 調教LV1→2 > <毒耐性LV1>


所持SP 47→0


スキルのレベルが少し上がってたからその分のポイントも割り振った。装備のせいで、速さがおかしいけどそれを生かして頑張るか。

つぎは、みんなの分しないとね。


名前: [ ウインディ ]

種族:フレイムウルフLV3


HP 100

MP 80


攻撃 35→40

防御 25→35

魔攻 25→30

魔防 20→25

器用 8

速さ 45→50

運 15


《スキル》

<跳躍LV8><鋼の牙LV2>

<斬撃LV1> <風魔法LV8>

<火魔法LVMax ><疾風LV3>

<炎魔法LV1><隠密LV7>

<追跡LV4> <隠蔽LV1>

<魔力操作LV6><魔力感知LV2>

<魔力纏LV1><毒耐性LV1>


SP 30→0



名前: [ ヒカル ]

種族:ライントニングウルフLV14


HP 150

MP 100


攻撃 50→56

防御 65

魔攻 40→45

魔防 35→40

器用 10→30

速さ 85→100

運 20


《スキル》

<跳躍 LV8><鋼の牙 LV2>

<斬撃LV2><雷魔法LV7>

< 風魔法 LV6→7> <隠密LV6>

<電光石火LV3><魔力操作LV5>

<魔力纏LV1><魔力感知LV2>

<追跡LV4><毒耐性LV1>

<二刀流LV1→2>

SP51→0



名前: [ラウ]

種族:ダークネススパイダーLV1


HP 65

MP 40


攻撃 20→40

防御 15→25

魔攻 30

魔防 18→25

器用 28→35

速さ 35→46

運 30


《スキル》

<影魔法 LV6><暗殺 LV6→7><闇魔法 LV5→6><念話LV4> <影糸LV5><斬撃LV1>

<隠密LV7><魔力回復LV8>

<魔力操作LV1><魔力纏LV1>

<魔力感知LV1><毒耐性LV1>


SP55→0



名前: [アテナ]

種族:レアゴーストLV22


HP ∞

MP 150→180


攻撃 5

防御 40→50

魔攻 250

魔防 300

器用 150

速さ 80→100

運 30


《スキル》

<幻覚魔法 LV2><光魔法 LV9>

<火魔法 LV5><念話LV2→4>

<読心術LV5><風魔法LV5>

<水魔法LV5><土魔法LV5>

<雷魔法LV3><氷魔法LV3>

<魔力回復LV8>


SP 60→0


クルードはレベル上げしてないからね。まあ、いいとして。うん。アテナは物理で攻撃する方法ってないからなー。魔力の底上げぐらいと、速さを上げた。他のみんなは均等に上げた。なかなか溜まってたよポイント。


さて、頑張りますかね。

その前に。


「ユウキ、ご飯を作ってちょうだい。」


「では、台所借りてきますね。なにがいいとかあります?」


「お肉のご飯食べたい!」

と主張するレミリア。


「この国では魚が主な料理だから恋しくなっちゃったかしら。私もお肉料理でいいわ。」


「じゃあ、バードスピークとホーンラビットの肉持ってるんで、それ使いますね。デザートは何か希望あります?」


「なんでも大丈夫!」


「私も大丈夫よ。」


「では、作ってきますね。みんなー。私はなれるけど2人をちゃんと守っていてね。」


「「ガウ!!」」

『お任せください!マスター!』

『了解です、ユウキ様!』



〜厨房〜


さて、料理はさっさと作って客の世話をしないとね。ああ、客と言ってもご飯を待ってるみんなじゃないですよ?暗殺者の方です。さっきから後をつきまとってうざったいんですよねー。気配消せてないんですが?これはどういうことでしょうね。


「私に味見させてください。」

小声でお願いしてきたし。


「あげません。」


「毒を混入させたりはしないですから!」

必死だなー。


「したらすぐわかるので黙ってください。」


「鑑定持ちですか。くっ。」


「ストーカーとして報告してもらいますよ。ノエリアさんに。」


「ううー。・・・白状します。私グルメマニアなんです!食べさせてください!」

マニアとかめんどくさそう。


「あ、そうですか。あげませんが、なにか?」


「・・・。」

私の対応に殺意が芽生えたようだ。


「そんなに睨みつけてもあげません。これは2人分ですから。あと、契約獣のみんな分。」


「・・・降参するので。ください。」


「は?なんの降参ですか?」


「暗殺するのやめるのでください!」


「暗殺するのやめても、寝込み襲うのやめないとか屁理屈こく気でしょう?」


「なぜわかったんですか!」


わかりやす!言うのかよ。


「ぐぅ。曲者ですねあなたは。ますます弟子に欲しい。」


「弟子にしたいなら普通に頼めばいいのに。」ぼそっ。


「え?」


「なんでもないです。」


「まって!今頼めばいいのにっていった?!」


「聞こえてるのに聞かないでください。」


「頼めば、なってくれるの?」


「はあ。別に、なりたくないとは言ってないし、エルフの国に永住しなくていいのでしょう?私に不利益なことないじゃないですか。あなたをそばに置いとけば新しいスキルを身につけられるかもしれないでしょう?1つではなく、何個も。」


「あ。」


「気づいてなかったんですか?わたし、負ける予定で居たんですけど。」


「え??」


「はあ。勝負取りやめるなら、3人分作ってもいいですよ?カルマ師匠?」


「・・・っ!取りやめる!!!!」


食べてもないのに料理の虜になってしまっている。カルマであった。


チャンチャン♪



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